浪漫飛行への誘(いざな)い

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空港施設の社長再任が異例の否決、何の力か? 

2023年06月30日 08時28分12秒 | ニュース

空港施設は、羽田空港の格納庫の施設運営を手掛ける民間会社であるが、昨年12月、国交省の元事務次官の本田勝氏が乗田社長に対し、副社長だった国交省OBの山口勝弘氏を次の社長にするよう要求する事件が判明し、人事介入問題としてマスコミを賑わしていたことは記憶に新しい。

国家公務員による民間会社への甘下りの話は聞くだけでも気分が悪くなるが、その人事にもOBが介入していたことが暴露され、すっきりしたと思っていたら、29日の株主総会で人事案が否決され、異例の事態となった。総会では、9人の取締役の選任が提案されたが、8人は選任され、国交省に対し毅然たる対応をした乗田社長の再任だけが否認されたということは何か変な力が働いている気もする。なぜ社長の再任だけが否決されたのであろうか?

最新のニュースによると、今回の人事案に大株主のANAもJALも反対に回ったという。ANAが反対するのは理解できるが、本当にJALも反対したのであろうか?事前調整していれば、みっともないことにならないのになぜこんな結末になったのであろうか?人事刷新の必要性を理由に挙げているが、裏がありそうで何か変である。国交省OBを毅然として排除したのは乗田社長であり、なぜ彼だけを否認したのかきちんと説明してほしいものである。結果的には、生え抜きのプロパーの常務が社長に昇格したとのことであるが、何かしっくりこない。マスコミもきちんと問題を追及してほしいものである。

乗田氏については、奥様をよく知っていることもあって、陰ながら応援していたが、今回、人事介入事件に巻き込まれ、心配していた。国交省としては人事介入を断り、それを明らかしたJAL出身の乗田社長を許せず、仕打ちしたのではないかという疑念も拭えない。JALの再生は当時の民主党のやった成果とみなされていることから、それ以降、自民党・国交省とANAの癒着はあからさまとなり、今回の人事もさもありなんという印象である。




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マイナンバーカードで、運転免許証も廃止!?

2023年06月29日 11時01分05秒 | デジタル

現在、マイナ保険証の導入と紙の保険証の廃止に伴うトラブルが多発していて、マスコミでも問題化されている。マイナンバーカードの作成は当初任意と言っておきながら、保険証廃止に伴い、義務化されたも同じである。それに、作成は自動的ではなく、本人からの申請ベースである。要するに、申請できない人はカードはもらえず、保険証ももらえないということになる。年寄りや施設に入っている人やスマホが使えない人はどうしたらいいというのか。それに更新も自動ではなく、あくまで申請ベースである。保険証を頻繁に必要とする人の保険証が無くなってしまうのだから、反対意見が増幅するのも当然である。デジタル大臣の強引なやり方も問題が多い。

保険証だけでもいろいろ問題なのに、これに銀行口座も紐づけられるので、これからさらにいろいろな問題が発生する気がする。また、6月27日の一月万冊でも紹介されているように、マイナカードと運転免許証との一体化も検討されていて、このままだと運転免許証は廃止されることになりそうである。少なくとも、運転免許証をもって本人確認をすることが認められなくなることは既定の路線のようである。令和6年の終わり頃を目途にしているようなので、もうすぐのことである。マスコミでは、今は保険証のことばかりで、運転免許証のことなどあまり取り上げていないが、銀行口座の紐づけ同様、いろいろ問題が発生するのではないかと予想する。自民党、総務省、NTT利権に牛耳られている感がある。総務省からNTT関連企業への天下りも目に余るものがある。デジタル庁が推進するIT化をNTTグループはじめ大手のIT企業が請け負っているようであるが、特にNTTグループとの癒着は問題が大きい。マスコミはなぜ問題視しないのであろうか?

