今回の沖縄旅行に際し、12月19日に基地内に住む友人に同行し、初めて米軍の嘉手納基地内に入る機会を得た。この友人というのは、この春那覇⇒成田のジェットスター便に乗った時、機内で偶然隣合わせに座り、ひょんなことで知り合うことになった台湾人の女性である。(5月1日の日記参照)
彼女は基地関係の仕事をしているみたいで、ドイツ人のご主人と基地内に住んでいるが、入口で手続きさえすれば、簡単に同行して中に入れるとのことである。ご主人は沖縄の恩納村にある大学院大学のマネジャーであるが、 たまたま福岡への出張の帰りに空港から車でホテルにピックアップに来てくれた。
高速道路を車で走ること約45分で基地のゲートに到着し、そこから奥様にバトンタッチされ、入場に必要な手続き(免許証提示で臨時立入証発行)を済ませ、お目当てのショッピングセンターに連れていってもらった。スーパーマーケットはゲスト立入禁止だが、EXCHANGEというショッピングセンターの2階(1階部分は購入不可)での買物を楽しんだ。但し、ゲストは精算ができないとのことで、友人に精算してもらい、彼女にドルで支払いを行った。
衣服や小物や食料品を買っただけだが、アメリカのショッピングセンターの雰囲気を味わうことができた。最近日本でも新発売されたようだが、子供に頼まれて探していたCherry Cokeを見つけ、12本をたった3ドル67セントで購入できたのは収穫であった。
基地入口のすぐ横にはゴルフコースが広がっており、今回もプレイを勧められたが、次回の楽しみにすることにした。基地内にはまだまだいろいろな施設があり、次回案内したいとも言われた。
また、基地周辺を走る車のナンバープレートを見ると、「Y」ナンバーが目立つ。これは、米軍関係者が日本国内で買った私有車に付けられているとのことで、Yankee の略だと説明を受けたが本当かどうかわからない。ちなみに、軽自動車は、Americaの「A」ナンバーとのことであった。ちなみに友人の車もYナンバーであった。
今回、ひょんなことで米軍基地内に入る機会を得たが、そのきっかけは飛行機で隣合わせに座った人と親しくなったということであった。飛行機という狭い空間では、いつもどんな人が隣に座るか興味を持っているが、国際線のような長い飛行時間の場合は、隣の人と話をすることも少なくない。たまたま隣に座った人とその後結婚したという話も耳にするし、身近にもそうした人もいた。自分にとっても、隣にどんな人が座るか飛行機旅行の密かな楽しみでもある。