ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

懐かしく当時(昔)を思い出す その2 (14日追記)

2016年04月14日 | 日記
 若かりし頃を、思い出される品々を天井裏の整理中に発見した。
 繰り返された転勤・転居においても、開封もしなかった形跡がある。
 その2:昭和45年頃(だったと思う)の”8mmフィルム編集器”と、撮影用照明ランプである。
 
 宿直勤務が、四日に一度あった。
 若さもあり、宿明けの日中も”元気”であった。
 知合いの”団体”から、写真(スチル&ムービー(8mm))撮影や編集の依頼を請けていた。
 今日の絵日記の絵(写真)は、750Wの照明ランプ(上部)と、8mmフィルムの編集用の器具(下部)である。
 8mm撮影では、照度が必要で、照明ランプを点灯すると、その発熱に閉口したものであった。
 夏の催し等は、汗だくとなり地獄であった。・・・地獄には行った事が無いので真実の程は分からない・・が!!
 そして、触れたりすると”火傷”する状態となる。
 今では、小さなLEDランプが点灯し、撮影が可能であることを考えると、当時の苦労(電源が必要な事など)が、察しられると思う。
 そして、何度も観返し、失敗の許されない”一発勝負”の編集作業(カット・接合)であった事が、思い出される。
 楽しんで鑑賞して頂く・良いものを造ろう!と、撮影・編集技術の習得に、貪欲に”学ぼう!”と、取り組んでいた時代でもあった。
 でも! 今考えると「あの技術(撮影であったり、撮影したモノを編集する技術)は、何だった!?」と思うと寂しい・・
 息子を撮影したソフト(8mmフィルム)はあっても、ハード(映写機)がない現実がある。
 そして、娘の成長記録は、電子式に成っている事を思うと、8mmフィルムは”時代の申し子”であった事が理解できる。
 この時代、息子と娘、数年の時代差ではあるが、技術(光学式から電子式への移行)の進展は、驚異的なスピードであったと思うのである。
 
 蛇足:「8mmが時代の申し子」と表現した理由
     フィルム式の映写システムの歴史はあるが、一般家庭に使われだした歴史は短かった、と思うのである。
     確かに、8mmフィルムは「1923年コダック社が開発・販売した」と云う歴史的事実はある。
     私が育った歴史の中で、動画撮影や、それを鑑賞することは、一般的と云うか、大衆化されていなかった様に思うのである。

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