「イスラム国」と名乗るテロ集団が、日本人二人を捕虜として、2億円の金を要求。
期限を過ぎたところ、一人を殺害。次には、他国の死刑囚を解放するようにとの要求に変わった。
それも期限がきれた。
そして二人目の捕虜も殺害されたとか。
そして、解放を要求していた死刑囚との交換要員となっていた、もう一人の捕虜も殺害されていたとか。
重なる殺害のニュース。
捕虜となって、殺害されていた者が殺害されていたというニュースの後で、
「イスラム国」にたいする報復として、解放を要求されていた者を死刑にするとか、徹底的に報復するとの
ニュースが。
死をもって、死の報復をする。
他国の人が自国の人を殺したとする。
自国の殺人の犯人には、逮捕して裁判にかけるという方法がある。
他国の殺人犯に報復するということは、他国人に対する、戦争?
他国からのテロ行為?
他国からの犯罪に対する報復というのは、どう解決するのか。
かつて、テロ行為に屈しないと言っていたアメリカに、テロが起きた。
9.11である。
あの後、アメリカは、軍隊を送って、戦争をした。
それって、国によるテロ行為ではないのか。
テロに、テロで報いるということになるのではないのか。
自衛、テロへの報復。それは、いずれも、多国間の戦争ではないのか。