奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2415)

2023-04-04 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「脚本力(倉本聰著・幻冬舎新書2022刊)」を読んだ。倉本聰(くらもとそう1935生れ)氏は、東大(文学部/美学科)卒。“前略おふくろ様/北の国から/昨日悲別で/優しい時間/拝啓父上様/風のガーデン/やすらぎの郷”など数々のヒットドラマの脚本を手掛ける。1977からは富良野を拠点に活動。聞き手/碓井広義(うすいひろよし1955生れ)氏は、慶応大学(法学部/政治学科)卒。1981テレビマンユニオンに参加/その後2020まで上智大学(文学部/新聞学科)教授。--------

この本「脚本力」の目次は次の通り。“序章(脚本家/倉本聰が出来るまで)”、“出会い頭が勝負(企画と発想)”、“愛が人を動かす(脚本と脚色)”、“シノプシス/火曜日のオペラ全7話”、“ドラマは化学反応である(人物と背景)”、“見る人を持て成す心(構成)”、“シナリオへの助走(ハコ書き)”、“人間が物語を生み出す(台詞とシナリオ)”、“シナリオ/火曜日のオペラ第1話第1稿”、“そして/創作の原点”-----------

この本「脚本力」の内容紹介文は次の通り。倉本総は何故60年以上に亘り/第一線で書き続けられるのか。“構成はお持て成し精神で”、“台詞は論理的であってはいけない”、“物書きに必要なのは発信力より受信力”。本書のために書き下ろした新作“火曜日のオペラ”の企画書から完成台本までの創作過程と共に/名作を生む“手の内”を全て明かす。87歳の今なお/毎日原稿用紙に向かう/巨匠の創造力の源泉に迫る一冊。---------

倉本聰氏は、“北の国から”の人気テレビドラマの印象が強い。高齢であり/碓井広義氏の聞き取りによりこの本「脚本力」は書かれている。雑誌にエッセイでも書いて下されば/もっと近しく感じるのだが/幾ばくか孤高の人に思える。直近の“やすらぎの郷”の出来が良かったので/忘れていた倉本聰氏の存在を思い出した。

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