浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

納涼盆踊りを覗いてみた

2024年07月31日 08時11分01秒 | イベント

区民まつりの一環として、7月27、28日と二日間にわたり、家の前の天妙国寺境内にて、納涼盆踊りが開催された。27日には長男夫婦、28日には次男家族が家に遊びに来て、2日間とも盆踊りを覗いた。孫にとっては、初の盆踊り見学となったようである。境内には各町会やPTAなどの模擬店が並び、参道には露店も出ている。境内の一角にはブルーシートが広げられ、家族連れが盆踊りを見ながら模擬店や露店で求めた食べ物などを楽しんでいて、まさに納涼盆踊りといったイベントである。毎年この時期に行われているが、すごい人出で、品川音頭、東京音頭など様々な曲が流れる中、大人も子供も一緒になって踊りを楽しんでいた。やぐらの上階では太鼓やお囃子が盆踊りを盛り上げていた。また、会場のお寺さんは、自分の永代供養納骨堂があるところなので、深い縁を感じる。

お盆や盆踊りについては、5年前に、仏教講話で仏教上の意味合いについて学んだことがあり、それについてブログにも書いていたことを思い出した。お盆や盆踊りには諸説があるようだが、5年前のブログで下記のように書いていたので、勉強のために読み返してみた。

『お盆とは、正しくは「盂蘭盆 ウラボン」といい、「仏説盂蘭盆経」から来ている。「ウラボン」は、サンスクリット語で、「倒懸」で、「倒さに懸かれる者」ということで、「盂蘭盆経」とは、「逆さ吊りにされた者を救う方法を教えた経」ということである。ウラボンとは、表裏の裏かと思いきやとんでもなかった。このお経のもとになるエピソードがある。

お釈迦様の十大弟子の一人である目連は、神通力で亡き母が地獄で逆さ吊りの刑を受けていることを知り、なんとか母を救済できないかと釈迦に尋ねたところ、釈迦は「旧暦の7月15日(現在の8月中旬頃)に、飯、百味等の珍味を、多くの高僧に供養すれば、餓鬼道の苦難から免れるであろう」と教導した。目連が実践したところ、母が餓鬼道から天上界に浮かぶことができ、喜びの余り踊ったのが、盆踊りの始まりだという人もいる。これが日本に伝わり、旧暦7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りやお盆の行事が始まったという。

逆さ吊りにされ苦しんでいる人を助けようとするのがお盆であるが、逆さ吊りになっているのは、目連の母親だけでなく、迷いを迷いとも知らず、真実を真実と信じられず、迷いを真実と誤解して、苦しみ悩んでいる我々は皆、仏の眼から見ると、逆さに吊りで苦しんでいる餓鬼である。金も、財産も、名誉、地位もあり、妻子ある者は、それらによって苦しみ、ない者は、それらを求めて悩んでいる。有るも苦なら、無いも苦である。なければ欲しい、あっても欲しい、欲しい欲しいと、飢え続け、渇き続け、恨み続け、満足ということを知らず、苦しんでいる餓鬼ばかりである。亡き先祖のことばかり案じて、我が身が餓鬼であることを忘れているのである。

お盆は、亡き先祖を救う日ではなく、今、現に、逆さに吊られて、飢え、渇き、苦しみ続けている自分自身を救うための日である。先祖は、26代遡ると1億数千万人にもなるので、お盆に皆帰ってきたらとんでもないことになる。お盆は、先祖が帰って来る日ではなく、先祖に感謝し、苦しみ続ける自分自身を救ってもらう日であることを肝に銘じるべきである。』
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「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録

2024年07月30日 06時28分38秒 | 旅行

ニューデリーで開催中のユネスコの世界遺産委員会は27日、「佐渡島の金山」を世界文化遺産に登録することを決めた。「佐渡島の金山」をめぐっては韓国政府が「朝鮮半島出身の労働者が強制的に働かされた場所だ」として反発し、日韓両政府が話し合いを続けてきた経緯がある。日本側が朝鮮半島出身労働者に関する歴史を含む「全体の歴史」を現地の展示に反映するなどの対応を取ったことで審議では、韓国も委員国の一つとして登録に同意したという。
 
