奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2445)

2023-05-04 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた(渡邉克晃著・ベレ出版2022刊)」を読んだ。渡邉克晃(わたなべかつあき1980生れ)氏は、2002広島大学(理学部/地球惑星システム学科)卒/2007同大学院(理学研究科/地球惑星学システム学専攻)修了/博士(理学)取得。物質材料研究機構ポスドク研究員/東大(地球生命圏科学グループ)研究員/原子力規制庁(技術基盤グループ)調査官を経て、2020フリーランス。---------

この本「身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた」の目次は次の通り。“石ってそもそも何/岩石と鉱物の基礎知識”、“えっ/これも石から/石から取り出された便利な材料”、“勘違いしているかも/似たようで違うもの”、“美しいアレの正体”、“粘土の用途は多彩”、“街で見かけるアレって何”、“エネルギーと環境”、“子どもに聞かれそうな素朴な疑問”、“歴史に出てくるアレ”----------

この本「身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた」の内容紹介文は次の通り。“地質学”と聞いて/何を思い浮かべますか。長い時間をかけて堆積した地層/ダイナミックに沈み込むプレート/大量絶滅を齎すような火山噴火。しかし/地質学は意外にも私たちの身近に溢れています。鉄やアスファルト/セメント/ガラスなどの建材や/文房具や食器/化粧品などの日用品のうらにも地質学の話題がいっぱい。街中で見掛ける様々な石や岩/自然が生み出す美しい景色や宝石/豊かな恵みを齎す土壌/社会を支える鉱物やエネルギーなど地質学のテーマは多岐に亘ります。分り易い解説と/豊富な写真や図で/面白くて奥深い地質学の世界へ招待します。---------

渡邉克晃氏は、厄年(やくどし)前の40歳でフリー/無職となられたのだ。この本「身のまわりのあんなことこんなことを地質学的に考えてみた」が少しでもヒットすることを願うばかりだ。アカデミックポストの獲得を目指しておられるのか/諦めないで欲しい処だ。

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