目覚め、暖かい布団から離れられないでいた。
そこに、着信があった。
Kuさんからであった。
「(今日・こんにゃく造りに)行きたいのだけど、都合は如何・・!?」と、云う内容であった。
私には、異論は無かった。
現地(Kuさんの御実家)は、積雪があって寒いから「防寒対策は確実に?」との助言があった。
出発は13時時と言う事で、準備を整える。
薪のカット用に”鋸”と、防寒着を持参する。
御実家に近付く程に、道路の両側には残雪は多くなる。
Kuさんの云う、ガードレールの高さに達する処もあった。
御実家へのアクセス道路(坂道)は、行政が行った”融雪剤”の効果で、通行は出来た。
しかし、お庭は、5cm程の残雪が残っていた。
私は(釜戸と・鍋を用意し)火おこしを行う。
Kuさんは、こんにゃく芋を水洗いし、カット・皮を剥く・・
湯が沸いた処で、カットした”コンニャク芋”を投入する。
茹で具合を箸で確認する。
ミキサーで、液状に・・・!
器に移し・凝固剤を投入する。
只管・混ぜる。
ソフトボール状に丸め、放置する。
手に引っ付かなくなった時点で、煮る。
浮き上がる様に成るまで、充分に煮込む。
煮汁と伴に、持ち帰った。
そして、Kuさんから着信があった。
「食べた!?」
「いや・まだ・・!」
「失敗だった、苦い! 凝固剤の量が多かった様だ・・!?」と言う、事であった。
その情報を基に・三分割し、充分に再度・煮た。
そして、薄切りし、刺身醤油と・ワサビで食した。
歯応えもあり、美味しい・・!
Kuさんに「Kuさんの分だけが、苦かったのでは・・!?」と、嫌みに似た報告をした。
初めての体験をさせて頂きました。
そして、手造りの”刺身コンニャク”を、賞味させて頂きました。
良い体験が出来た一日(半日)でした。