今回の決定で、世界遺産の総数は1223件となるが、新しく登録された世界遺産は知らないところがほとんどである。また、日本の世界遺産は、文化遺産と自然遺産あわせて26件となった。世界遺産は、単なる観光資源とは異なるので、訪れることが難しいところも少なくない。個人的には、訪問した世界遺産は200箇所にとどまるが、文化遺産は各国とも散らばっており、自然遺産も地方都市に広がっていることが多いため、その数を増やすことは難しい状況にある。学生時代に佐渡島には行ったことはあるが、あまり記憶もなく、金山がらみの施設は全く知らないので、行ったことにはならないと思われる。

世界遺産が多い国一覧(2023年現在):

1位 イタリア 59
2位 中国 57
3位 ドイツ 52
3位 フランス 52
5位 スペイン 50
6位 インド 42
7位 メキシコ 35
8位 英国 33
11位 日本 25
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武田鉄矢の昭和は輝いていた~歌碑になった歌謡曲~北海道編

2024年07月29日 05時41分08秒 | 音楽

7月26日のBSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」は、歌碑になった歌謡曲~北海道編を紹介してくれた。北海道には、76もの歌碑が存在するというから驚きである。全ては紹介できないので、いくつかの歌碑となったご当地ソングを紹介してくれた。まず、島倉千代子と森進一が歌った「襟裳岬」には2つの歌碑が並ぶ。全く別の歌だが現地には仲良く2つの歌碑が並んでいるという。

また、「石狩挽歌」の歌碑は、作曲家と作詞家だけで、当初北原ミレイの名前が刻まれていなかったが、後になかにし礼の要請で、北原ミレイ創唱という文字が追加されたという。大自然が広がる美幌町に建てられた美空ひばりの「美幌峠」の歌碑にまつわるエピソードも紹介された。北海道のご当地ソングについては、個人的にも大変興味があるので、HP上で、約820曲ほど集めており、その内、600曲近くは楽曲を聴くこともできるようになっている。

番組で紹介された歌碑となった楽曲

・襟裳岬  森進一  島倉千代子
・石狩挽歌  北原ミレイ
・美幌峠  美空ひばり
・出船の港  岡本敦郎  (利尻島)   
・マリモの唄  安藤まり子
・釧路の夜  美川憲一
・釧路湿原  水森かおり

今回紹介されなかったが、宗谷岬(ダ・カーポ)、知床旅情(森繁久彌)、小樽のひとよ(東京ロマンチカ)とか有名な楽曲も多い。酒は涙か溜息か(藤山一郎 函館)や赤い靴(倍賞千恵子 留寿都村)は、ご当地ソングではないが、いろいろな縁で北海道に歌碑があることも紹介されていた。

歌謡曲でめぐる北海道の旅(50選): https://www.youtube.com/watch?v=3sWXC7HchPU

北海道内の歌碑一覧: https://monument.sakura.ne.jp/01hokkaidou.html

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「地球劇場」~100年後の君に聴かせたい歌~

2024年07月28日 07時30分06秒 | 音楽

BS日テレ木曜夜、「地球劇場」という番組があることは知っていたが、7月25日に初めてしっかりと見た。「100年後の君に聴かせたい歌」として、ツタエビト・谷村新司さんが時代を越えて愛されているウタビト(アーティスト)を迎え、歌とトークで紡ぐ、ゆったりとした上質な音楽空間を楽しむ2時間番組である。25日は、アンコール放送のようであるが、ウタビトとして小椋佳さんをゲストに迎え、「愛される歌」「心の歌」「夢の歌」「今伝えたい歌」「返歌」などのテーマに沿って数々の名曲を披露してくれた。トークコーナーでは、アーティスト同士だからこそ共感できる「歌」や「人生」への深い思いをゆったりと語り合っていた。

今回のゲストの小椋佳さんは、銀行員とシンガーソングライターの二足のわらじを履いたアーティストとして有名であるが、馴染み深い名曲が多い。今回は「愛される歌」として「愛燦燦」「さらば青春」、「夢の歌」として「シクラメンのかほり」「白い一日」、「今伝えたい歌」として「俺たちの旅」「泣かせて」、「心の歌」として「顧みれば」、「返歌」として「流星」という曲が紹介された。二人のトークを通じて、小椋佳というアーティストの人生をかなり深く知ることもできた。

