大学受験勉強の時に、地球物理学者で有名であった竹内均教授によるラジオ講座「地学」を興味深くよく聴いたものであったが、今から17年前にその竹内先生による「日本人起源論」なる講演を聞くチャンスがあった。
小松左京原作「日本沈没」の映画に解説する科学者として出演していたので、覚えている方もいるかも知れませんが、残念ながら、2004年に亡くなられている。
なぜ地球物理学者が日本人起源論なのかというと彼は晩年、血液型から見た日本人起源論の研究に没頭していたようで、大変興味深い内容の講演会であった。
発掘される石器の分析、犬の骨の分析、日本中の遺跡の分析等を通じ、日本人の血液型とその起源を研究していたようである。なぜ日本人はA型が多いのかとか、B型の人はバイカル湖畔から来た人達だから背が大きい人が多いのかとか、妙に納得したものであった。今になって、ネット情報を見ると血液型と日本人起源論を論じたサイトがいろいろあるのでビックリした。
講演会の内容のメモは、
小生のHP: 「浪漫飛行への誘い」
「その他シリーズ」 ⇒ 「講演会」のところにありますので、興味があったら、覗いてみてください。