昨今、ジャニーズ問題、フジ問題やらマスメデイアの不祥事が続いているが、今回の参議院議員選挙の結果を受けてのY新聞の石破退陣報道の号外発行を見るに、マスメディアの劣化が目立つ。近いうちに責任を取って退陣することはほぼ確実だと思うが、あのタイミングで号外を出すことは勇み足であり、政治誘導の恐れもある。先の敗北は自民党政治終焉を意味するものであり、石破さんがやめてももっと悪くなる恐れが大である。裏金疑惑の旧安倍派の連中が中心になって石破降ろしを画策しているようで、党の体質がちっとも変わっていない気もする。政局についてもマスメディアが正しい情報を提供してくいれているかも疑問が残る。号外の誤報で思い出すのが、「貴乃花と宮沢りえの結婚」の号外で、実際に受け取った記憶がある。
今回の選挙を含め、昨今SNS情報がネットで溢れ返っていて、本当の情報とニセ情報やデマ情報が交錯している。マスメディアがきちんと情報を提供しないので、SNS情報が無法状態にある。特に、若者は新聞やテレビ情報より、ネット情報に接する機会の方が多いので、注意を要する。今回のS党の躍進はすごいが、その実体がどこまで正しく報道されているかは疑問が残る。ジャニーズ問題、森友加計問題、木原事件、都知事学歴詐称問題、兵庫県知事パワハラ問題、東京オリンピック・大阪万博の醜聞などあげればきりがないほどマスメディアの劣化というか偏向報道というかきちんと正しい情報を伝えていない気がしてならない。SNS情報との落差が激しすぎて、どれが正しいのかわからなくなるほどである。政府与党とマスメディア、検察、警察との癒着も気になる。誰が首相になるのか、与党の枠組みがどうなるか今後の政局から目が離せない。