個人的には、「さらば青春」「シクラメンのかほり」「俺たちの旅」などが馴染み深い曲であるが、今回初めて、「顧みれば」というマイウェイのような人生ソングを耳にした。人生を振り返る歌詞が感動的で聴いていて即共感を覚えた。

谷村新司さんは、残念ながらすでに旅立ってしまったので、新しい番組はできないが、この番組は、現在・過去・未来と時を越えて「歌」を唄い、そして「歌」を語り合う彼にピタリの番組であるとの印象を受けた。



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パリオリンピックが開催

2024年07月27日 20時52分00秒 | スポーツ

7月26日~8月11日までの予定で第33回オリンピック競技大会がフランスのパリで開催され、26日夜7時から(日本時間27日未明)開会式が行われた。無理して深夜にライブで見るのは体によくないので、ビデオ録画して、後で主要な部分を早送り観覧した。オリンピックをライブで見たことはないが、陸上競技の世界選手権は、1999年から2007年まで5回ほど開会式を含め、ライブでの観戦経験があるので、大体の様子は想像がつく。やはり開会式は一つの感動的なショーとして見応えがあり、テレビで見るのと生で見るのとでは雲泥の差がある。

今回の開会式は、スタディアムではなく、エッフェル塔やセーヌ川をメインに屋外で実施され、入場行進も船に乗って行われるという画期的な演出で、感動的であったが、雨に降られたことが可哀そうであった。さすがパリで、セーヌ川、エッフェル塔はじめ観光資源を活用し、3年前の東京大会をはるかに超える素晴らしい演出であった。ただ、マリーアントワネットのギロチン演出はちょっと問題かなと感じた。フランスと関係なさそうな陸上のカール・ルイスやテニスのセリーナ・ウイリアムズやナダル、体操のコマネチが船上の聖火リレーに加わっていたことにも若干違和感を覚えた。開会式にはレディー・ガガやセリーヌ・ディオンといった超有名なエンタテイナーも出演していたが、これもちょっと違和感があった。また、久しぶりにぼったくり男爵のバッハIOC会長の姿を見たが、不快な印象は変わっていなかった。

今回、ロシアとベラルーシの選手は、国としての参加は認められず、AINという「中立的な個人資格の選手」としての参加のみ認められるが、開会式などへの参加は認めないとしているようだが、当然である。国際社会から締め出されたプーチンの地団駄踏んだ孤立感に満ちた顔が目に浮かぶようである。また、今回、205の国と地域が参加しているとのことであるが、地域として、香港が参加していることには疑問がある。今や中国に完全返還されていて、自由も自治も全くないのだから、地域して認められるきではないと思う。認めるなら、中国政府に対し、香港の自治、自由を要求すべきである。

オリンピックを見るといつもどんな国や地域が参加しているかが気になる。行ったこともなく、よく知らない国も多いが、個人的に102ヵ国に行ったことがあるので、205ヵ国ということは、そのほぼ半分には行っている計算である。パリには、8回ほど行ったことがあり、街の状況はある程度わかるので、いろいろな観光スポットが紹介されるのが楽しみである。アフリカと南米はほとんど手付かずの状態なので当然馴染みはないが、行ったことがある国や地域が紹介されるとなんとなく嬉しい気持ちになる。大会では、個人的には、卓球や陸上競技を楽しみにしている。


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「九十歳。何がめでたい」の映画を見てきた

2024年07月26日 05時56分54秒 | 映画

7月25日、草笛光子主演の話題作「九十歳。何がめでたい」の映画を品川で見てきた。原作は、作家の佐藤愛子が2016年に発刊した「九十歳。何がめでたい」で、2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものという。原作を読んでいないので、原作と映画の違いは承知していないが、まさに本人にまつわる出来事が面白おかしく描かれている印象であった。映画の最後に原作者の写真が紹介されていたが、実生活でも彼女はそんなお茶目な面白い女性であったようである。