 
Yahooニュース(くるまのニュース6/27):https://news.yahoo.co.jp/articles/88ea3ff2c08ab641e57de59ffad23aa7e5eec0ee


一月万冊による解説(6/27): https://youtu.be/RnIz3cqv5Cc


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再開されたイオンラウンジを覗いてみた

2023年06月28日 05時08分50秒 | ショッピング

家から徒歩6分のところにイオンのスーパーがあり、時々利用しているが、コロナ禍で長い間クローズされていたイオンラウンジが再開されたという情報を得て、6月27日に覗いてみた。イオンラウンジは、イオンラウンジは、イオンの株主で優待カードを持っていれば利用でき、コーヒー、紅茶、野菜ジュース等の飲み物やちょっとしたお茶菓子が無料で、新聞や雑誌も置いてあるので、買物のついでによく立ち寄っていた。年々、お茶菓子の数や飲み物の種類が減ったり、サービスダウンしていたが、コロナの影響で3年位は閉鎖されていたものである。予約することなく、立寄って席が空いていれば、いつでも入れ、混雑時は、少し待てば利用できていた。

今回、6月初めより再開されたが、利用条件が厳しくなり、サービスダウンとなった感がある。変更点は下記の通り。
  • イオンのアプリからの事前予約制になり、スマホ操作自体簡単ではなく、予約義務付け自体、年寄りには優しくない。それに本人しか予約できない。
  • オープンの時間も制限が設けられ、30分単位で、間に15分のクローズを挟むというスタイルになった。15分は、片付け、清掃にあてるということで、全員締め出されることになる。即ち、ラウンジ滞在時間は、最長30分で、オープン時間の途中で入った場合は、滞在時間が短縮される。予約していない場合、空席があればその場で予約することも可能とのことであるが、事前予約者が優先されるので、土日のその場での利用は難しそうである。ちなみに、27日は1000-1030に予約したが、利用者は我々以外には5人程度で、半分以上は空席であった。
  • 今までは、家族に発行されていたファミリーカードでも利用できたが、今後は、株主本人の優待カードしか使えなくなった。それに、同伴者は1人のみに限定(従来は2人同伴可能であった)され、しかも、3歳以上に限定されるので、小さな子供は連れて入れない。
  • お茶菓子サービスは廃止され、飲み物だけとなった。コーヒー、紅茶、ルイボスティ、野菜ジュース、トマトジュース等の飲み物に限定され、一人1点のみしか飲用できない。従来は、自由に好きな飲み物を飲めた。
  • 新聞・雑誌等のサービスは廃止された。
  • 利用回数は、月間5回までに限定された。要するに、月5回、1回30分に限定されることになる。

イオンの株は、今は100株しか持っていないが、株主優待制度があるので、持ち続けている。まず、利用金額の3%(株数に応じ、パーセントが上がる)が後でキャッシュバックされる。マイバスケットでの購入も対象となる。今時という感もあるが、まさに現金でキャッシュバックされる。少額でも少し得した気分になるから不思議である。また、株主はラウンジが無料で利用できるというのも魅力であった。昔は、お茶菓子もいろいろあって、友人を案内し、限られた人しか利用できないという優越感もあったが、今回の予約制へのシステム変更で、気軽に足を運べず、魅力は半減したともいえる。どうも、イオンラウンが混みすぎるという苦情が多発したため、今回の利用改定が実施されたようである。イオンの株価は値下がりを続け、今現在、購入時株価と比べると約7万円の損失となっているので、イオンにはもっと頑張ってもらいたいところである。

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ゴート語聖書との出会い~小塩節さんを偲んで

2023年06月27日 05時28分04秒 | TV番組

6月24日のNHKEテレで、「こころの時代〜宗教・人生〜その言葉が道をひらく」という番組で、昨年亡くなったドイツ文学者・小塩節さんによる「神との対話-ゴート語訳聖書の世界」という2004年の番組を追悼シリーズとして放送してくれた。

小塩さんは、ドイツ文学者として、また、NHKのドイツ語講講座の名物講師として有名だったが、ケルンの日本文化会館館長時代、仕事上のおつきあいがあり、数年前まで親しくおつきあいさせていただいた。講演会を聞かせてもらったり、ドイツまでの航空券を手配させてもらったり、フェリス女学院のパーティでお会いしたこともあった。大病を克服された後、昔の仲間で2014年に会食の機会があったが、それがお会いした最後であった。その時は、自宅横で経営されている幼稚園や彼の書斎等も見せていただいたが、懐かしい思い出となっている。

