銀城歌劇団楽屋日記

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高齢者だってロックやサブカルが好きだ!?

2011年09月02日 22時02分43秒 | 街のブッ飛びな人々
ども。今日、何かの冊子にて今井先生が好きだったRCサクセションのギタリスト・仲井戸麗市氏が今年還暦を迎えるとの記事を見たのですが、今回は彼らと同世代の人達を見てて思った事の話。

今日、会社の帰りに寄った書店にて高齢の女性2人連れが雑誌コーナーにてある雑誌を探していたのですが、何分かして相方の女性がその冊子はすでに休刊した事をもう一人に告げ、その女性はとてもガッカリした様子でした

私はその様子をさりげに観察していたのですが、そのお二方の探していた雑誌と言うのがなんと「ぴあ」だったから驚き!

「ぴあ首都圏版」と言えば7月21日に有終の美を飾るべく豪華な「休刊号」が出て大いに話題を呼びましたが、先のお二方にとっては「ぴあ」は最新の  文化情報  が手に入る貴重な情報源だったみたいですね。

個人的に気になったのは2人連れの女性の方の内、「ぴあ」の休刊を告げた女性は何処にでもいる主婦風の格好だったのですがもう一人の女性は薄化粧で男性の様に髪を短くかりあげ(ちなみに白髪)、ストライプのシャツにブカブカのズボンにはサスペンダーと言うかなりパンキッシュな服装をしていた事です。

上記の女性は一体何の情報が目的で「ぴあ」が欲しかったかは判りませんが多分、男装風の女性の方は昔から既存のカルチャーには飽き足らず、自ら「ぴあ」をチェックしてはTVでは取り上げられない最新の音楽コンサート情報や単館上映系の映画、イベントに足を運んで楽しんでいたのではないでしょうか?元祖サブカル少女っぽい感じ。

「ぴあ」の創刊は1972年だから、多分この女性は愛読者第一世代だったのかも知れない

立ち聞きしていると主婦風の女性の方は「インターネットの発達で必要な情報が簡単に手に入る様になったから「ぴあ」は休刊してしまったみたいだけど、私達はインターネットの使い方が解らないから困るわね」と話していたのが印象的でしたが、正直若い頃からサブカルに親しんで来た世代にとっては「ぴあ」の休刊はそれなりに衝撃的だったんだなぁと思いましたね

BUCK-TICKのライブ会場でも親子連れとか結構見る様になったし、これから益々増えると思われるインターネットが使えない初期のロック・サブカル世代の高齢者のためにもマスコミはもっとフォローできる媒体&場所を取り上げるべき&増やすべきではないのでしょうか?
コメント
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