奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その294)

2017-06-14 06:40:53 | 奈良・不比等
「15歳若返る脳の磨き方~苫米地式ブレイン・アンチエイジング(苫米地英人著・フォレスト出版2014刊)」を読んだ。------
苫米地英人(とまべちひでと1959生れ)氏は、オウム信者の脱洗脳で予(かね)てより有名である。------
近年漸く囲碁・将棋のプロ棋士にAIが勝つようになって来たが、既に、1980年代には人工知能の研究が始められており、当時はコンピュータの演算スピードが遅かったために実用化が出来なかったのであり、人工知能の研究はある意味完成していたとのこと。------
この人工知能の研究が進む中で、従来の心理学が人文科学分野であった処からの研究成果からは発展性が乏しくて、心理学は脳科学などの自然科学系の学問として理系の仲間入りをするようになった。------
苫米地英人氏は人工知能研究の本場であった米国のカーネギーメロン大学で博士号を取得されるが、コンピュータのハードの進展を待つペンディング状態となった人工知能研究の現場から日本に戻り以後先進的な心理学の取り組みを続けて来られた。ある種の天才なので、丁度、ドクター中松で有名な東大卒の中松義郎(なかまつよしろう1928年生れ)氏と似た面があり、その発言や行動には常人(じょうじん)の理解を超える部分がある。しかしながら、苫米地英人氏の書籍を読むと真似は出来ないが、若(も)しも仰る通りのプログラムをこなせたならば実現するのではとは思わせられる。天才の苫米地英人氏には簡単なエクササイズでも常人には無理な内容が散見される。例えば3ヶ月我慢すれば断酒でも禁煙でも達成は簡単だと述べている。食事法然り、古武術や13歳までの英語習得など多岐に亘る内容は全てご自身で身に付けられたようだが、常人の読者には無理な内容が多い。それでも人間の可能性の素晴らしさを知る意味でも苫米地英人氏の著書は参考になるものが多い。-----
荒井正吾知事の語る通りに奈良県がスイスの真似をして将来を明るくしようとするならば、苫米地英人氏の天才を育てるノウハウを奈良県の教育プログラムに取り入れて実現して欲しいものである。先ずは奈良県職員や県の教育関係者は「15歳若返る脳の磨き方~苫米地式ブレイン・アンチエイジング」でもお読みになってご自身の脳の能力アップを図っては如何だろうか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 古都奈良・修学旅行と世界遺... | トップ | 古都奈良・修学旅行と世界遺... »

コメントを投稿

奈良・不比等」カテゴリの最新記事