ドイツ語等ゲルマン語群の元になっているゴート語のことやギリシャ語の聖書をゴート語に翻訳したウルフィラ(4世紀の人)という司教のことも初めて知ったが、スウェーデンのウプサラ大学図書館でのゴート語の聖書との出会いが小塩さんのその後の歩む道を形成していたこともよくわかった。ウルフィラは、翻訳のためにゴート文字を発明し、新約旧約二つの聖書のために一生を捧げた。ゴート語は,表現力豊かな強い言語だったので,古代ゲルマン諸族の共通語となり,そのためウルフィラの定めた神 (GUTH) を始めとする訳語は以後のゲルマン人たちに引き継がれて現在に至ったという。ゴシックという言葉も、ゴートが語源とのことである。

NHKは、いろいろ批判もあるが、このような教養番組やドキュメンタリー番組で見応えのあるものも多い。最近は、NHKを見直して、EテレやBS番組を見る機会も増えてきた。

画像は、番組でゴート語の聖書を紹介する小塩さん
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卓球クラブの交流会

2023年06月26日 06時01分24秒 | 卓球

いつもはクラブのメンバーだけで、卓球の練習をしているが、行事の一つとして、6月23日に他のクラブとの交流会を行った。参加者は当クラブから23名、先方のクラブから32名の合計55名という大人数での交流会となった。技術レベルから紅グループ24名(双方から12名ずつ)、白グループ28名(双方あわせて)に分け、グループ毎にダブルスの試合(組み合わせは抽選)を一人6試合行った。交流の趣旨から皆名前のゼッケンを着用した。

交流会はコロナ禍もあり5年振りであったが、普段とは違うメンバーでダブルスを組み、新鮮な雰囲気で練習試合ができた。前回は、対抗戦の形式であったが、今回は、対抗戦とせず、双方のメンバーをミックスした形でダブルスを編成した。自分達だけの練習だとマンネリ化しがちなので、このような交流会を今後も年1回は取り入れていきたいとところである。一人6回の試合数であったが、3ゲーム先取という長丁場だったので、久し振りに緊張し、疲れる練習試合となった。

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天皇陛下が世界遺産ボロブドゥール遺跡を訪問

2023年06月25日 05時26分05秒 | 旅行

天皇皇后両陛下は、6月17日から1週間、インドネシア訪問し、関連ニュースが連日報道されていた。両陛下にとって、即位後初めての国際親善訪問で、皇后さまにとっては21年ぶりとのことである。ジャカルタでの歓迎式典、ジョコ大統領夫妻との面会、カリバタ英雄墓地での供花等忙しい公式行事をこなされていたが、古都ジョグジャカルタにも訪問し、天皇陛下が世界遺産のボロブドゥール寺院を訪問されたというニュース映像を懐かしい思いで見入った。

インドネシアは、アジアの中では個人的にはあまり身近に感じていない国であったが、1999年に出張で初めてジャカルタを訪問してから、計3回旅行する機会を得て、今では親しみのある国の一つとなった。首都ジャカルタに2回、その内1回はジョグジャカルタまで足を延ばし、後はバリ島に1回訪問経験がある。

天皇陛下同様、2000年9月ジョグジャカルタ滞在中、ボロブドゥール遺跡を見学する機会を得た。有名な遺跡だったので、出張を終えた後、プライベートで訪問したものである。ジョグジャカルタからバスで約2時間、8~9世紀の建造されながら、長い間密林のジャングルに埋もれていた遺跡が二度にわたって綺麗に修復されたもので、今は世界最大級の仏教遺跡のある歴史公園として整備されている。

「ボロブドゥール寺院」は、もともとは修行・瞑想所として造られ、東側から時計周りに回廊を巡るという形式で参拝する。下段から順に「釈迦の一生」や物語が描かれた回廊壁面のレリーフを見ながら上段へと登っていくことによって、仏教の教えを学びながら、心が清められ救われるそうである。仏像も全部で504体あり、最上部の内部が見える仏塔に収められた仏像だけでも72体もあるというからその壮大なスケールに圧倒され、そこにいるだけで感動的な気分になる。さぞかし天陛陛下も壮大な遺跡の素晴らしさを堪能したものと思われる。World Tourの「死ぬまでに行きたい世界遺産」アジア編10選にも入っており、一度は行ってみたい世界遺産のひとつである。

