「バスが来たり来なかったりするようだ」という市民からの通報で調べたところ。
委託を請け負っていた第三セクターではの運転手に事情をきいたところ、「見習いの時に教育係から『客がいなければ自己責任で(運行打ち切りを)判断して良い』と言われた」とのこと。
18年間におよぶという。
バス会社にと止めていたころ、バスの運行には、運行表に基づいて運行されていることをしった。
始発の時間と最寄りの停留所が書かれており、終点まで行って、次の路線を運行したりする。
30分以上遅れた場合は運行を止めてもいいと聞いたことがある。
始発の時間が大幅に遅れた場合は、打ち切る。
お客様がいないから運行を中止するという意味ではない。
こうした「客がいなければ云々・・・・・」が自己責任ということがなぜ18年も続いていたのか。
慣習になってしまっていたなら、それを是正するのは難しい。
会社の悪習も、社員の判断でメスをいれるのは、簡単なことではない。
時折、事件となる、様々な会社の体質。
腐敗が始まると、それを正そうとする力はほとんどなされない。
右へならえ。臭い物には蓋を。見ざる。聞かざる。言わざる。