浪漫飛行への誘(いざな)い

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ベラルーシは二度と行きたくない国

2021年06月07日 06時10分35秒 | 旅行

ベラルーシ当局は、5月23日、アテネからヴィリニュス(リトアニアの首都)向っていたライアンエア(アイルランドのLCC)の旅客機に対して、危険物が仕掛けられた可能性があるとして、ミンスク(ベラルーシの首都)空港に緊急着陸するよう指示し、着陸後、ベラルーシの反体制派ジャーナリストのロマン・プロタセビッチ氏が身柄拘束されるという事件が発生した。ハマスが危険物を仕掛けたというのは全くのニセ情報で、どうもベラルーシの独裁者、ルカシェンコ大統領が、反体制派のジャーナリストを拘束するために、軍を使って、強制着陸させたようで、EU各国から非難が相次いで、制裁も検討されている。

ルカシェンコ大統領は、「欧州最後の独裁者」で、27年間も大統領として君臨し、悪政を続けてきたが、最近は、民衆からの猛抗議デモを受けているニュースはよく報道されている。ロシアの後ろ盾で強気の姿勢を貫いているようである。今回、強制着類させられたライアンエアというLCCには、アイルランドへの旅行時に2回も乗ったことがあるので、ゾッとする思いである。

また、ヨーロッパでも最悪の国家であるベラルーシに旅行したのは、2010年9月のことで、ヴィリニュス(リトアニアの首都)から列車でミンスク(ベラルーシの首都)に入り、トランジットビザで1泊しかしなかったが、ひどいところであることは旅行していても肌で感じた。英語の表記は一切なく、ベラルーシ語とロシア語のみの表記なので、まともに旅行などできない印象であった。街中にマクドナルドがあったのは意外であったが。。。隣国のリトアニアは、ベラルーシ同様、旧ソ連の一国であるが、杉原千畝の命のビザで有名なカウナスや首都ヴィリニュスも観光地としても物凄く魅力的な都市であり、ミンスクとは雲泥の差がある。この差は一体何であろうか?まあ、こんな国もあるのかという貴重な経験をしたが、二度と行きたくない国の一つである。早く独裁政権を倒し、民主国家の方向に向ってほしいものである。

最近のベラルーシ関連ニュース(6/4): https://www.jiji.com/jc/v7?id=202008Belarus

ベラルーシ旅行アルバム(6分~8分): https://youtu.be/Bsqv2j0UBNk


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