浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

東京メトロの延伸計画発表

2024年11月06日 20時27分13秒 | 交通

東京メトロは5日、有楽町線豊洲―住吉(4.8キロ)と、南北線白金高輪―品川(2.5キロ)の延伸工事にそれぞれ着手したと発表した。南北方向のアクセス向上や混雑の緩和などを図る。いずれも2030年代半ばの開業を目指すという。

個人的に関心があるのは、南北線の延伸で、品川に初めて地下鉄が乗り入れることになるからである。白金高輪駅から環状4号などの下を通る湾曲したルートで品川まで延伸され、途中駅はないという。完成すれば、都心から羽田空港へのアクセスがより便利になると思われる。先日、東京メトロの株が市場に出回ったが、ひとまず100株だけは購入できたので、今後に期待したいところである。

品川といえば、4日にJR東海がリニア中央新幹線の品川駅の周辺住民を対象にした工事現場の見学ツアーを報道関係者に公開されたばかりで、品川再開発の注目ぶりが伺える。京浜急行品川駅の地上化と八ツ山橋・北品川界隈の高架化工事も着々と進んでおり、駅周辺の風景が大きく変わろうとしている。

東京新聞記事(11/5): https://www.tokyo-np.co.jp/article/364997


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黒田福美さんで思い出す定年夫婦のCM

2024年11月04日 06時24分03秒 | 人生

先日、大好きな女優の一人である黒田福美さんが10年程前から「骨髄浮腫症候群」という珍しい病気にかかり、闘病している旨の記事を読売新聞のコラムで読んだ。骨髄内の痛みで日常生活に支障が出るほどの痛みが下肢に生じる原因不明の病気のようで、彼女も痛みのひどい時は、松葉づえを使ったり、ヘルパーを活用したり、苦労してきたようで、骨の萎縮を防ぐ薬を飲んだりして、なんとか克服しているようである。

彼女は、韓国通で知られるが、清楚で品のある女優として、いろいろなテレビドラマや映画に出演していたので、ご存知の人も多いと思う。個人的に一番印象的なものは、2008年のANAと読売新聞とPLATINUMのコラボCMで、定年を迎えたご主人(大和田伸也さん)と奥様(黒田福美さん)の夫婦物の感動的なCMである。このCMを見るたびに、定年が自分と同じ年月日だったので、当時を嫌でも思い出してしまう。このCMに使われた音楽がチューリップの「青春の影」という大好きな曲であったこともあり、いっそう感動的で、当時、自分自身も同じ想いを抱いていたので共感する。彼女は、今68歳のようであるが、今でも素敵な魅力ある女優なので、病気のことも心配だが、まだまだ現役で頑張ってほしいものである。


 コラボCM 定年夫婦(5分): https://www.youtube.com/watch?v=K-EBKkG_kOE

  

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国民民主党は「ゆ」党?実体は与党?

2024年11月03日 12時21分32秒 | 政治

今回の総選挙で国民民主党が大幅に躍進したが、国民には野党と思わせておいて、政策実現をめざすいい意味での「*ゆ」党路線を明確化しているが、首相指名選挙の決選投票で、野党の野田氏を支持せず、無効票を投ずることを公言し、自公政権の延命化に手を貸し、実質的には与党と同じであることが明らかになった。いま与党入りすると来年の参院選において、惨敗することになることが予見されるため、ずるく「ゆ」党路線を取る方針のようである。

政権交代が最大の政治改革ということから、政権交代を期待した国民は、自公以外の野党に票を投じたと思われるが、国民党を支持した人たちは、自公政権の延命化に組する同政党に騙された形になっている可能性もある。政策実現のキャスティングボートを握った形だが、「ゆ」党というずるい立場は、いずれ国民に見透かされ、来年の参院選では苦戦するものと思われる。一月万冊でも、元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が国民党の実像について詳しく解説してくれている。

*「ゆ」党とは、《「ゆ」が五十音で「や(野)」と「よ(与)」の間にあるところから》野党として対立するわけでもなく、与党と連立を組むほどでもない、中途半端な政策方針を掲げる政党を揶揄 (やゆ) した言葉である。 


