SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ホームドア設置が急がれている。

2017-01-23 | 鉄道・バス
JR蕨駅における事故などもあり、ホームドア化の必要性が急激に高まっている。
10万人以上の乗降客を持つ駅はホームドア化が必須とされた。
さっそく、東武鉄道は具体的な設置駅を発表した。
東急はかなり前に全駅のホームドア化を発表している。
関東は車両の画一化、統一化が進んでいるので、割と話は早い。
関西はサービス精神が高かったのが逆に画一化を難しくしている。
例えば、近鉄奈良線はドア位置などのパターンは26通りも存在するそうだ。
発想の転換、画期的な技術革新が必要だろう。













ホームドアのコストは1駅で数億円から十数億円と言われているが、
4両編成の駅もあれば15両編成の駅もあるし、ホームの数もまちまちで値段がはっきりしない。
もっとわかりやすく言えば、機器自体はドア1枚あたり換算で200万円だそうだ。
4ドア10両編成で40枚のドアとすれば8000万円となって、先ほどのコストとは大きくかい離しているが、実はホームの補強などにコストがかかっているようだ。
そのままホームドアを設置できないようなホームが多く、私も工事進捗は子細に見ているが、
ホームの補強には1年前とか2年前から準備しているようだ。
また東急田園都市線のように6ドア車を編成の中に3両連結している場合は
一般的なホームドアでは対応できないために、6ドア車を廃車にして、4ドア車を新製しなおしている。
電車は1両あたり数千万円から2億円ほどもするので、コストは大変だ。
最も大掛かりになったのは東京メトロ日比谷線だ。
東武伊勢崎線に乗り入れているが、東武が20mの4ドア、日比谷線が18mの3ドアか5ドアで、
日比谷線に対応して東武側も同じ規格の日比谷線乗入用電車を走らせているので、
東武伊勢崎線はこの先もずっとホームドア化ができない。
そこで、日比谷線用の全車両を取りかえるのだ。
新しいメトロ13000系が試運転を始めたところだ。(東武の新型70000系はこれから。)
車両の取り換え時期が重なったとはいえ、数百億円のコストだろう。
ちなみに山手線のホームドアには550億円かかっている。
阪神と相互乗り入れを行う近鉄奈良線は、阪神が18m3ドア、近鉄が20m4ドアなので、
革新的なホームドアが完成しない限り不可能、
1ドアの特急や2ドアのグリーン車が混在するJRも一般的なものは無理。
これからグリーン車を連結するJR中央線はどうするか。
大手私鉄の経常利益は東京メトロで865億円、南海で168億円、平均的に200~500億円だから、
ホームドアはかなりの影響になる。
そこで補助金の登場となるわけだが、1/3ほどを補助金で賄ったというケースを
聞いたことがあるものの、基本的には鉄道会社負担である。
補助金を増やさないと進捗率が高まらないだろう。
しかし、補助金は税金であるから、利用者負担ということになる。
これはバリアフリー法を活用した駅施設も同様だ。
であれば、無駄な税金の使い方を改めて、ホームドアに注いでもらいたいものだ。
オリンピックの新しい施設1拠点で、かなりのホームドアができるはずだ。



JR八高線 拝島駅のホームドア







JR八高線 拝島駅 ホームドア(柵上下式)










設置して1か月ぐらいはホームドアの開閉を行わない。
恐らくホームへの設置の落ち着き度合いを経てからドアの開閉を行うのだろう。










すぐに開閉しないために、逆にドアが開いてるという危険性のため、
ガードマンが掛かりつけになっている。
小さい駅でも合計で4名ほど張り付いているので、
そういうコストもかかる。










ただ、設置が落ち着いてホームドアの運用が開始された後も
警備員が張り付いている。
落ち着くまではそうなんだろうか。
コストは本当にかかっている。










東急溝の口駅のホームドアはサイネージ化されている。
さすがだ。
スペースを無駄にしない。











田園都市線宮前平駅のホームドアは試験的な特殊な手法だ。
田園都市線はまだ6ドア車が居るために、ホームドア化ができない。
もうすぐ4ドア化が完了するのだが、それを待たないで、宮前平駅はホームドア化した。
広いホームを利用して、ホームドアと車両の間の空間をすごく広く取って、
ホームドアを超えてから、4ドア、6ドアに歩けるようにしたのだ。
これは臨時的な発想だ。







