寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

孫に教えられる

2015年03月20日 17時30分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

 孫の5才になる女児はわが家に来ると初めに私の部屋へやってくる。そして私の手を引いて仏壇の前に連れて行く。孫は仏壇の前にある小机に乗せてあるLED式のローソク*と同じくLED式の線香*のスイッチを押す。そして鐘を鳴らして手を合わせる。この様子がとっても可愛くてたまらない。私も思わず同じ仕草をしてしまう。この行動は母親とわが家にやってきたときに母親の昇降の様子を見て覚えたのかもしれませんね。
*LED式のローソクと線香(香りは出ない)は私たちが高齢化して日を消し忘れても安全なように昨年から使用はじめたものです。

 孫の気持ちを知ることは出来ないのですが、先祖を敬うと言うことはこのようにして受け継がれていくものなのでしょう。

 孫はその後で私の書斎へやってきて英語の本を貸せとせがむ。そしてホコリ取りの人形を外してその棒を持ち英語の本のページを開き棒でページ面を指してここを読んで下さいという。幼稚園で習っていることを真似したのだろう。昨日来たときにロー字を書いて見せたところ書き順はともかく書き終わった文字はなかなか上手に書いていました。
 孫の年頃から外国語を初めいろんなことをものすごい勢いで吸収していくのだろうと思うといろんなことを見せてあげたいと思う今日この頃です。