ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

肩セミナーの内容

2009-05-26 01:53:56 | Weblog
お待たせしました。

先日行った肩セミナーの内容を書きたい、と思います。

今回は以下の3種目についてご説明させて頂きました。

①ショルダープレス ②サイドレイズ ③リアレイズ


以前にこのブログで書いた内容と重複するところも

あるかと思いますが、ご了承下さい。

①ショルダープレス:

『目的』 三角筋全体のサイズアップ

*私は通常、この種目をスミスマシンを使用して

スタンディングで首の後ろに下ろすやり方(バックプレス)

で行っています。

・足幅は肩幅ぐらいに保つ。

・バーは肩幅よりも少し広めに握る。

(*個人によりこの握り幅は変わってくるかもしれません。

ご自身で色々と試してみるといいと思います)

・バーを握ったときにバーと手首は一直線

(横から見て)になるようにする。

・バーを握ったときに下背部を軽く反らし、

(アーチをつくります)お腹の下(腹筋下部)に

力を入れ、下背部でウェイトを支える。

・胸は張った状態でバーは肘から下ろし、

耳たぶの高さぐらいまで下ろしたら、

元のトップポジションに戻す。

*この動作の繰り返しになります。

*回数は1セット、6ー10回ぐらいでいいと

思います。

(トータルで4-5セット行えばいいかと思います)


《補強種目》

ダンベルをそれぞれの手に持ち、スタンディングで

オルタネイト(片手ずつ交互に)でプレスを行う。

ウェイトを骨で支える感覚を得やすいので、

ショルダープレスを行う前のプレ種目に適している。

*自力で10回ぐらい出来る重量で3セット程行うと

いいと思います。

②サイドレイズ:

『目的』三角筋の横(サイド)のサイズアップ

*私はスタンディングで行っています。

・両手にダンベルを持ち、肘は少し曲げる。

・肘から挙げていくが、ダンベルの軌道は

横から見たときに体の後ろの方を通るように

行う。

(*この後ろの方へ挙げる方がサイドに効きます)

・トップポジションで小指を上に来るように行うと、

サイドの収縮が強まる。

*回数は1セット、10回から30回ぐらい行うと

いいかと思います。

(30回行う場合は、10回を1セットにし、重量を

落としながら(ドロップセットです)合計で30回に

なるように行う。

《補強種目》

軽めのダンベルを両手に持ち、顔の前までダンベルを

持ってくる。(顔の前で握った手の平が自分の方を向く

状態(ちょうど、アンダーハンド(逆手)でナローで

バーを握るような体勢です)

この状態から、肘から体の真横へダンベルを突き出す。

(両腕は真横へ真っ直ぐに伸ばす)

伸ばしたら、また肘から元の状態へ戻していく。

*この種目はサイドが意識出来ない方に適したものです。

真横へダンベルを突き出す動作により、サイドが運動に

参加します。

通常のサイドレイズが効かない方は、この種目をやり込んで

サイドを意識しやすくするといいと思います。

*回数は1セット、10回から15回ぐらいでいいと思います。

セット数は3セット程でいいかと思います。

③リアレイズ:

『目的』三角筋の後ろ(リア)のサイズアップ

・両手にダンベルを持ち、背中を丸めてベントオーバーの

状態(前にかがんだ体勢)をつくる。

・ダンベルを挙げる際は、肘を上に挙げる感じで行う。

(*この時、肩甲骨は終始開いた状態をキープする)

・ダンベルを挙げたときに、肩は下に落とす感じで

行うとリアの収縮が強まる。

・ダンベルを挙げていくときに、小指は外側に突き出す。

(リアの収縮が強まる)

回数は1セット、10回ぐらいでいいかと思います。

セット数は4-5セット行えばいいかと思います。

《補強種目》

台(高さ30cm、幅40cmぐらいのもの)を床に置き、

その台の横からダンベルを挙げるようにすると、

肩甲骨が開くのを防止出来る。


肩に対する基本的な考え方としては、

1.プレスで肩の深部を刺激する。

2.レイズで肩の表面に刺激を与える。

といったところでしょうか。


少し前のコメント欄でご要望のあったムービーで

撮る、という件ですが、今回は実現しませんでした。

ご了承願います。


では眠くなったので寝ます。


ウホッ

ゴリ






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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いのたい)
2009-05-26 20:21:07

動作を文章で伝えるのは難しいと思うのですが、高梨選手はうまいですね。
たいへんわかりやすい説明ありがとうございました。
永久保存にします!
返信する
Unknown (ビギナーマン)
2009-05-26 22:10:12
セミナーにメモ忘れたので助かります!
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-05-26 22:38:48
いのたいさん、

わかりやすい、と言って頂けると嬉しいです。

ご自身のトレーニングに役立てて下さい。

返信する
Unknown (やま)
2009-05-27 15:20:05
オルタネイトのダンベルショルダープレスは珍しいですが、アーノルドプレスのようにひねりを入れたり、オーソドックスに手のひらが正面を向いたり、手のひらが耳の方を向ける等のバリエーションがあると思いますが、高梨さんはどのようにされていますか?この場合の肘の位置もグリップの下にくるようにしていますか?質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします。

返信する
Unknown (ゴリ)
2009-05-28 01:35:47
やまさん、

オルタネイトのダンベルショルダープレスは、手の平が正面を向くオーソドックスなスタイルで行います。
スタンディングで行い、ダンベルを持った腕は下ろしたときに、前腕と上腕の角度が直角に近くなるようにします。(下ろすのはここまででいいです)挙げるときは、真上に挙げるようにします。このとき、ダンベルのバーと手首のラインは横から見て一直線になるようにします。
(ご質問の肘の位置がグリップの下に来るようにしているか、という件ですが、手首とバーのラインが一直線になっていればあまり気にしなくていいと思います)

分からないことは質問して頂いていいですよ。
返信する
ゴリ様 (やまだ)
2009-05-28 02:17:51
勉強になります!
ブログ、楽しく拝見させていただいています!
お体に気をつけてがんばってください!
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-05-28 02:38:31
やまださん、

ありがとうございます。

頑張りますよ!

返信する
ありがとうございました (モンチッチ)
2009-05-28 03:48:57
肩のセミナー内容アップしていただきありがとうございました。さっそくやってみたいと思います。これからも、トレーニングの事は、もちろん他の話しも楽しみにしてます。
減量中で大変だと思いますが、頑張って下さい。大会応援に行きます!!
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-05-28 07:10:10
モンチッチさん、

いえいえ、どういたしまして。
参考にしながらやってみてください。

ありがとうございます。
大会の応援、よろしくお願いします!

返信する

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