時事ドットコムニュース(11/2): https://www.jiji.com/jc/article?k=2024110101136&g=pol



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竹内まりや Music & Life ~人生の扉~

2024年11月02日 19時59分08秒 | 音楽

10月24日にNHK総合で「竹内まりや Music & Life~人生の扉~」というスペシャル番組を録画していたが、2日にやっと見る時間が取れた。NHK MUSIC SPECIALという番組で、月に1回、日本を代表する一流アーティストが登場するスペシャルプログラムで、10月は、大好きな竹内まりやさんが取り上げられたものである。23歳で歌手デビューして45周年を迎え、故郷である出雲への里帰りの様子と共に、ロングインタビューで音楽への思いと人生の原点について語ってくれた。彼女は、シンガーソングライターとして、あまりテレビに出ることもなく、自らの音楽スタイルを貫いてきた印象であるが、シティ・ポップブームの火付け役ともなった「プラスティックラブ」のヒット曲の制作秘話も紹介された。

彼女の歌については、資生堂のCMにも使われた「不思議なピーチパイ」くらいしか知らなかったが、1981年頃からしばらく休養宣言していたようで、作詞・作曲家として楽曲を提供していたようである。薬師丸ひろ子の「元気を出して」(1984)は気に入っている曲である。また、彼女の歌が特に好きになったのは、2007年発売の「人生の扉」で、今回のスペシャル番組でも、この曲をメインに、音楽と人生をフューチャーしていた。楽曲も歌詞も素晴らしく、年を重ねていく我々を励ましてくれるまさに人生の応援歌である。年を重ねることは悲しいことではなく、人生の扉を開いていくことは素晴しいことであることを気づかせてくれる。彼女の父親も大好きな曲であったようである。特に、好きな歌詞は、「満開の桜や色づく山の紅葉をこの先いったい何度見ることになるだろう」という箇所で、いつも自分にそう言い聞かせている。また、NHK朝ドラ「だんだん」の劇中歌「いのちの歌」及び映画「最高の人生の見つけ方」主題歌「旅のつづき」も人生応援歌として大好きな楽曲である。




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ホームページ開設から20年

2024年11月01日 08時21分49秒 | デジタル

11月1日で、ホームページ(HP)を開設してからちょうど20年の節目を迎えた。ホームページビルダーを使っての作成なので、技術的には初心者レベルであるが、20年の積み重ねからかなりのボリュームになってきている。HPのタイトルは、「浪漫飛行への誘(いざな)い」とし、タイトル画像は、飛行機とそれに乗り込むタラップをイメージし、 トップページには、日めくりカレンダーとして大好きな相田みつをさんの言葉を掲載している。開設時に生まれた赤ちゃんが20歳を迎えるのであるから、時の流れを感じる。

HPはまさに自分史及び自分の趣味の世界の縮図と化し、音楽、初物、旅行、語学、仏教、品川、卓球、陸上競技、自分史、その他の各シリーズから構成されている。自分の好きな曲や懐かしの歌やお気に入りの曲はすべてHP上から聴くことができる。 海外旅行は102か国行っているが、その多くについてYouTubeの旅行アルバムを作成している。初物では、一番切符や飛行機の初便搭乗の記録を残し、語学については、英語の勉強の参考となる情報を載せている。仏教については、親鸞聖人の浄土真宗やブッダの教えを学ぶのに役に立つ情報などを載せている。自分の住む品川については、界隈の歴史を含め、史跡や観光情報を、卓球については、自分の卓球人生の記録と卓球関連情報などを載せている。HPの内容はすべて趣味の世界であるが、データの更新等毎日何かと忙しくしており、ボケ防止に役立っている。

また、自分史については、「自分史年表」「趣味による自分史」「我が家の十大ニュース」の三部から構成され、ほぼ完成している。年表は、時期、出来事、年齢、関連する写真スライドショー(YouTube)や関連する音楽(当時流行っていた曲も含む)等から構成されているので、時に自分自身で振り返り青春をプレイバックしている。

