「亡き妻に届け」思い出のスケッチ2000枚 香春町の79歳、個展目指す
2020/09/02 06:04
(西日本新聞)
「コロナ落ち着けば個展を」
福岡県香春町の画家田中操さん(79)が亡き妻邦子さん(享年72)のために、昨年5月から描いた香春岳のスケッチが2千枚を突破した。香春岳は邦子さんとともに眺めた思い出深い風景。田中さんは消化器系の病気を患い、食事制限や通院しながら描き続けている。「妻のいる天国へ持って行きたいと思っているが、コロナが落ち着いたら個展を開き、妻が好きだった香春岳を見てほしい」と話している。