北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「池上彰の天皇とは何ですか(池上彰著・PHP出版2018刊)」を読んだ。池上彰(いけがみあきら1950生れ)氏は、慶応大学卒/1973NHK入局。1994から11年間“週刊こどもニュース”を担当した。2005NHKを退職しフリーのジャーナリストとして活動している。名城大学教授/東工大特命教授も務めている。--------
この本「池上彰の天皇とは何ですか」の目次は次の通り。“はじめに(なぜ天皇と皇室について知る必要があるのか)”、“憲法の中の天皇”、“知っておきたい日本の皇室”、“歴史の中の天皇”、“天皇と皇室の仕事”、“生前退位と皇室の未来”、“天皇家の執事が語る皇室の素顔/対談/元侍従長/渡邉充”、“おわりに(平成が終わる今だからこそ/天皇について考える)”---------
この本「池上彰の天皇とは何ですか」の内容紹介文は次の通り。生前退位の前に知っておきたい/皇室/天皇陛下の話。憲法の中の天皇/天皇の歴史/皇室の未来とは/池上彰さんと一緒に考える一冊。天皇制は何時できたの。生前退位は何年振り。宮家って何ですか。今更/聞けない天皇の話はこの一冊で全て分かる。----------
池上彰氏は、この本「池上彰の天皇とは何ですか」のように時宜(じぎ)に応じた出版企画が目白押しであり、著書多数は当然でもある。NHKでは出世なさらなかったが/退局後に民放TV局で大成功を収められているのは/池上彰氏の人格と云うか人品の良さ/人の良さが幸いしたのだと思われる。胡麻(ごま)擂(す)り/忖度(そんたく)が池上彰氏の意にそぐわなかったに違いない。要らぬことに気を散らしていては/誰にでも分かる平易な解説は為し得ないだろうから。
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