ついこの前まで、
「ロボットきょうしつ、いきたくない。むずかしいんたもん」
「そろばん、いきたくない。ぜんぜんわからない」
なんて言ってたりょうちゃんが、前々回のロボット教室の終わりには、
「ママ、ロボットかんせいできた‼️ たのしかった〜」
と言い出し、この前の日曜日の教室の時には、
「きょう、アヒルロボットなんだ。たのしみ〜😄✨」
と、完全に楽しいモードに切り替わっていた。
そろばんも、14級のテストに合格した上、10の繰り上がりが分かりやすいらしく、
「そろばん、いまのほうがかんたん🎶」
とか言って、すっかり苦手意識が克服できてしまった。
習い事は、イヤイヤ続けても意味がないから、嫌ならやめればいいと思ってたけど、実際にその場面になったら、そのまますぐにやめさせるのはデメリットが大きいと思うようになった。「できないからやめる」ということは、「自分はダメだった」「みんなできてるのに、自分にはできなかった」という体験になる。それって、ものすごく自信をなくしかねないからね。
だから、ロボットの方は、いまハマってるゾイドを一人で完成させて自信をつけさせ、「ロボット教室に通ってるからね。さすが‼️」とおだてた。
そろばんは、一緒にそろばんを使うお店やさんごっこをして、さらに、10の補数を見つけるゲームで遊んだ。
今回は、たまたまどっちもうまくいって、幸いなことに自信を取り戻すことができた。それに、やり方次第で分かるようになることや、工夫すればできるようになる、という経験を積めたことは大きかった。まぁ、本人はそこまで意識してないだろうけど、「あの時、こうだったよね」というのがあれば、例えばこの先、小学校で何かにつまづいた時に、「工夫すればどうにかできるはず」と思えるのと思えないのとでは、大きく違ってくると思う。
まだまだ、そろばんだってロボット教室だって十分とは言えないんだろうけど、楽しく通えていれば、いつか何かのコツをつかんだりする瞬間は必ずくるだろうから、もう少し頑張らせたいな。
そして、やめるなら、例えばそろばんの何級を取ったらとか、他にもっとやりたいことが見つかったからとか、そういう理由であってほしい。