210819:宇能鴻一郎『姫君を喰う話』文庫に
ヤフーニュースを引用させていただきます。――首相は当初、9月5日のパラリンピック閉幕直後に臨時国会を召集し、冒頭で解散。総選挙に勝利した上で、先送りした自民党総裁選を無投票で乗り切るシナリオを描いていた。そのシナリオも、宣言を9月12日まで延長したことで「事実上崩壊した」――内閣支持率が危険水域に達し、コロナが終息しないままの現在、菅首相で選挙はできない状況になっています。新たな首相をまず選び、新鮮な顔で総選挙。自民の若手からも、そうした声が強くなっています。高市早苗首相誕生の可能性は、わずかながら現実に近づいています。■宇能鴻一郎(うの・こういちろう)を、官能作家と思っていませんか。実は歴とした芥川賞作家でもあります。それを裏付ける一冊が文庫になりました。『姫君を喰う話』(新潮文庫)がそれです。本書には芥川賞受賞作「鯨神」が所収されています。短篇集です。
山本藤光
ヤフーニュースを引用させていただきます。――首相は当初、9月5日のパラリンピック閉幕直後に臨時国会を召集し、冒頭で解散。総選挙に勝利した上で、先送りした自民党総裁選を無投票で乗り切るシナリオを描いていた。そのシナリオも、宣言を9月12日まで延長したことで「事実上崩壊した」――内閣支持率が危険水域に達し、コロナが終息しないままの現在、菅首相で選挙はできない状況になっています。新たな首相をまず選び、新鮮な顔で総選挙。自民の若手からも、そうした声が強くなっています。高市早苗首相誕生の可能性は、わずかながら現実に近づいています。■宇能鴻一郎(うの・こういちろう)を、官能作家と思っていませんか。実は歴とした芥川賞作家でもあります。それを裏付ける一冊が文庫になりました。『姫君を喰う話』(新潮文庫)がそれです。本書には芥川賞受賞作「鯨神」が所収されています。短篇集です。
山本藤光