GW最終日の6日は、大変忙しい1日になってしまった。午前中は、現役時代仕事でもお付き合いのあった友人I氏が「じぃじが遺す時事イラスト」展を開催するとの案内状をいただいたので、成城学園にあるギャラリーまで出かけた。彼は、CA出身で訓練を担当していた時に一緒に仕事をさせてもらった仲で、定年後も文化事業関連でおつきあいをさせてもらってきた。彼は、多才で本も何冊か書かれており、イラストの絵も大変上手で、ここ数年、時事問題をイラストにして、知り合いに配布したり、中でも傑作のイラストをまとめて書籍にしたりしていたが、今回、そのイラストを集めて展覧会を開催する運びとなったようである。自分には、文才も画才もないので、いつも感心して敬服していたが、展覧会を催すというので、やはり現役時代、フランクフルト駐在当時の支店長W氏をお誘いし、二人でお邪魔した次第である。I氏は、定年前、文化事業関係の仕事をされており、ドイツ文学者で有名であった故小塩節さんと親しくお付き合いがあったとのことで、ドイツ時代に交友のあった我々にも声をかけていただき、4人で何回か食事もご一緒させてもらったこともある。
展示会場には、時事関連の多数のイラスト風刺画が展示され、過去のイラスト画もすべて見ることができた。美術展での過去の入賞作品も展示されていたが、改めて彼の才能に驚くばかりであった。イラスト画にはトランプとかプ-チンとか海外の有名な政治家から日本の政治家までいろいろな人物が描かれているが、どの人物も似顔絵がそっくりで、面白く政治風刺画を楽しむことができる。当日、我々が一番乗りであったが、後から、何人もの来訪者があって、I氏の交友ぶりの一端が伺えた。I氏ともW氏とも久しぶりにお会いしたので、展覧会場で懐かしくいろいろお話をさせてもらった後、W氏とは、駅近くのカフェでランチをご一緒させてもらった。コロナ前までは、年に1回程度お会いしていたが、最近はしばらくご無沙汰していたので、いい機会となった。先日、NHKのEテレで、料理研究家であるW氏のお嬢さんの田舎暮らしの模様が紹介された番組を拝見したばかりであったので、ホットな話題となった。このランチまでは、事前に予定していたスケジュールであったが、つい先日、「テレサ・テンのメモリアルコンサート」が6日の夕方に開催されることを知り、急遽、チケットを購入したため、イベントをハシゴする羽目となった。6日は成城学園からコンサート会場の赤羽まで移動するという忙しい1日となってしまった。