炉端での話題

折々に反応し揺れる思いを語りたい

年金情報の流出報道

2015-06-02 09:03:20 | Weblog
今朝の6月2日の報道トップに、日本年金機構の125万件ほどの個人的な年金情報が流出したことが報じられていた。
警察は事件として捜査しているという。詳細はわからないが、機構内の職員が扱うパソコンにウイルスを仕込んだメイルを送り込み、個人情報の記録を外部に流出させたらしい。
サイバー攻撃である。

筆者は、メイルを扱うパソコンと年金記録を取り扱うパソコンを同一のもので操作することが理解できない。外部からのメイルを扱うパソコンは、機構内のネットワークに接続してはならないことなど、サイバー攻撃に対処する初歩的な対策であるはずである。

今回は個人情報の流出であったが、サイバー攻撃として年金情報の消去もあり得ると筆者は危惧している。国家的なサイバー攻撃として年金を支給されている者の一切の情報が消去され、年金の支給が停止される事態があるかも知れない。
電子化情報記録の崩弱性があることから推察すると、どのような対策が必要であろうか。
年金を受給されている者としては、きっちりと年金記録を保管することであろう。定期的に送られてくる書類もこれまで屑籠に捨てていたとしたら、整理して保存しておくことが自衛対策として必要であることを今日報道された年金情報の流出から認識した。
(能)