ジャカルタ・ボロブドゥール旅行アルバム(2000年): https://youtu.be/UnO21D5kVgY

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タイタニック探検ツアーの悲劇

2023年06月24日 07時27分01秒 | 旅行

海底4000mに沈没しているタイタニック号を探検する潜水艇タイタン号との交信が途絶え、マスコミが連日ニュースを流していたが、潜水艇の部品が海底で発見され、5人全員の死亡が確定的となった。過去にも何回も通信トラブルが発生しており、潜水艦のように自ら発進したり、寄港することができない潜水艇なので、事故は起こるべくして起きている感も強い。報道によると潜水艇は公式の認証を取っておらず、安全上も大きな問題があったようである。どうも水圧により壊滅的爆縮を起こした模様であり、悲劇の再発である。

ツアー料金が一人約3500万円というから、宇宙旅行同様、お金持ち以外は無縁の冒険ツアーといえる。死亡リスクの安全免責同意書にもサインしていることから、死を覚悟の上の冒険ツアーなので本望であろう。タイタニック号は、1912年4月15日にニューファンドランド島沖で氷山に衝突(真の原因はいまだ謎)して沈没し、1514人が死亡(生存者710人)した超有名な事故であるが、二度も映画化され、親しみが深いが、呪われた大事故でもあり、この探検ツアーも呪われ続けている感がある。

タイタニックは、映画もテレビで2,3回見たことがあるが、2017年には、タイタニック号を造船した北アイルランドのベルファストに旅行し、タイタニックの博物館(Titanic Belfast)をじっくり見学したことがある。誕生~沈没時に至るまで多くの不可解な謎を残したタイタニック号のすべてを知ることが出来るアミューズメント博物館となっている。外観もタイタニック号を思わせる作りになっている。興味ある人は一度訪れてみては。たまたま、24日(1日に後編)に映画の「タイタニック」がフジテレビで放映されるということで、あまりにも偶然のタイミングで、すごい視聴率になると思われる。

写真は、タイタニック・ベルファスト

ベルファスト旅行アルバム: https://youtu.be/RnqoCB37-pg

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株の売買今年は好調

2023年06月23日 05時43分09秒 | マネー

定年後、自由人となり働きに出ていないが、唯一の仕事は株のデイトレードである。退職金を元手に数百万円を株に投資しているが、すべてネット証券で売買をやっているので、自由気ままに売買し、ボケ防止に役立っている。15年以上前から売買しているので、売買や配当金による利益はそこそこ出ても、購入時点より株価が下がっているものも少なくないので、トータルでの評価は難しいところ。

昨年は、損切りを行った株もあり、売買及び配当による利益額は、26万円にとどまったが、今年は損切りをほとんどやっていないので、6月までの半年で、売買益が約65万円、配当金が約13万円の計78万円となっている。定期預金で銀行に預けていても、利子はほとんどつかないので、その意味では、利子相当が約78万円もあるというのは魅力である。株はいつ何時急落する危険性もあるので、火傷をしない程度で運用していく必要がある。手元資金が限られているので、ぼろ儲けは期待できないが、小金程度は稼ぐことができる。買った値段より株価が上がり、売却益が出た時は何とも嬉しい気分になる。平日の株価のウォッチは楽しみのひとつである。

最近、米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が日本の大手5社の商社株を買い増しているというニュースが流れており、5社の株価が急騰している。その情報を頼りに、今は商社株に注目し、多少なりとも売買益を得ている。どこまで上がるか不透明であるが、ニュースに注意を払いながら、商社株を買い増そうと考えている。楽天やソフトバンク、郵貯、日産自動車等は数年前に比べると大幅に株価を下げているので、こういった不良株は損切りしてまで、商社株等の優良株に投資したほうがよさそうである。企業による較差が大きくなっている印象を持つ。

