5月29日のNHKあさイチは、教えて!「あなたの自分応援ソング」ということで、いろいろな自分応援ソングを一般視聴者2000人以上からの声を特集していて、興味深く見た。つらい時、落ち込んだ時、どんな曲に励まされてきたかという自分応援ソングが次から次へと出てきた。人それぞれなので、すごい数の応援ソングがあることがわかったが、若い世代の視聴者が多かったようで、比較的新しい曲が多かった。あまりに沢山の曲が出てきたのので、追い付けず、NHK+で再度見て確認した。
まず、支持が高かった曲として大事MANブラザーズバンドの「それが大事」(1991)が紹介された。歌詞がストレートであるので、もろに励まされるという。個人的にも好きな曲である。特に多く寄せられた曲が100曲ボードにピックアップされていたが、知らない曲も少なくなかった。年代によってまさにそれぞれであった。
音響心理学の専門家によると、心が落ち着く曲、やる気が出る曲とは、二つの特徴があるという。①だんだんフェードインする、だんだん盛り上がる。例えば、クラシックの「ボレロ」②リズムが変化・転調する→やる気スイッチが入るという。この二つを備えた最強の一曲として、聴いたこともなかったが、ミセス・グリーン・アップルの「ケセラセラ」が紹介されていた。
また、家事がはかどる!曲として、最強が「ultra soul」(B’z)、掃除機がけには「TOMORROW」(岡本真夜)、風呂掃除には「田園」(玉置浩二)、食器洗いには「My Revolution」(渡辺美里)、洗濯には、「どんなときも」(槇原敬之)、料理には「終わりなき旅」(Mr. Children)という見方も面白いと感じた。ヤル気がアップする曲としては、最強の「ケセラセラ」の他に、「元気を出して」(竹内まりや)、「大空と大地の中で」(松山千春)も紹介されていた。紹介された曲の中で、個人的にも好きな曲は、ZARDの「負けないで」であるが、最近は年寄に相応しい曲ばかりが応援ソングとなっている。紹介されていなかったが、今は、ダ・カーポの「今日がいちばん若い日」なんかを聴いていると何となく元気が出る。
「TOMORROW」(掃除機がけにピタリ): https://www.youtube.com/watch?v=IxN5s8YipbI
「今日がいちばん若い日!」ダ・カーポ: https://youtu.be/e2Fyr1bl59w?si=cMq6sUZqdS-lQQFa