ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまるためしなし。
世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。
この書き出しは、鴨長明が1212年に残した方丈記の文頭である。「ゆく河の流れ」を、「すべてのエネルギーの流れ」と読み替えてみよう。
ゆく河の流れを地球上、さらには宇宙に存在するエネルギーになぞらえる。いみじくも鴨長明が900年前に述べた方丈記の書き出しに、エネルギーの流れに重ねてみるのである。地球上に流れきたるエネルギー、あるいは蓄えてよどんでいたエネルギーはすべて熱エネルギーになって宇宙に流れだす。
しかるに、現在の熱エネルギーに関する科学を記述した様々な図書とか教科書には、この原理は見出せない。
その理由は何か。
答えは至って簡単である。時の流れを扱っていないからであり、さらに言えば、熱に関わる学問体系そのものも19世紀の時代に封じ込められたまま、科学の進歩の流れに沿わなかったことにある。
(応)
世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。
この書き出しは、鴨長明が1212年に残した方丈記の文頭である。「ゆく河の流れ」を、「すべてのエネルギーの流れ」と読み替えてみよう。
ゆく河の流れを地球上、さらには宇宙に存在するエネルギーになぞらえる。いみじくも鴨長明が900年前に述べた方丈記の書き出しに、エネルギーの流れに重ねてみるのである。地球上に流れきたるエネルギー、あるいは蓄えてよどんでいたエネルギーはすべて熱エネルギーになって宇宙に流れだす。
しかるに、現在の熱エネルギーに関する科学を記述した様々な図書とか教科書には、この原理は見出せない。
その理由は何か。
答えは至って簡単である。時の流れを扱っていないからであり、さらに言えば、熱に関わる学問体系そのものも19世紀の時代に封じ込められたまま、科学の進歩の流れに沿わなかったことにある。
(応)
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