220328:志賀直哉『日曜日/蜻蛉』がいい
■ロシア軍は、ウクライナ首都キエフから撤退しているようです。これには2つの見方があります。狙いを東部地区だけに限定した。もうひとつはキエフに核か化学兵器を使うつもり。そのために自国兵を移動させた。もしも後者がねらいなら、とんでもない地獄が現実となります。プーチンがこれ以上暴走しないように祈るばかりです。■志賀直哉は『暗夜行路』(新潮文庫)を「山本藤光の文庫で読む500+α」に掲載しています。『清兵衛と瓢箪/網走まで』(新潮文庫)や『小僧の神様/城の埼にて』(新潮文庫)などの短篇集は、大学時代に文章のテキストにしていたほど愛着があります。ただいずれも入手が困難なために、紹介を控えていました。ところが今度、短篇集『日曜日/蜻蛉』(中公文庫)が刊行されました。「清兵衛と瓢箪」と「小僧の神様」が所収されていました。本書の書評を書こうと、懐かしくページをくくっています。志賀直哉は短編もいい。
山本藤光
■ロシア軍は、ウクライナ首都キエフから撤退しているようです。これには2つの見方があります。狙いを東部地区だけに限定した。もうひとつはキエフに核か化学兵器を使うつもり。そのために自国兵を移動させた。もしも後者がねらいなら、とんでもない地獄が現実となります。プーチンがこれ以上暴走しないように祈るばかりです。■志賀直哉は『暗夜行路』(新潮文庫)を「山本藤光の文庫で読む500+α」に掲載しています。『清兵衛と瓢箪/網走まで』(新潮文庫)や『小僧の神様/城の埼にて』(新潮文庫)などの短篇集は、大学時代に文章のテキストにしていたほど愛着があります。ただいずれも入手が困難なために、紹介を控えていました。ところが今度、短篇集『日曜日/蜻蛉』(中公文庫)が刊行されました。「清兵衛と瓢箪」と「小僧の神様」が所収されていました。本書の書評を書こうと、懐かしくページをくくっています。志賀直哉は短編もいい。
山本藤光