SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

静嘉堂文庫美術館 曜変天目(稲葉天目)を見る。

2021-06-13 | 建物

世田谷区二子玉川から岡本へ行くと、静嘉堂文庫がある。

玉川地区の区民はその近くの日産玉川病院へは必ず行くだろうし、民家園も隣だ。

個人的には聖ドミニコ学園にも何回か行った。

区立総合運動場、NHK研究所、国立成育医療センター、日大商学部を通って成城学園前に行くバスが通るので、

玉川地区の人間はほぼ全員が知ってるだろう。

ところが私は建物の前までは行ったことがあるのに、美術館の中には入ったことが無い。

理由は忘れた。展示が常設でないからか、お金が無かったからかw。

そして、今日が静嘉堂文庫美術館の展示の最終日だったのだ。

ここは岩崎家(三菱)の廟堂でもあり、岩崎家の美術コレクションの所蔵庫でもある。

そして、ここには曜変天目(稲葉天目)がある。

私は曜変天目(茶器)を見たいとずっと思っていて、叶わなかったのだ。

最終日に初めて曜変天目の実物を見た。

コレクションの中の一つで、たくさんの人が押すな押すなで見ているのではなかったので、

合計で30分は見た。じっくり見れた。30㎝の至近距離で。

満足した。

撮影は不可なので、ハガキを買って帰った。

この宇宙空間のような曜変天目は国宝であり、中国の南宋時代のもので、世界には日本だけに3つ存在している。

偶然の産物でもあるので、3つとも模様や色は違っている。

もし売却されれば16億円から50億円とも言われる宝なんである。

だからショーケースの上が落ちないだろうか?とか、地震で倒れないだろうか?などもチェックしていたw。

今日はハガキだけ紹介。

なんという色と深さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

偶然できたなんて思えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後は展示品は移転して、丸の内の明治生命館で見れるようになる。移転が完了するまでは三菱一号館美術館で見ることができる。

世田谷は展示館としては終了してしまう。

残念だ。

でも三菱の150年の夢を丸の内に集結するそうだから仕方が無い。

 


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