「長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げた後、断筆宣言をした90歳の作家・佐藤愛子(草笛光子)は、新聞やテレビをぼうっと眺める鬱々とした日々を過ごしていた。同じ家の2階に暮らす娘や孫には、愛子の孤独な気持ちは伝わらない。同じ頃、大手出版社に勤める中年編集者・吉川真也(唐沢寿明)は、昭和気質なコミュニケーションがパワハラ、セクハラだと問題となり、謹慎処分に、妻や娘にも愛想を尽かされ、仕事にプライベートに悶々とする日々。そんなある日、吉川の所属する編集部では愛子の連載エッセイ企画が持ち上がり、吉川が愛子を口説き落として、晴れて担当編集に!このふたりの出会いが、新たな人生を切り開く――?!」

というストーリーが展開されていくが、コメディタッチで見てて飽きない。

佐藤愛子さんの長寿振りもすごいが、彼女を演じた草笛光子さんも90歳になるものの、見た目も本当に若々しいし、ピタリの役柄であった。草笛さんは、はるか昔1958年頃、毎週日曜、18時半から日本テレビの音楽バラエティ「光子の窓」の司会をやっていて、毎週必ず見ていたので、昔から親しみがある。その後を継いだのがあの「シャボン玉ホリデー」だったような気がする。90歳になった今でも女優として活躍されている姿を見ると元気がもらえる気がする。90歳になっても、前向きに好きなことをやって、元気に過ごしたい。たまには、こんな笑いと共感の痛快エンターテイメントも息抜きにいいものである。




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懐かしい昭和の歌謡曲

2024年07月25日 18時28分55秒 | 音楽

毎日パソコンやスマホでユーチューブの音楽を聴いて楽しんでいるが、いつでも無料で音楽が聴ける時代が来るなんて思ってもみなかったので、嬉しい限りである。小遣いをはたいて、好きなレコードやカセットテープやCDを買っていた時代が懐かしい。昭和40年代は、まさにそんな時代であったが、青春時代でもあったので、思い出に残る歌謡曲がいっぱいある。

先日もネット検索していたら、「昭和40年代ギリギリ記憶の歌謡曲」というタイトルのユーチューブサイトを見つけた。自分の場合は、ギリギリ記憶ではなく、ハッキリと記憶する曲ばかりであるが、約60分にわたって、さわりだけだが38曲もの懐かしい歌謡曲を聴かせてもらった。歌手の略歴と歌詞が紹介されているのもありがたい。また、本人の歌唱で映像や写真は当時のものを使ってくれているので、一気に当時にフラッシュバックする。

また、「懐かしすぎる昭和の名曲(1967年~1978年)」というサイトもにも出会った。こちらは、19曲であるが、1曲ごと最後まで収録されていて、約1時間となっている。懐かしい音楽を聴くとどうしてヒーリング効果というか心穏やかに落ち着くのであろうか?それが音楽の魅力であるともいえる。

昭和40年代 ギリギリ記憶の歌謡曲(約60分): https://www.youtube.com/watch?v=der-swvfAR0

懐かしすぎる昭和の名曲(1967年~1978年 約61分):https://www.youtube.com/watch?v=fB1tkY1xUfI

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日本歌手協会の「夏まつり唄まつり」

2024年07月24日 06時17分38秒 | 音楽

7月23日、日本歌手協会の夏まつり唄まつりの第ニ夜をBSテレ東で見た。今年6月に練馬文化センターで行われた3回のコンサートで、3日連続でテレビ放映されているようである。23日に放映された曲は知った馴染みのある曲が多く、懐かしい思いであった。

特に、悲しき願い(尾藤イサオ)、青春の城下町(梶光夫)、ウナセラディ東京(ザ・ピーナッツ)、太陽がくれた季節(西口久美子)、小樽のひとよ(東京ロマンチカ)などはとても懐かしかったが、鶴岡雅義さんも元気な姿でギターを弾いていたので安心した。

また、最近亡くなった歌手を偲んでの特集があり、感慨深いものがあった。佐川満男(2024年4月12日没)さんについては、「今は幸せかい」を元妻の伊東ゆかりさんと司会の合田道人さんが、小金沢昇司(2024年1月11日没)さんについては、「ありがとう…感謝」を後輩の北山たけしさんが、仲宗根美樹(2024年2月24日没)さんについては、「川は流れる」を歌手協会会長の田辺靖男さんが、八代亜紀(2023年12月30日没)さんについては、「舟唄」を盟友の五木ひろしさんが故人を偲んでしみじみと歌ってくれた。仲宗根美樹さんが亡くなっていたことは知らなかったので、ショックを受けたが、同年代の仲間が旅立つのを知ると寂しい思いである。

