中野駅前住宅（東京都住宅供給公社）

JR中野駅の南側のホームにいると、線路際に古い団地が見える。
かなり古いのはわかるが、意外に明るく綺麗な感じでもある。
これは有名な中野駅前住宅で、東京都住宅供給公社のものだ。
東京都住宅供給公社所有の団地では最も古く、1951年に建てられたものだ。
何と67年も前の建物だ。
当時、水洗トイレが導入された住宅はまだほとんど無かった時代だ。
この団地が建ったのも場所も戦後の闇市があった場所だそうだ。
しかし場所柄か、なかなかにオシャレな部分もあったりする。
戦後間もない頃に建ったのだが、入居倍率は100倍にもなって
高嶺の花だったそうだ。

しかし残念なことに、中野駅の南側は大規模な再開発が始まっており、
団地も退出を待つばかりになっている。
既に電気工事関係の業者などが着ていた。




この写真を撮ったのは6月23日。






























意外にオシャレ。










一部は駅利用の人々の公共の自転車置き場になっている。





































































































この団地はダストシュートは無かったんだね。











6月23日撮影なので、まだアジサイが咲いている。









棟と棟の間を行き来できるようになっている。































この辺はもう少しで近代的な場所に変貌する。
良いようなもったいないような。










撤去の前に撮影できて良かった。













SONY α7Ⅱ、TAMRON AF 28-75mm F/2.8 （Model A09） （LA-EA4経由）