6月28日、自衛隊の大規模接種センターにて、2回目のワクチン接種を受けてきた。地元での接種時期があまりにも遅れているので、自衛隊によるモデルナ接種を利用したが、地元で待っていたら、まだ1回目も打てていない状況だと思う。予想通り、接種部位の若干の痛みと少しの発熱(37度ちょっと)等の副反応はあったが、日常生活には影響するほどではなかった。
ワクチンといえば、政府が五輪開催のために、接種を加速していたが、ここに来て供給不足もあり、職域接種にブレーキがかかりそうである。接種の加速はいいことだが、政府は、五輪強行というあからさまな動機があまりにも不純であったと反省すべきである。また、当初の方針を翻し、約10万人の五輪ボランティア全員に特例でワクチンを接種することを決定したようであるが、後手後手もいいところで、2回目の終了が7月31日あたりで、ワクチン効果が出るのは、早くても8月7日すぎとなり、皮肉にも五輪は閉会するタイミングである。要するに、感染対策の「やってる感」を出すだけが狙いで、実際の効果はほとんどないと言える。ボランティアに打つとしても、警備関係の人達やバスの運転手達は一体どうなるのだろうか?全国から集められた人数は莫大なものになるが、彼らはワクチンを打っていないのである。感染拡大の恐れが現実のものになることはほぼ間違いない。ボランティアのワクチンが間に合わないなら、それを不足している職域接種の方に回してほしいものである。国民の命より五輪優先を許してはならない。
そういえば、天皇・皇后両陛下とも64歳以下なので、まだワクチンは打っていないようであるが、何で開会式への出席が調整中と発表されるのか不思議である。ワクチンが未接種であれば、健康のことを考えれば、出席はあり得ない話である。政府は、よくもまあ平気で嘘をつくものである。万一、健康を無視して、強引に引っ張りだしたとしたら、首相は、即刻クビである。
最終コーナーに来て、政府は七転八倒状態で、お金に関係なく、何でもかんでもやると言い出している。すべてぶち込むつもりでいるようであるが、誰もかかるお金のことは、監視していない。かかるお金は、すべて我々の税金からである。すべてやっちまえという政府の対応は許しがたいものである。
一月万冊の考察(6/28): https://youtu.be/Iig4RRDakkE