寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

インフルエンザとタミフル

2015年01月15日 10時47分05秒 | 日記・エッセイ・コラム
 鬼の霍乱というのは夏に発生する腸の病気であるというが、私は別の
解釈をしていた。病気など無関係と思われる鬼のような人がある日突然
体調を崩す、それで鬼の霍乱というのだと思っていた。私は在職中40年
間病気で勤めを休んだ経験が無かった。その点丈夫に育ててくれた両親
には今でも感謝している。その私が12日夕刻になると身体がかったるく
て仕様が無く床についた。
 火曜日になると全身の節々が痛くなり体温が38℃を越えてしまった。
直ぐに掛かりつけのクリニックに電話をかけて受診を予約した。しかし
その日は連休の後なので大変混雑していた。それでも出かけて受付に来
院を告げると他の患者に感染しないように別室へ通された。少しして医
師が聴診器による検診をしてインフルエンザの検査をしてくれた。10分
間ほどで検査結果が判明してA 型インフルエンザという診断になった。
今の検査技術のすごさに感心させられた。そして抗ウィルス薬(タミフ
ル)を5日間飲みきって下さいという。つまり自己判断で途中で服用を
止めると耐性を持ってしまうので完全に治るまでに5日間は必要との話
であった。
タミフルというのは副作用で暴れるとかいう話が前にあったが、今はそ
のようなことはほとんど無いという。薬を指定されたとおりに飲み静か
に寝ていた。2日後14日の夕方になると高熱(39.2℃)が37℃台に下が
り身体の痛みが取れてきた。それから無色だった鼻汁が薄黄色に変わり
茶色になった。これもよくなってきた兆候である。ここで服薬を止める
とぶり返しが出たり耐性菌ができたりするのであと2日間は服用を続け
る。
 18日には町長杯という囲碁大会があるのだが仕方なく辞退してしまっ
た。