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メダカ全滅なるも新しい命が芽生える

2023年06月22日 11時10分56秒 | 趣味
冬を越したメダカ7匹に新しく買った10匹を加え、ほていの浮草も入れてテラスにある水槽で飼っていたが、ある日、メダカが全滅しているのを発見した。思い当たる原因がなく、新しいメダカが病気を持っていたか、水やエサが合わなかったか、とにかく一匹も生き残っていなかったので愕然とした。

親は全滅したが、繁殖時期もあって、浮草には多数の卵が産みつかれていたので、赤ちゃんの誕生を見守った。数日すると全長2~3mmの赤ちゃんメダカが10匹以上水槽を泳いでいるのを発見した。親メダカは、子孫を残して役目を終えたというのであろうか?赤ちゃんメダカは餌がなくても、体の中に大きくなる養分をもっているようで、日増しに大きくなってきた。誕生直後は、小さい上、体がほとんど透明なので、動き回る赤ちゃんに気が付かないことも多い。

繁殖期なので、新たに大人のメダカを買おうかとも思ったが、赤ちゃんメダカの子育てに専念することにした。水温の影響も大きいとみて、水が暖かくならないように、新しい綺麗な水を足すようにしている。毎日、姿を見ているが、日増しに見える部分が大きくなっていくことがわかり、泳ぐ姿を見ているだけで癒し効果抜群である。メダカによっては、大きくなる度合いがまちまちで、どんどん大きくなるものもいれば、なかなか大きくならないものもいる。大人が一緒だと食われてしまうが、今は子供達だけなので、一つの水槽で済んでいる。道のりは険しいが、無事大きく育ってほしいと願っている。
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アナログ満載の国民健康保険料徴収

2023年06月21日 05時52分54秒 | 健康

自分宛に国民健康保険料納入通知書なるものが郵送で届いた。保険料といえば、先に多額の後期高齢者医療保険料を徴収されたばかりなので、またもや国民健康保険料の請求が来たのかと思いきや詳しく見ると配偶者の保険料であることが判明した。年間一括払い用と一ヵ月払い用の計6枚もの納付書が同封されていた。それに保険料の支払いは、口座振替が原則と書かれ、口座振替用紙も同封されていた。また、口座振替キャンペーンの案内も入っていた。初めての経験で制度の全貌がよく理解できなかったので、区の担当に訊いたところ下記のことがわかった。

・当保険料は、配偶者のものであるが、通知書は本人宛ではなく世帯主宛に送付されることになっている。
・世帯主が後期高齢者になるとその配偶者は新たに国民健康保険に加入することになり、今回はその請求書である。
・口座振替が原則と書いてあったが、訊いたら現時点では、45%程度しかいない。そのため、口座振替にした人は抽選で物産詰め合わせがもらえるキャンペーンをやっている。応募券は振替依頼書の中に潜りこませて送付してほしい(そんな案内はどこにも書かれていない)。口座は、世帯主でも本人のものでもいいという。マイナンバーに紐づけられている銀行口座は全く別物なので、利用不可とのこと。

口座振替の申請には、銀行の届印の押印まで要求されているから驚きである。印鑑廃止やデジタル化はどうなっているのか?世の中、政府主導でマイナンバーカードを普及させようとしているが、国民健康保険のスキームは全く対象になっていないようである。それもそのはずで、マイナンバーカードは個人個人に割り振られているが、国民健康保険は、個人個人ではなく、世帯主という概念が継続されている。世帯主あっての被保険者というからマイナンバーとは制度設計として根本的に相いれない。

今回の口座振替キャンペーンも、マイナポイント付与の施策を思い出させるものである。現状45%程度しかないのに口座振替が原則などとはおこがましい。国民としては、銀行口座を登録しているのだから、国民健康保険もそのスキームに載せるならまだわかる。どうも話を聞いていると、マイナンバーカードの銀行口座は、国や地方自治体から給付するお金の振込先でしかなく、その口座からお金を徴収するというような制度設計にはなっていないような気もする。デジタル化をめざすというなら、国民健康保険の制度もデジタル化すべきである。アナログ満載の後期高齢者用の保険証とマイナ保険証が財布の中で同居し、その不釣り合いぶりに笑ってしまうほどである。マイナンバーカード自体トラブル続きで、前のめりの河野大臣がいつ白旗をあげるかが注目される。


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