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上昌広氏記者会見~日本のコロナ対策の失敗

2021年06月28日 06時10分33秒 | 健康

医療ガバナンス研究所の理事長である上昌広氏が、6月23日、日本外国特派員協会主催で記者会見を行い、日本のコロナ政策の問題点を厳しく指摘している。日本の感染症対策は、約300人の厚生労働省の医系技官が牛耳ってきたが、クラスター対策に終始し、PCR検査を抑えてきた。今でも、PCR検査を拡大すると医療崩壊を起こす恐れがあるので、濃厚接触者以外には検査しない方針が続いているようである。保健所を核としたPCR検査に限定し、感染症ムラの権利を守ろうとしている。ゲノム解析にしても、保健所が限定的に独占して実施しているだけなので、デルタ株の発見等はいっこうに進んでいない。

この記者会見は、日本語と英語の通訳付きで行われているので、時間が余計にかかっているが、日本のコロナ対策の問題点が鋭く解説されている。上氏は、政府の御用専門家とは違って、科学的見地から、感染症対策の的確な提言を行ってきている。日本のコロナ対策は、感染研ムラの医系技官を中心として対策に終始しているため、うまくいっていないという。

オリンピックの感染対策についても、いろいろ問題があると指摘している。いわゆるバブル方式についても、穴だらけでいろいろ問題があるという。政府は、政権忖度する感染研ムラの専門家ではなく、上氏のような専門家の意見にも耳を傾けてほしいものである。

上昌広氏記者会見(6/23)の概要: https://youtu.be/dj0w0ndvjC4



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