またしても、食の事件が起きた。
食中毒で犠牲者も出た。
生肉に適していない肉を、罰則がないからと使用していたことが発覚。
一時期、肉の卸業者が悪いかのような言動もあった。
チェーン店で起こった事件は、焼肉業界、肉業界へも広がっていく。
自粛しているというチェーン店。今のところ、影響はないという販売店。
「生ものを扱うのはリスクが大きいだけに、細心の注意を払って衛生管理をするのは常識だ」との某焼肉店のマネージャーの言葉が紹介されていた。
こういう良心のある、人ばかりが、提供者側にいれば、安心なのだが、時折、甘くみる輩が
地位のある者のなかにいることがあるのが、許し難い。
罰則ができて、食文化が消えることを懸念しているという、大手焼肉店のオーナーの言葉
が紹介されていたが、食を供する人は、
「おいしい食材を提供したい。おいしいと喜んでもらいたい」ということを考えない
もうけ主義もいるということが、ゆゆしい。
第一に考えなければいけないこと。
最小限念頭に置いてほしいことは、法律でどうこうできることではない。
しかし、ざる法でも欲しいと願いたくなる。