  HP 浪漫飛行への誘い: http://romanflight.web.fc2.com/



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毒まんじゅうを食べた?石破政権

2024年10月31日 19時10分42秒 | 政治

10月30日、総選挙からまだ3日しか経っていないのに、自民党は、非公認で当選した裏金悪党議員の萩生田、西村、平澤氏及び離党していた世耕氏の4人に対し、自民党会派入りを要請し、了承を得た旨のとんでもニュースが流れた。あまりにも早い毒まんじゅうに手を出した形で、特に、世耕氏は、自民党公認の二階氏の三男と争った人物であり、森山幹事長も復党はありえないと言っていただけに、信じられない対応である。裏金問題を不問に付し、復党させたら、石破政権の支持率がますます下がることは明らかである。国民はそんな馬鹿ではないということをいまだにわかっていないのであろうか?

自公で過半数が取れず、石破氏は、何でもありとなっているものと思われる。とにかく、首相指名選挙で、勝利するために、非公認や無所属や右翼系の少数党を取り込むことに躍起になっているようである。また、今回議席を4倍に増やした国民民主党にすり寄ろうとしており、また、国民党の玉木氏は、野党が共闘すれば、自民党を下野させることが可能な状況にあるのに、あえて自公政権を維持し延命させる行動を取ろうとしていることは大変残念なことである。国民党は、是々非々といっても、裏金まみれの自公政権に組するようであれば、次の参議院選挙では、大幅に議席を減らすことになると思われる。それにしても、大幅に議席を伸ばした立民党の野田氏が野党共闘できず意気消沈している一方、小政党の国民党の玉木氏が意気揚々とテレビに出まくっているのは不思議な光景である。マスコミの取り上げ方にも疑問がある。



時事ドットコムニュース(10/30): https://www.jiji.com/jc/article?k=2024103000552&g=pol


一月万冊(10/30): https://www.youtube.com/watch?v=MXzmJJcsf-4

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今年の記念日旅行は、ベトナムのダナンを計画

2024年10月30日 15時31分30秒 | 旅行

この12月に結婚して40数回目の結婚記念日を迎えるが、コロナ禍も落ち着きつつあるので、今年の記念日旅行は久しぶりに海外とし、ベトナム中部のダナンへの旅行を計画している。ベトナムへは、ハノイ(2005年2月)とホーチミン(2005年10月)には行ったことがあるが、ダナン等の中部はまだ行ったことがなかったので、海外旅行再開の手始めとして、ダナンを選んだものである。

いくつかの旅行社のダナンツアーを比較検討したが、HISの成田発着のベトナム航空直行便を利用した13日から3泊5日のツアーがスケジュール的に都合よく、値段もリーズナブルであった。ホーチミン経由のLCCを利用した格安ツアーも検討してみたが、乗継便の利便性があまりにも悪く、また、LCCの定時性、サービスなどの評判が芳しくなく、飛行機のトラブルが予見されたため、自分達の体力も考え、ダナンへの直行便利用がベストと考えた。ツアーには、飛行機とホテルと現地での送迎しか付いていないので、2日間については、現地のオプショナルツアーを別途購入することにした。世界遺産のフエへの終日旅行(昼食付)と世界遺産のミーソン遺跡・ホイアンへの終日旅行(昼夕食付)に参加予定である。最終日は、フライトが夜中であるため、日中は、ダナン市内散策観光を予定している。

今までに海外業務出張は別として、個人や夫婦・家族旅行については、99回経験しているが、添乗員付きのツアーは3回(エジプト、トルコ、ロシア)のみで、添乗員のいないツアー(モロッコ、ランカウイ島、タヒチ等)を数回利用した以外は、ツアーに入ることなく自分ですべて個別に手配していた。しかしコロナ禍のブランクがあり、年も取り、久しぶりの海外旅行なので、不安があるので、添乗員はいないがHISのツアーに入ることにしたものである。ダナン旅行が実現すれば、記念すべき100回目のプライベート旅行となる。

