goo blog サービス終了のお知らせ 

寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

鎌倉古我邸(フレンチレストラン)で少し贅沢をしました

2015年06月13日 07時02分56秒 | グルメ

 6月初めのさる日元同僚2人と鎌倉にある古我邸というフレンチ

レストランで食事をしました。

 この店は2015年4月17日に開店したばかりの新しい店です。

構えは旧華族が別荘として使っていたということで、床も木造の

少し懐古趣味的な様相でした。

 食べログではいろんなことが書いてありましたが、接客も笑顔を

絶やさず非常に好感を持てました。

 料理は地元で生産された野菜や魚とほろほろ鳥のソテーそれと

フォアグラも添えられていました。料理の味は提供価格にしては、

美味しかったです。

 店員の人は、もう一度書きますが親切で写真も進んで写してくれ

ました。

 食事の前に少し散歩をしようと思いましたが沢山の人で賑わって

いました。同行の鎌倉は3人とも久しぶりのことで、私の行った数十

年前とはずいぶん様変わりしていました。八幡宮への参道は現在

新たに桜並木にすべく工事中でした。小町通りは週日にも関わらず

行き交う人で混雑していました。

 食事の後で銭洗い弁天へ行ってみました。静かな鎌倉の面影を残

し、山方ではしきりとウグイスの美声と谷渡りのキョキョキョコという

音が聞こえてきました。

 弁天様では束ねた高額紙幣をザルに入れて水にさらす様がすこし

哀れを誘いました。あの辺は静かな住宅街でしたが、各種各様の店

を出して商っている様子には少しがっかりもしました。

 それでも久しぶりの鎌倉散策と思いがけない食事に楽しいひととき

を過ごしました。

 

 

 

 

 

 


少子化対策と高齢者増加対策について

2015年06月13日 00時47分36秒 | 日記・エッセイ・コラム

 高齢者が増加することは数十年前から統計的に明らかになっ

ていた。人口の年代別構成図というのを何回も見せられた記憶

がある。その形からいわゆる団塊の世代ということが話題にな

った。当然その世代の人達が結婚して子どもが生まれるとその

一つも団塊の世代になる。しかし社会の景気変動によって子ど

もを産めないような状態になると、少子化ということになってしま

う。少子化の原因は、女性の生涯出産数の減少にあるという。こ

れは女性だけの問題ではない。結婚して通常の家庭生活を送る

ことが出来れば夫婦の生涯出産数の減少という問題は発生しな

いはずである。

 政府はかってゆとりのある生活をなどという政策を打ち出したこ

とがあるが、社会は経済優先主義に走ってしまった。その結果、

生産コストをいかに安い賃金に押さえるかが優先された。

 賃金が低くなれば、夫婦で働かなければならず子どもを産む機

会が減少することになってしまった。そして社会は少子化へと進ん

でしまった。そういうような社会の中で、妊婦に対する優しさが失わ

れてきたという報道が見られる。

 このような事々が今の少子化を招いたとみるのは間違っている

だろうか。

 社会が一丸となって若い世代が安心して結婚し、子どもを産める

ような社会を作っていくべきである。
 
 そして2025年には、団塊世代の人達が75才に達するという。

75才というのはいわゆる後期高齢者ということであり、今の社会か

らは何となく肩身の狭い思いを強いられているような気がする。

 高齢者になると、長い年月社会の発展のために動かしてきた身体

が不具合になることがある。それは若い世代の人達には想像できな

いほどのこともあるだろう。更にその状態が進めば自分の力だけで

は身体を動かすことが出来なくなってくる。そのために介護施設が

必要になってくる。

 政府は、「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」のなかの一つに、

軽度から重度までの介護施設を地方に分散していくという。そうして

介護を必要とする人は多くの場合は高齢者であろうが、その人達の

地方移住に取り組むという。このような話を昔聞いたことがある。い

わゆる「姥捨て山」のはなしである。この話の中では殿様(為政者)

は自分の間違っていたことに気づいて政策を改めたという話である。

 極端な話ではあるが、現在でも衰退傾向にある地方(地方という

言葉をどう規定するかは不明であるが)が更に衰退傾向を早めるの

ではないだろうか。

 政府はいろんなことを考えて政策を決めていることとは思うが、そ

の政策を実施した場合にどんな結果が生じるかを十分に検討して

ほしいと願う。

 このような話はなんとなく揚げ足をとるようで自分に対して嫌悪を

感じることもあるのはどうしてだろうか。