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「桃のふわり鉄道旅」伊藤桃 著 (アイドルとライブと鉄道アイドルと執筆家の不思議)

2017-01-21 | 鉄道・バス

なんだか不思議なんである。
昨年の11月に書店で本をいろいろ見ていて、この「桃のふわり鉄道旅」を買ったのだ。
中身を見たら、全国の主にローカル線の乗車記を書いている。
帯を見ると「鉄道アイドル伊藤桃が約85路線を厳選紹介」と書いてあるし、
鉄道旅のDVDも付いている。
最初の12ページほどは本人の写真集になっていて、主に予讃線の海岸周りの下灘駅を含む場所で
撮影されたものが掲載されている。
どうみても写真用に登場してくれたアイドルさんなのだが、執筆も彼女という不思議さ。
その他にも鉄道の小写真集が付いている。
本文は北海道から九州までのJRのローカル部分が鉄道乗車日記として書かれていて、
誰が書いたか言われなければ、まさしく鉄道の一般書籍になっている。
伊藤桃さんに関して詳しく知らなかったのだが、
なんとJRは全線踏破していて、最初が両毛線で最後が久留里線だそうだ。
青森県の野辺地出身だが、青山学院大学を出た才媛で、これもまたアイドル活動と違うものを持っている。
さすがに青学を出ているからか、文章はしっかりしていて、読み応え感があった。
今までに数々の鉄道全線完乗の本は読んできたが、この本も入れておきたい。
発刊にあたってはクラウドファンディングで資金を集めて、執筆したというからすごいもんだ。
読んでいくとわかるのだが、彼女の好きなのは、ローカル線の風情、木造の古い駅舎、駅弁や駅の食堂の味、
ディーゼル列車、特にキハ40、駅周辺の風景、川辺と入り江、日帰り温泉・・・などだ。
鉄道旅の醍醐味をよくわかってらっしゃる。(と個人的に思うのだ。)
最後には南田裕介さんとの対談もある。
附属のDVDはなぜだか私鉄のいすみ鉄道と大井川鉄道になっている。
伊藤桃さんのブログを見ると、ふつうにアイドル活動をしているし、ライブもやっている。
書籍に戻ると、まったく別の世界がそこにある。
いやあ、実に不思議で面白い。
これが器用というものなのか。



















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東京メトロ銀座線 1139F 特別仕様車(レトロ車)の内装。

2017-01-20 | 鉄道・バス
昨晩の会社の帰りもちょうど銀座線のレトロ車が来る時間だったので、
今回は乗ってみた。
(前回はいきなりのことに驚き、乗り忘れたのだ。)

ついでに車内の写真も撮った。
車内では話題になっていたし、スマホで内装を撮っている人も居た。
注目度はかなり高い。








これが駅の出入りに暗くなる際の非常灯。











レトロ風によく作り込んだよなあ。










シックである。










ウッド調で美しい車内。











いやあ凝ってるなあ。
日本車両製だが、右書きだ。











外からでも一目でわかる。











車内の雰囲気も落ち着いていて良い。
なんだか阪急みたい。










ずっとこんな感じで良いね。










液晶は大型の3連。
路線図も2つを使って、終点まで一覧表示。











うわあ、阪急。










昭和の古い感じを出している。










吊り革も古いデザイン。










ステンレスを真鍮っぽく見せている。
凝ってるよなあ。
素晴らしい。
グッドデザイン賞はあげたいな。
既に1000系としてはブルーリボン賞は取ってるけどね。











駅にこんなのが潜んでたよ。










ついでにやって来た01系。










ホームドア化も始まるので、こういう見え方ももうじき無くなる。








東京メトロ銀座線 1139F 特別仕様車(レトロ車)













SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm




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日産 ノートのe-Powerは革命か?

