年始初めから我が家の幸福の木に花が咲き始め、現在も花が咲いた状態にある。幸先の悪い2024年のスタートあったが、15日は、幸福の木のご利益が我が家にも少し舞い込んできた出来事が重なった。まず、朝から株価の上昇が進み、新年明けに買った日立の株が急上昇し、15日だけで約12万円の売買益を得た。商社株も軒並み上がっており、15日までに、すでに合わせて24万円も利益を得た。定期預金の利子の少なさを考えるとすでに利子が24万円も付いているのだから、大変なご利益といえる。
また、妻がパートを11月いっぱいで卒業し、12月は年次有給休暇を消化していたが、15日に12月分として予想以上の給与が振り込まれていたことがわかり、嬉しいWindfallとなった。さらに、15日に、文化放送の「日曜はがんばらない」から、鎌田實さんの新書「シン・がんばらない」のプレゼントが当選したということで、本が郵送されてきた。折角なのでしっかり読むことにしたい。何人の人が当たったのかわからないが、人気番組なので、相当数の応募があったと思われ、これもご利益かも。。。
また、昨年12月の卓球クラブの忘年会で自分も含め、7人が食中毒症状が出た一件で、お店の方からご迷惑をかけたお詫びということで、参加者全員に5000円のクオカードが渡され、15日のクラブの月例会の時に配布された。かえって恐縮したが、参加費が5000円であったので、何の症状も出なかった人も、結果的には、個人負担なく飲食したことになった。これまたWindfallなので、個人ベースで能登半島大地震の義援金に回そうという声も出ている。
また、1月9日に、谷中七福神を歩いてめぐり、おめでたい福絵が描かれた御朱印ももらい、部屋に飾り、七福神めぐりのユーチューブを作成して何度も聴いていたこともご利益の一旦となっているかも知れない。また、七福神めぐりの途中で、谷中霊園に立ち寄り、今年7月に新しく発行される1万円札に描かれている渋沢栄一さんのお墓参りを行い、金運のお祈りをしたが、それがご利益につながっていたかも知れない。
谷中七福神めぐり: https://www.youtube.com/watch?v=bEoDWrcm9oE
2024年の証券取引が4日に大発会を迎え、幕を開けた。昨年は、12月29日に証券取引所も納会を迎え、2023年の株式取引も終了した。会社卒業後、ずうっと無職の年金生活を続けているが、細々ながら株のデイトレードだけは今も続けている。ネット証券を利用し、退職金の内、1000万円前後を株の運用に回している。銀行の定期預金に預けていても、ほとんど利子がつかないことから、安全担保をつけながら、株式売買を続けている。二つの名義で、今は20社程度の株を運用しているが、2023年は、株の売買で約60万円、配当金で約15万円、合わせて約75万円の利益を得た。残念ながら、新型コロナワクチン開発で失敗したアンジェスという会社の株で20万円以上損切りしたので、実際は、100万円近くの利益は出ていたものと思われる。利益の計算は、ある株を購入し、売却した時の差額を売却利益と計算し、積み上げたもので、保有株全体の価値のダウンは無視している。本来は、保有株の総額で利益を見る必要があるので、必ずしも正確ではないかも知れないが、一つの目安として売買の記録を残している。株価が下がって、やむを得ず損切りすることもあるので、その場合の損失額は利益から引かれることになる。
利益目標は、毎月5万円で年間60万円プラス配当金で70万円としているが、昨年は、ほぼ目標を達成することができたものの、保有全資産は、購入時に対し、その価値が約200万円のマイナスで下がっている。マイナスがなかなか減らないのは、株価がプラスになると利益確定したいので売却してしまうからである。毎月5万円というのは、時給1000円として、1日4時間、週3回(月間50時間)、パートで働いた給与相当分と考え、目標としている。従来のNISAという制度は、額も少なく取扱いも面倒だったので、ほとんど利用していなかったが、今年から、新NISAというのが導入され、かなりの範囲まで売買手数料を取られずに売買できるようになるようなので、積極的に活用しようと考えている。株の売買は、その利益をあてにしているわけではなく、ボケ防止のためにやっているので、火傷の大損しないようには注意を払っている。利益が出れば、小遣い稼ぎで少し得した気分になれるので、精神衛生上はプラスとなる。今年の株式市況が上がっていけば、多少なりとも利益が生まれるので、期待したいところである。銀行の定期預金の利子はあまりに少なく話にならないので、若干賭けはあっても株式売買を増やさざるを得ないの実情である。
退職金をベースにここ10数年株取引を行い、デイトレーダーの真似事をやってきたが、今年は、株式市場は低迷もいいところで、1年を通して、配当金を含めても約25万円しかプラスを出すことができなかった。昨年は約200万円のプラスであったので、雲泥の差である。定期預金の金利も低いままで、寝かすのももったいないので、1000万円近くを株式投資に回しているが、今年は惨憺たる結果であった。
株式売買の収入は、売買益と配当金から成るが、今年は、大幅に下落した株の一部の損切りを行ったこともあって、年間の売買による収益は3万円ちょっとにとどまった。保有株の多くは、下がったままなので、売買もできず、損切りしか手立てがない。売買で利益を得た銘柄は、日立、オリンパスがほとんどで、その他はほぼ全滅であった。配当金の方は、昨年も今年も約22万円もあったので、ありがたい話でそこそこといえる。定期預金に預けていても、数百円程度しか利息がつかないのが現実なので、まだましともいえる。
しかし、保有株の現在の価格と購入時の価格との差は、全体の株価がずうっと下落し続けているので、全体で相変らずマイナス300万円もあり、まだまだ保有し続け、株価が上がるのを待つか損切りするしかないところである。素人はなかなか損切りに踏み切れず、下落した株を持ち続けるという悪循環に陥る。今年大損したのは、コロナワクチンの開発に失敗した「アンジェス」や不振にあえぐ「いきなりステーキ」の「ペッパー」はじめ「楽天」「日産」「クラレ」「JAL」等で多くの株は購入価格を大幅に下回る株価となっている。
日本の金融政策にも問題があると思うが、日本の企業の多くは株価で見るかぎり、どこも沈んだままである。ここ3年の日経平均株価は、下落し続けており、(2020年平均-27444円 2021年-28792円)、今年は、26000円台に留まっているので、諦めの心境である。世界情勢を見ても、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー・食料危機、コロナ感染拡大問題、中国問題等マイナスの材料ばかりである。期待したサービス業の復活も遠のいた感もあり、株価の低迷は当分続くと思われるが、他に資金を増やす手立てが全くないのも現実である。