錦織圭選手が全米オープンテニスの決勝に進出した。日本人として初めてのことだということで近頃暗いニュースが続いていた日本に明るいニュースを伝えてくれたことを感謝したい。決勝戦でも是非全力を出し切って優勝して欲しい。
テニス競技は非常に過酷なスポーツであるという。準決勝では気温35℃を越えるコートを4時間以上走り回り、ラケットを振り、その上に試合の駆け引きに頭脳を使う。その体力と精神力は並大抵のものではないだろう。ここまで来たのは錦織選手の尋常では無い努力のたまものだと思う。
筆者は大学2年(1957年頃)の体育の授業でテニスを囓ったことがある。ラケットで打ったボールが自分の思う方向に飛んでくれないことを悔しかった。ラケットと言えば当時スポーツの道具としては異常に高価であり買うことは出来なかった。それで大学の備品を使わせて貰った。そのときラケットのアミ(ガット)を張る糸は羊の腸で作ると教えられたときには驚いた。今は、ナイロンなどの合成繊維を使用する人が多いと言うがやはりナチュラルガットのほうがいろいろな面で優れているそうである。
錦織選手にお願いしたい。ゲームでは日頃の努力の成果を出し切って欲しい。しかしさらに充実したテニスを楽しんでもらいたい。日本中の人々が応援している。
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