写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

水俣・新潟展

2008-08-17 20:51:20 | Weblog
 水俣・新潟展(於 新潟市美術館 主催 水俣フォーラム)は、写真展ではない。写真展ではないが、どうして今頃、水俣なのか・・・。

水俣病の報道と言うと、すばらしい(強烈な)写真が思い出される。
桑原史誠、塩だ武史、芥川仁、宮本成美の写真が展示されているらしい。
やはり、観ておくべきだろうということで、いってきた。

行ってみて感じたことは、公害の悲惨さ、政府や企業、そして世間の傲慢さなど、わかっているつもりのことが、あまりわかっていなかったということである。そして、被害者(患者)は、現在も生きていて、特に未認定の患者が、政府や企業からの支援を受けられず苦しんでいる。50年前に発生した公害事件なのに。

写真は1960年代の古いモノクロがほとんど。以前に観たことがあるものが多く過去のイメージ。今も続く苦しみを表現することはできないものであろうか。水俣を撮って一流になったカメラマンにはもう一仕事してもらいたいものだ。

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