日本歌手協会の歌謡コンサートには過去何回も観覧に行っているが、今回の夏まつり、唄まつりコンサート時は、不整脈の手術で入院をしていたので、残念ながら行くことができなかった。10月にも毎年歌謡コンサートが行われているので、スケジュールが合えば見に行きたいと考えている。いつも一番安いB席だが、たった3000円でいろいろな歌手の生歌を聴くことができるので、毎年楽しみにしている。

「川は流れる」(仲宗根美樹): https://www.youtube.com/watch?v=3O5zNfaC7kI


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バングラデシュへの渡航中止

2024年07月23日 05時33分16秒 | 旅行

米国務省は20日、バングラデシュへの渡航勧告を「レベル4(渡航中止)」に引き上げた。社会不安や犯罪、テロの危険性を挙げている。バングラデシュでは公務員採用の優遇枠をなくすよう求める学生のデモ隊と治安部隊の衝突が激化し、20日までに少なくとも104人が死亡した。英BBC放送(ベンガル語)が伝えた。治安の安定化を図るため、政府は20日、全土に外出禁止令を出し、軍を配置した。首都ダッカなどではインターネットが遮断され、通信環境が不安定な状況が続いているという。 日本の外務省も21日、バングラデシュ全土の危険情報を不要不急の渡航を控えるよう求める「レベル2」に引き上げた。

同国の政情不安については、テレビでも報道され初めて知ったが、政府は、減少する外貨準備の拡充を図るため債権者と国際通貨基金(IMF)の資金支援を取り付けようとしており、今回の抗議デモ激化は同国経済にとって極めて重要な時期と重なったようである。同国は、世界でも最も貧しい国の一つであるとも言われているので、心配される。ダッカといえば、1977年の起こった日航機ハイジャックのダッカ事件が思い出されるが、それ以外にはほとんど知られていない街ともいえる。

渡航制限や禁止が出るほど治安上の問題があるので、一般の観光客はまず行くことはないと思うが、個人的には、2012年3月に3泊4日でダッカに旅行する機会を得た。観光資源はそんなにないが、オールドダッカ、スター・モスジットやラールバーグ・フォート等の名所を始め、ローカル列車に乗り込み、近郊の街にも出かけた。首都といえども観光地としては整備されていないので、ホテルは、日本人女性が経営している和食レストラン併設の宿で、食事もそこで日本食を食べていた。街には蚊が多いのか、ホテルの部屋には日本式の蚊帳が吊ってあったのにビックリした。大人になってから、蚊帳の中で寝たのは初めての経験であった。あのホテルのおかげで、安心してダッカ観光ができたことはラッキーであったが、今はどうなっているであろうか?


バングラデシュ旅行アルバム: https://www.youtube.com/watch?v=KHCtOk9KWAM





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マンション居住者親睦会に参加

2024年07月22日 23時10分30秒 | 住まい

7月20日夕方にマンションの懇親会が近くの飲食店で初めて開催され、参加してきた。当マンションでは、コロナ禍前には、毎年7月に敷地内でバーベキューパーティをやっていたが、コロナで中断したことと敷地内の砂場が駐輪場拡張のため、撤去されたため、スペースがなくなったこともあって、ここ数年は親睦会はずうっと中止されてきた。それでも、毎年自治会費を納めていたので、余剰金がかなりの額になったこともあって、飲食店を借り切って、参加費無料で居住者の親睦会を開催することになったものである。「ワイン食堂」との銘打ったお店なので、イタリアンが中心のメニューであったが飲み放題であった。

40数世帯の小規模マンションなので、参加者は18名であった。約30年住んでいるので、お互い顔見知りの人も多いが、高齢化とともに、世代が代わったり、新しく賃貸で入っている住人もいるので、この手の親睦会があってもいいかとは思う。昨今の新しいマンションの住人同士は、知らない人がほとんどという状況だと思うが、我がマンションでは、築45年の小規模なマンションなので、居住者同士のつながりは、そこそこ強いような気がする。今後ますます高齢化が進むと代替わりはじめマンションの居住形態も変わってくると思われる。現在、マンション理事会の運営についても、理事の成り手不足のため、今後どうするかの議論が行われている。

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