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山本藤光の文庫で読む500+α

著書「仕事と日常を磨く人間力マネジメント」の読書ナビ

448:やまかん

2021-04-14 | 新・知だらけの学習塾
448:やまかん
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「やまかん」は、あてずっぽうな勘を意味します。この言葉の語源は2説あります。戦国時代に戦略にたけた、山本勘助という武士の名前から。もうひとつは鉱脈を発見する山師の勘から。私は後者だと思います。ちなみにタイトルの「やまをはる」は、この山勘が転じた言葉です。(この記事は『目からウロコ、日本語がとことんわかる本』講談社α文庫を参考にしました)
山本藤光2019.02.10

447:山

2021-04-09 | 新・知だらけの学習塾
447:山
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「山笑う」という言葉をご存知ですか。俳句では春の季語になっています。有名なのは、次の句です。

――腹に在る 家動かして 山笑ふ(高浜虚子)
――故郷(ふるさと)や どちらを見ても 山笑ふ(正岡子規)

「山笑う」は春の季語ですが、山には四季を通じての季語があります。
「山眠る」:冬の季語
「山粧う」:秋の季語
「山滴る」:夏の季語

ここまで書いて、「やまをはる」「やまをかける」という言葉が浮かんできました。漢字は「山」です。なぜ「山を掛ける」というのでしょうか。調べてみました。

――「山」は鉱山のこと。鉱脈のありそうな山を見当をつける意から転じたことば。(日本語語源辞典)

「山を当てる」「山が外れる」も、ここからきています。
山本藤光2018.12.28


446:野暮

2021-04-07 | 新・知だらけの学習塾
446:野暮
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
あいつは野暮なやつだと用いられますが、「野暮」の語源をご存知ですか。「野暮」は「粋」の反対語です。――野暮は遊里で遊びを知らない連中を揶揄する言葉として生まれた。「野暮」の「「野」は遊郭のこと、「暮」は「暮れる」、すなわち、遊び方に暗いというわけだ。(柴田武『知ってるようで知らない日本語』PHP文庫)
山本藤光2018.09.25

445:藪の中

2021-04-04 | 新・知だらけの学習塾
445:藪の中
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
真相は藪の中だ。この言葉が生まれたのは、大正11年のことです。生みの親は芥川龍之介です。殺人事件の関係者の証言が食い違うさまを描いた『藪の中』が、そのままの意味になって使われるようになりました。
山本藤光2018.12.11

444:やにさがる

2021-03-31 | 新・知だらけの学習塾
444:やにさがる
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
やにさがる。この言葉の由来を知って、笑ってしまいました。キセルの雁首を上に向けて、粋なポーズをとる男の様子が語源のようです。この格好では、脂(やに)が吸い口の方へと下がってきます。ニヤケタ男のこの姿を、江戸の人はそう呼んだようです。(谷沢永一『教養が試される341語・知らない日本語』幻冬舎文庫を参照しました)
山本藤光2018.09.28

443:矢立

2021-03-27 | 新・知だらけの学習塾
443:矢立
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「矢立(やたて)」をご存知ですか。松尾芭蕉が奥の細道を旅したときに、携行していました。細長い筒に、筆と墨壺を入れたものです。今では万年筆に取って代わられ、見かけることができないものです。どんなものか見てみたいと思って、ネット検索しました。なんとオークションにたくさんの出品がありました。
山本藤光2019.03.26

442:ものもらい

2021-03-26 | 新・知だらけの学習塾
442:ものもらい
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
目が腫れる病を「ものもらい」といいます。私は誰かからうつされた意味だとばかり思っていました。ところが違っていました。昔は「ものもらい」にかかったら、他の家から食事をもらえば治るとされていました。これは栄養のかたよりによって発病するので、他の家の食事で不足している栄養を補えるという発想によるものです。(『天下無敵のネタの宝庫雑学大事典』永岡書店おまとめました)
山本藤光2019.04.27


441:餅

2021-03-25 | 新・知だらけの学習塾
441:餅
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
もうすぐ正月です。餅つき風景は見られなくなりました。しかし餅を飾り、餅を食べる習慣は残されています。餅米は米の品種としては、中国から最初に伝わりました。しかし日本の風土には、後から伝わったウルチ米の方が適していました。日本のウルチ米は品種改良が進み、中国人にも大人気のようです。正月の餅は伸びるので長寿を表し、正月の伝統としていまだに健在なわけです。(「今さら他人には聞けない疑問650」知恵の森文庫を参照しました)
山本藤光2018.12.23


440:モ〇〇

2021-03-24 | 新・知だらけの学習塾
440:モ〇〇
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
立川談四楼『声に出して笑える日本語』(知恵の森文庫)を読んでいて、私が企業研修で出題する問題と同じことが取り上げられていました。

――海のモ〇〇と消えました。

立川談四楼は友人に出題したら、六割が間違って覚えていたと書いています。私の調査では誤答率七割です。実際に食料として存在するモズクですが「モズクと消える」では、ちんぷんかんな答えですよね。
山本藤光2018.03.30

439:めりはり

2021-03-23 | 新・知だらけの学習塾
439:めりはり
――第11講義:知育タンスの引き出しよりすぐり
「めりはりをつける」はよく用いられる言葉です。由来がわからないので、調べてみました。

――邦楽用語の「めり(低い音)」「かり(高い音)」から。歌舞伎ではせりふの明瞭な抑揚のこと。減(め)り張(は)り、と書きます。生活に減り張りをつける、などと用います。(日本語知識辞典)
山本藤光2018.05.27