今年、9月13~21日に東京の国立競技場にて、第20回世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)が開催される。テレビでもコマ-シャルが入り始めたので、気になっていたが、チケットは1月末から販売か開始されていることを知り、あわてて調べてみたが、最終日と最終日前日は、人気種目が目白押しからか、残念ながらすべて売り切れとなっていた。
2021年にコロナ禍で行われた東京オリンピックは、観客なしであったので、新しく造られた新国立競技場で観戦する機会を失い、今回が初めての観戦となる。ひとまず購入したチケットは、13日初日のイブニングセッション(夜の部)のカテゴリーCの一番安いチケットで、一人当たり5000円であった。初日なので、このチケットがあれば、開会式も見られるようである。
日本の陸上競技のレベルは、一部の競技を除き、あまり高くないので、生で1回観戦し雰囲気を味わうことができれば、夜遅い時間帯なので、後はテレビの生放送を見たほうがよさそうである。メダルが期待できるのは、女子やり投の北口選手と男子競歩と男子4x100mリレー位である。東京で開催されるのは、1991年以来34年振り、日本で開催されるのは、2007年の大阪大会以来18年振りなので、世界のトップ選手を身近で見る絶好のチャンスといえる。
現役時代、陸上競技に関連する仕事を9年間やっていた関係で、世界陸上については、1999年のセビリヤ(スペイン)、2001年のエドモントン(カナダ)、2003年のパリ、2005年のヘルシンキ、2007年の大阪と仕事ではあるが、全部で5回ほど世界陸上を生で観戦した経験がある。従って、東京大会についても、どんな風に大会が進行していくかは大体イメージが沸く。生でのスポーツ観戦は、テレビとは違った臨場感を味わうことができるので、生で陸上競技を見たことがない人は、是非とも一度は観戦することをお薦めする。競技のメインは、夜の部で、夜10時過ぎまで競技が続くので、それなりの覚悟が必要であるが、平日のチケットはまだ取れるようなので、世界のトップ選手のパフォーマンスを自分の目に焼き付けてはどうか?まだ、6ヵ月も先の話であるが、織田裕二さんも戻ってくるようで、独占放映するTBSがいろいろ盛り上げる番組を放送していくと思うので、楽しみである。