2017-01-19 | 


日産がどえらい逆転ホームラン級の車を出してきた。
革命と言ってもいいかもしれない。
ハイブリッドに乗り遅れ、EVでは完全に時期を見誤ってしまった日産だが、
新しいシステムを積む日産ノートはe-Powerという夢のシステムを積みながら、
価格は200万円ちょっと。
11月に月間販売台数がノートで初めて1位になったのも納得だ。
なにせ、EVのくせに充電が不要。
ガソリンエンジンは発電だけのために存在している。
小型のノートでそんなシステムを実現したのもすごいし、モーターの圧倒的なパワーと静粛性は
高級車並みと評価されている。
たった40リッターほどのガソリンタンクで1300kmほども走り、それもずっとモーターだけなのだ。
これが革新的でなくなんだろう?
多くの人はそのシステムを知らないでいるだろうが、知ったら他を選ぶ意味は少ない。
そもそもエンジンが好き、サウンドが好き、高度な4WDが欲しい、高度な安全システムが必須、
大きな車が欲しい、   でなければ。

エンジンを回して発電して、モーターを動かすという発想は鉄道界では古くからある。
1957年にデビューしたDF50型ディーゼル機関車は電気式と呼ばれ、
ディーゼルエンジンを回して、モーターを駆動している。
その後、トルクコンバーターの発展があり、DD51のようなディーゼル機関で動くDLが主力になったが、
最近はVVVFインバーターなど電気系の革新があって、DF200は再び発電式モーター車である。
大馬力の場合、トルクコンバーターが持たないとも言われている。
モーターのすごさは、例えばテスラの一般的なEV車がフェラーリやランボルギーニのスーパーカーを
ぶっちぎる動画で見ることができる。
通勤電車があれだけの乗客を乗せて、何食わぬ顔で加速していくのはモーターや電気のすごさだ。
一説ではトヨタが作ったら350万円になるという話。
日産がリーフを作ってきたので、それを流用してるから安いとのこと。
心配するのは、今後、日産が変なデザインの専用車を作らないかどうか。
せっかくのe-Powerは、普通の車に載せて欲しい。
リーフみたいな妙な車には乗りたくない。
スバル車にe-Powerが乗っかればなあ。(スバルはトヨタの資本が入ってしまったからなあ。)

e-Powerはセレナにも積むと日産は言っている。
容量などの手直しがあるだろうが、いずれにせよ魅力的なパッケージになるだろう。
ファミリーカー、ワンボックスカーで走りを追及する人はそうそうは居ない。
燃費が良くて静かな方が良いだろう。
小型でじゃじゃ馬的なエンジン車が好きな人はこれからも残るだろうが、
実際はモーター出力を高めて、激速のEVができたら、実質的な速さが勝つような気がする。
官能的なエンジンよりも、スムーズで圧倒的に安定して速いEVの時代が来てしまうだろう。
ちょっと残念ではあるが。


JR小海線用のキハE200形はハイブリッドと呼ばれているが、やはりシリーズハイブリッドで
ディーゼル機関は発電専用で、動力はモーターだ。
ただし日産ノートと違うのは大きな蓄電池を搭載していること。
鉄道は車体が大きいので、蓄電池は大きなものが積める。
いずれにせよ、鉄道界では非電化区間のディーゼル車はモーター駆動のシリーズハイブリッドを基本に
している点で、車よりもずっと先行しているのだ。
ようやく日産が小型車でシリーズハイブリッドに参入したことは大いに評価されるし、
大ヒットするだろう。
正直に言って、私も欲しいと思う車だ。

しかしCMで訴求できてない日産は相変わらずだなあ。
やっちゃえ日産ではあるが、具体的に説明していかないと、
ふつうの人はまったく知らないままで終わってしまうよ。
トヨタがハイブリッドを売りまくってるのはさすがだと思う。




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これがメトロ銀座線の01系くまモン・ラッピングである。

2017-01-18 | 鉄道・バス

昨晩は銀座線1000系の特別仕様車を掲載したが、
実は目的はくまモン・ラッピングの01系だったのだ。
恐らく3月までに引退する。
最後の花道がくまモンなのだ。
昨年、熊本電鉄に譲渡された銀座線01系がくまモンラッピングをやっているので、
それを東京でも再現したわけだ。
震災の応援である。






