今回3回目のベトナム旅行なので国数は増えないが、出来れば、訪問国数を増やすため新しい国に旅行したい気持ちもある。しかし、ヨーロッパは完全制覇済みで、アフリカにはあまり興味がないし、南米は遠くお金もかかる上、治安に不安があるし、アジアは、危ない国や行きにくい国しか残っていないので、国数を増やすには、オセアニアの南太平洋諸国かアジアの中で政情が安定している国から選ぶしかない状況にある。従って、今は未知の国ではなく、訪問した国の中でも、行ったことがない都市や観光地への旅行を優先しようと考えている。
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日本歌手協会の歌謡祭を見に行ってきました

2024年10月29日 21時45分15秒 | 音楽

10月29日、日本歌手協会による歌謡祭初日の昼の部を見に江戸川区総合文化センターに行ってきました。当初姉と行く予定あったが、腰を痛め行けなくなったため、大学時代からの友人を急遽誘った。チケット代はB席だが3000円という安さなので、ここ十数年毎年見に出かけてぃる。全部で4回公演があり、1回につき、約30人もの有名な歌手が懐かしの歌を披露してくれる。残り3回は、お正月にBSテレ東で録画放映されるので、テレビで楽しむことにしている。今回は、能登半島地震被災地支援チャリティーを兼ねていた。

司会は、歌手の合田道人さんと伍代夏子さんで、来年がちょうど昭和100年にあたるということからか、戦前の昭和初期の歌から、昭和史をなぞるように懐かしの歌謡曲が次から次へと披露された。青山和子さんの「愛と死を見つめて」から始まり、城みちるさんの「イルカに乗った少年」とかフィンガー5(晃)の「学園天国」とか大川栄策さんの「さざんかの宿」とか小柳ルミ子さんの「瀬戸の花嫁」「星の砂」とか九重佑三子さん、角川博さん、中村美律子さん、金沢明子さん、三田明さん、畠山みどりさん、尾藤イサオさん、仁支川峰子さんなど名前の知れた歌手の懐かしい歌を生で楽しむことができた。また、新生ロス・インディオスが、「コモエスタ赤坂」をもじり、「コモエスタ・ロスアンジェルス」という面白い新曲を出していることを初めて知った。これは時流に乗って、大谷選手とロサンゼルス・ドジャースをイメージした楽曲のようである。

昨年末に亡くなった八代亜紀さん、今年亡くなった西田敏行さん、アラン・ドロンさんを偲ぶ追悼して偲ぶ楽曲も披露された。現歌手協会会長の田辺靖雄さんもアラン・ドロンにちなんだ映画主題曲を歌っていた。また、特別出演した倍賞千恵子さんによる「津軽のふるさと」「舟唄」「かあさんの歌」はじめとするしみじみとした思い出を歌った歌は感動的であった。たった3000円でこれだけの歌手の歌を生で聴くことができるのは、この歌謡祭くらいである。我々世代にとっては、昭和の歌謡曲は元気の素である。

「コモエスタ・ロスアンジェルス」:https://www.youtube.com/watch?v=OTqvCXRWNvE

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総選挙結果~自公で過半数割り込む

2024年10月28日 13時18分05秒 | 政治

10月27日、衆議院の総選挙が行われ、自民党がオウンゴール連発というのに、俺が俺がの頭の悪い野党乱立により、自公政権は過半数を割り、厳しい結果となったものの、ぎりぎりのところで踏みとどまった感もある。自民党が第一党の座から落ちるかなとも期待していたが、なぜか一般国民の多くが、いまだに犯罪集団を支持しており、いかに現状に満足し、甘い汁を吸っている連中が少なくないということも明らかである。裏金を作り、政治活動という隠れ蓑ですべて懐に入れ、税金も一銭も払わないという政治家も問題だが、その政治家を責めることなく、サポートする一般国民もまだいるということのほうが呆れる。非公認というのは単なるポーズで当選すれば復党は必至であり、ずるい政策である。2000万円を非公認の裏金議員の政党支部に支給したという事実からも、自民党の金権体質は全く変わっていない証拠である。野党も頑張ったと評価されるが、野党が乱立して立候補すれば、自民党に利することになるので残念である。自己主張したい気持ちはわかるが、出馬すること自体自民党を支援することと同じである。もっと自民党を敗退させることも可能だっただけに残念な思いである。自分の区でも、野党から6人も立候補しており、自民党の勝利は投票前から明らかで、白ける思いであった。

