最近はスーパーなどへの買い物時も妻千恵子選手に同行するようにしている。
妻は家の中を除き、外出時は杖をついての歩行であり、脊柱管狭窄症に
よる、足、腰の痛みも激しいので私は荷物係として同行するのだが・・・
コロナの感染予防もあり、スーパーなどでの買い物時はあらかじめ
メモなどしてなるべく短時間で済ませるようにしている。
昨日、妻千恵子選手はメモへの記入を忘れていたのかレジへ向かう際に
突然思い出したように『コーヒーを忘れるところだったぁ~』と
慌てた様子で私に言った。
すぐにコーヒーのコーナーへ戻り、千恵子選手は現在飲んでいる商品を
一旦手にしたが『今回は違ったものを飲んでみる?‥』と私に聞いてきた。
いつものことだが毎日欠かさず飲むコーヒーを撰ぶ時には毎回多少の
迷いが生じるようで私の意見を尊重しよう・・と考えたようだ。
甘さ、酸味、コク、苦みなどを星の数で表示したもので比べ、今回は
酸味の少ないものを選んでみたのだがこれが思わぬ展開に・・・
購入時は二人とも全く気付かなかったがt千恵子選手が缶に移そうと
開封したところ・・・なんとそれは挽いたものではなく「豆」だったのだ。
開封してしまったので挽いたものとの交換なども出来ず千恵子選手も
はたと困ったようだった。
そして「怪傑黒頭巾」ならぬ「解決スキンヘッド(私)」の登場となった。
私は得意の記憶力を活かし(?)既に30年ぐらい前から使わずに
保管しておいた「コーヒーの豆挽き=ミル」のありかを瞬時に思い出し、
引っ張り出してきたのである。
(久しぶりに登場の古き良き友=コーヒー豆挽き)
現在使用中のコーヒーメーカ
そして実際に使ってみるとハンドルの回転中に何故か違和感が・・・
その結果すりつぶされた豆の粒子の大きさもばらばら・・・
上部のねじの部分のスプリングやナットを指で調整すると最初は
うまくすりつぶされている感覚が手に伝わるがすぐにまた違和感・・・
固定された歯と回転する歯の間で摺りつぶされる豆の安定した
振動ではない・・・
そこで一旦分解し、工具を使って安定した回転と均一な粉になるよう
微調整してしっかりと固定・・・
そしてさらに細かすぎない粒子の大きさになるよう何度も確認・・・
元々単純な構造なのだが調整の仕方で「微妙・・」を実感できた。
これで良し・・とした頃には部屋中にコーヒーの香りが充満し、
高くないコーヒー豆でも挽きたてはこんなにいい香りがするのだ・・と
実感し少し幸せな気分にもなった。
その後はテレビを観ながら挽いた粉が缶いっぱいになるまで使い続け
終わってから淹れてみると香りの割にはコク(?)が無いように
思った。(安価なものだから仕方がない?・・・)
もう少し細かくすべきか、淹れる時の量を増やすべきかと考えながら
今回間違って「粉」ではなく「豆」を買ってしまったが結果的には
香りも楽しめるので今後も「豆」でいいかもしれない・・と思った。
と同時に毎回手動でやるよりは電動式のミルを使えばいい・・と。
そしてまた小さな閃きが・・・
現在毎日使っているコーヒーメーカーにはミルがついていないが
その前に使っていたものには電動ミルがついていたことを思い出し、
それを使おうと・・・
断捨離のある一面には納得もするがあまり物を捨てないタイプの私は
狭い場所でも「空間利用」の「寄せ木細工方式」などで言い、自画自賛の
保管場所から以前使っていた(現在も使える)コーヒーメーカーを
取り出して付属のミルのスイッチをいれると問題なく使えることを確認。
以前使用していたコーヒーメーカーと付属のミル
何故使えるものを使わずに保管し、新しいコーヒーメーカーに
変えたかの理由はわからずじまいだが・・・
今後、我が家では挽いたものを使うか、豆を自分で挽いて使うか
まだ決定はしていないがどちらにも対応できるよう準備が整ったと
いうことで「古き良き友」である「コーヒー豆挽き」の現役復帰の
可能性も高まってきた。
この友を私は「ミル」と呼ばず「コーヒー豆挽き」と呼ぶ。
このミルは1990年頃に買ったもの。
活躍期間は短かったがいろんな思い出を作ってくれた。
私の中では電動式のものは「コーヒーミル」
手動のものは「コーヒー豆挽き」という感覚なのである。
今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』
今日も絵手紙展の中から
土合絵手紙の会【わくわく展】
仲間たちの力作
和紙に柿渋を塗り加工したものに絵を描き小さなざるに張り付けたもの
漢字に干物を・・・
絵手紙協会からのお祝いメッセージ
土合絵手紙の会「わくわく展」の写真見ました。
写真を見て思うことは、やはり自分は「日本人なんだなあ」としみじみ感じることです。それは絵にも、文字にも感じます。なんか故郷に帰って来たみたいな懐かしさを感じます。
いつも素早いコメントで勇気づけていただき
ありがとうございます。
kenさんのような繊細な方の気持ちに少しでも
近づけるような作品になるといいのですが・・・
千恵子選手も日に日に体力と共に記憶力も
衰えているようですが連日皆様からの励ましの
コメントに感謝してながら筆を持っています。
そして絵手紙を描いているときが一番気持ちが
落ち着くようです。
ありがとうございました。
「千恵子選手も日に日に体力と共に記憶力も
衰えているよう」のくだりは胸が締め付けられる思いです。cookieも同じようなことが言えます。私は性格が几帳面ですから今までやれていたこと、例えば掃除や片づけ等出来ないとすぐにイラッとして怒っていましたが、最近は止めました。怒ったら1日中不愉快になり円満生活ではなくなります。ですから前にお話ししたように上手に付き合っていくしか方法はありません。私が絵はがきコーナーを失礼を顧みず「遅すぎる」とお話ししたのも、何とか奥様を1日でも長く正常な状態にと思ってのことでした。奥様の大好きな絵はがきをお二人でやれば随分と違うのではと思っています。cookieもクロスワードは常人と比べようがない位好きでして何時間でもやり続けます。ですから私は毎月2冊用意して1日2時間はやって貰っています。クロスワードはイギリスの科学者が研究した結果やっている人、やっていない人では10歳位脳が若いそうです。嘘のような話でしょ、それではまた、おやすみなさい。
色々お気遣いいただきありがちうございます。
そうですね、何故?と思うことも次第に多くなったころ、私も多少「イラッ」とすることがありました。
kenさんと同じことを思い、叱ったりすることはやめることに下のです。
通常はまったく問題がないのですが、妻は同じことを繰り返し言ったり聞いたりが増えるようになったのと昔のことやかなり前のことはわかるのですが、数時間前から1時間ほど前の記憶が曖昧だったり・・・
kenさんの仰る通りうまく付き合っていくようにと考えています。
ありがとうございました。