実は父親は熊本大学出身で、水前寺に住んで居たのだった。
































渋谷から戻って来た。










この写真は実は貴重。
渋谷行きにも01系が停まっているのがわかるだろうか?
最後の出会い的な。










そして、次にやってきたのが、このレトロ仕様の特別車だったのだ。
想定してなかったから驚いた。
実は周りにはもうファンは居ない。
だって乗っちゃったから(笑)。
私は置いてかれた。











SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm




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今年初のリハビリ・リハ。

2017-01-17 | バンド・音楽
昨晩は地元バンドで地元スタジオに行って、今年初めての練習をした。
まあ、楽器は久しくやってないとリハビリになっちゃうんだが。
ギターもノイズが出てるのがわかったし、スネアも皮が伸びてるのがわかったし、
そうやって楽器のメンテもできるので、ちょこちょこスタジオに入るのは楽しい。
しかーし、ヴォーカルのさとみんは息子ちゃんがインフルで本人も感染していて欠席。
息子ちゃんのクラスは今日から学級閉鎖。
インフルは今年も流行っているなあ。
今週末から高校受験の長男もインフルの網にかからないようにしないといけない。
しかし、受験がこの季節というのはリスクがあるなあ。
雪とインフルと風邪のリスク。
思い返せば私も共通一次試験の日はかなりの雪で積雪があったのだったな。















































有意義な練習ではあったよ。
何でも練習である。










SONY α7Ⅱ、50mm/F1.4






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メトロ銀座線特別仕様車 (レトロ仕様の1139F)

2017-01-17 | 鉄道・バス

会社の帰りにメトロ銀座線のくまモン・ラッピングを撮ろうと思いホームに居たら、
くまモンが行ってしまったのに10名ほどのファンが動かない。
次に来た電車にシャッターを切り始めた。
なんと、特別仕様車の1139Fがやってきた。
内外装が昔の銀座線風で、車内灯も一瞬消える懐かしい仕様。噂では聞いていたが、
ネットで見たら今日から走り始めたそうだ。
いやあ、ラッキーだなあ。
しかし驚いて、乗る事を忘れてしまった(笑)。
まあ、これからいつでも乗れるか。
それよりも01系を撮っておかないとね。






































SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm




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東武6050系など。

2017-01-17 | 鉄道・バス
先日の350系の写真の時に撮った他の写真。
特に6050系も浅草口でいつまでも見れるとは限らない。
今のうちに撮ったり乗っておいたほうが良い。



6050系の初期車は台車が大好き。
スタイルや乗り心地からすれば、最も好きな台車のベスト3に入るかな。










ここは斜め横からも撮れる。










野岩鉄道所属の6050系100番台。










ああ、踏切を行くのは300系。































月が綺麗。










浅草で見れなくなっちゃうのかなあ。










スペーシアは新幹線みたいだよ。





















今年走り始める東武のSL.
やっちゃえ、東武。













SONY α7Ⅱ、FE 3.5-5.6/28-70mm




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願書を出しに。

2017-01-16 | 子供
先週と今週は珍しく大人しくしている。
なぜなら長男や友達はそろそろ受験だからだ。
本来ならスキー・スノボに行ったり、遠くの温泉に行ったりしてるんだろうけれど、
さすがに事故や怪我はまずいので、大人しくしている。
日曜日はK君&ママと我が家で願書を出しに行った。
ママさん達も仕事しているので、平日は郵便局に行きにくいから。





プレミアム・ロイヤルホストで昼食。
って、どこもプレミアムじゃなかった。










K君もイケメンになったよなあ。





















ロイホから歩いて1分のS君ママの店へ寄る。













































酒屋さんの隣は駒澤大学。

高校はみんなバラバラになるかもしれないけど、ずっと友達だよな。












SONY α7Ⅱ、50mm/F1.4






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受験生だが走る。

2017-01-15 | 子供
もうすぐ受験。
でも長男は走る。
ある意味えらい。

そういえば、シューズはサッカー時代はアディダスやナイキやアンブロだったと思うが、
今はアシックスとミズノしか履かない。
走るにはそっちの方が合ってるようだ。

しかし天気がすごい。
東京以外では西日本も含めて大雪だった土曜日。







































































SONY α7Ⅱ、50mm/F1.4






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