裏金議員46人の内、28人が落選したことはいいが、18人も信任されたことは極めて遺憾である。特に落選してほしかった萩生田氏と西村氏が当選したのは極めて残念であるが、裏金疑惑で注目された松野氏、下村氏、高木氏、武田氏、丸川氏、甘利氏、二階氏の三男が落選したことは大変好ましい結果であった。萩生田氏にしても野党から3人も立候補したことが有利に働き命拾いしたものである。また、犯罪疑惑のある木原誠二氏や鞍替えの世耕氏の当選は複雑な思いである。木原氏は、あれだけのスキャンダルを起こしても当選させてしまう有権者はまさに“喝”である。

また、紙の保険証の廃止という愚策を独断で決め、日本中に迷惑をかけてきた河野元デジタル大臣を当選させてしまったのも残念である。また、国民民主党が大躍進したようだが、立ち位置がどうも解せない。玉木氏は、総理指名でも野田氏に入れないと公言しているので、国民を騙した裏切り者ともいえる。これで立民中心の政権交代は遠のいた印象で、自民党の独裁政権が権力を握り続け、日本をさらに駄目にすることになろう。腐敗した自公政権は裏金議員、保守党、国民民主党等を取り込み、政権を維持することになると思われる。


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卓球クラブの役員卒業

2024年10月26日 08時16分06秒 | 卓球

10月25日に所属する卓球クラブの総会が開催され、14年間務めてきた役員を卒業することになった。定年を迎えてから、地元の卓球クラブで卓球を楽しんできたが、人材不足もあって、入会2年後から微力ながら役員も務めてきた。30数名の小さなクラブであるが、ちゃんとした規約もあり、いろいろな行事もやってきたので、それなりに負担も少なくなく、最近は体力的にも限界を感じていた。ボール等の備品や大会の賞品を購入したり、週2回の練習会、月1回の月例会及び競技会、年1回の創立記念大会、合宿及び総会、トップレベル試合の見学、交流会、講習会、お花見、暑気払い、忘年会等クラブとしての行事も多彩で、自分自身の担当も限られているが、練習のコーチ役も務めてきたので、健康上の理由もあり、今期をもって役員を卒業させてもらうことにした。

14年も役員をやっていたので、いろいろな思い出もある。例えば、千葉の白子温泉での合宿は、全部で10回も参加し、練習、宴会等学生時代のような気分を味わった。練習メニューも考え、ある時期は、合宿の写真集をYouTubeやDVDで作成したこともあった。2017年には大学のトップレベル(関東リーグ1部トップ校)の選手3人を招いて、講習会を実施することができたのも思い出に残る。また、2018年には創立20周年を記念して、20年のあゆみとメンバー全員のプレイ姿を動画にしたDVDを作製し、全員に配布し喜ばれた。

クラブ自体、60歳以上から成る高齢者団体なので、平均年齢も75歳を超える。下は62歳から上は93歳までのメンバーなので、故障者も出るし、高齢でやめていく人も少なくない。卓球は高齢者でも十分楽しめるスポーツなので、皆、自分の体力に合わせて卓球を楽しんでいる。但し、高齢化が進み、創立時のメンバーはすでに誰もいないし、今や創立26年も経ってクラブ自体の存続もそろそろ曲がり角に来ているともいえる。クラブの存続のためには、若手といっても60代の連中が後を継いでいく必要があるが、今や60代でも働いている人がほとんどなので、残念ながら、余暇活動に専念することが困難な現実もある。

60歳定年は、もう古き良き時代となっているが、自分自身、60歳から仕事を卒業し自由人となれたことは大変ラッキーであった。新型コロナ問題で活動が休止していた時期もあったが、16年間貴重な経験をすることができたと振り返る。総会後、近くのお寿司屋さんで今回退任した5名で慰労会を行い、皆の労をねぎらった。今後は、コーチ等で可能な限り協力するものの、運営は新役員に任せ、自由な身で自分のペースで卓球を楽しむこととしたい。
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