声のことについて、学んだ。
目次の副題を挙げています。
これだけでも、声というもの。歌うということ、声を出すということについてイメージできるのでは
ないでしょうか。
読んでみれば、なるほどこういうことですね。と納得できることばかりです。
声は、思い通りにならない。
歌が共同体をつくる。
強調する身体。合唱・身体・歌。
一人で静かに歌う。子守唄。
のばして、揺らして、響かせる。
声とことばの魔術的な力。呪文と儀礼。
身体の不思議と声の力。
声を演じる。
合唱も演じることを要求される。
それは、一人ひとりが取り組んでいかなければならない。
楽譜通り歌ってます。というだけでは、不十分なのです。
声の世界を旅する
増野亜子
音楽之友社
ISBN978-4-276-37109-5