『いつも、いつでも元気炸裂!』

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アルソミトラのように・・・

2019-10-08 08:49:14 | 喜怒哀楽をポジティブに
  葉と実  裂けた実            実が裂けてボート状になった皮
  
  アルソミロラ               妻が描いた絵手紙

この記事をご覧の皆さんは『アオギリ』という植物(木)をご存じだろうか?
街路樹としても見ることがあるようだが、私は妻に教えられ、近くの公園で見た。

幹、葉、花,、実のいずれもが独特で今の時季のアオギリ葉を見ると誰もが
ちょっと不思議だと思うような珍しい植物である。

葉が桐に似ており、幹が緑色であるためアオギリと呼ばれるらしい。

アオギリの説明の中には
初夏の頃になると花弁のない奇妙な形をした黄色い花が咲き、花の後には
エンドウ豆のような袋状の実ができ、その中に幾つかの種子が入っており、
10月頃に熟すと幾つかに裂けて分かれ、船のような形になる・・・というような
表現があった。

私が見たものはまさにそのとおり・・・」果実の皮が写真()のように幾つもの
小さい種がついた葉っぱのように見えた。
このボートに乗ったような種が風に乗ってクルクルと回りながら飛んでいくらしい。

その話を聞き、テレビで時々見る『NIPPN(日本製粉)』のCMの『アルソミトラ』を
思い出した。(写真)
あのアルソミトラは一つの果実の中に400個ぐらいの種子が入っているらしい。
アルソミトラはできるだけ広い範囲に散らばせるためブーメランのような形を
しており、空中を遠くまで飛んでいくようだ。

楓の種などが風によってクルクルと回りながら下へ落ちていく様子は何度も
見ているが、アオギリももうすでに木の下に幾つもの種子が落ちていたので
ちょっと風のある日にかの公園へ行き、観察していればその様子を見ることが
できるかもしれない。

楓や松のようにそしてこのアオギリのように風の力を借りて種子を運ぶという
自然の不思議を感じながら更にアルソミトラのことを調べたところ・・・
つる性植物のアルソミトラは沢山の木が密集する熱帯雨林では風を待つことが
できないため、風の力を使わずに絡みついた高い木からグライダーのように
飛んで種を遠くに飛ばすということや熱帯では上昇気流があるのでそれに乗って
さらに遠くまで広げるということなども・・・。

自然界の数えきれないほどある不思議の中の一つを実感できたことを
少しうれしく思った。



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