ブログを始めてから11年半ほど経つが、ブログのデータを見ていたら、3月1日の記事がちょうど2000件目となったことがわかった。一番最初の記事は、2012年9月4日(五輪メダリストパレードを見てきました)であった。11年半で平均すると年間約175件となるが、この1年では毎日なので365件、ここ数年は、年間350件を超えていると思われる。昨年8月16日をもって、開設から4000日という節目を迎え、ブログにも書いたが、今度は記事数が2000件という節目を迎えたことになる。
自分として、あまり無理して書いているという意識はなく、兼好法師ではないが、「徒然草」の「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」の世界である。データによると個人的戯言にに毎日400人前後の方々にアクセスしていただいているようで、深く感謝する次第である。また、ブログは自分の日記として記録を残すつもりで書いているだけだが、MyBooks.jp というブログを印刷・製本するサービスを一度利用してみようかと思っている。まだ具体的なさ作業には入っていないが、ブログをベースに本ができるならそれもいいなと感じている。
自分のブログの編集画面のページを見ていたら、本日をもってブログ開設から3333日目と表示されていたので、ビックリした。縁起のいい3の数字がゾロ目で並ぶとは・・・ということは、開設してから、9年ちょっとの計算になるというから、それなりに長い年月が経っていることになる。
2008年に会社を卒業してから、趣味人倶楽部というSNSに入って、日記をぼつぼつ書いていたが、2~3年後に、gooブログなるものの存在を知り、並行してブログデビューをしたものである。趣味人倶楽部の日記は、2020年9月に1000件の節目で卒業し、以降は、gooブログに一本化し、現在に至っている。ブログ自体は、吉田兼好の徒然草ではないが、「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」の境地である。まさにとりとめのないよしなし事ばかりで、人に感動を与えるような代物ではなく、単なる自分用の日記というかメモのような位置づけである。それでも、何とか3333日も続けてこれたことに感謝する次第である。
gooブログでは、日別にブログへの閲覧数(PV)と訪問者数(UU)とランキングが表示されている。あくまで自分用なので、そのような数字にこだわらないようにしているが、気にしないといえば嘘になる。数値的には、訪問者数は200人、ランキングは4000位を目安の目標としているが、gooブログの総登録数が300万件を超えていることから、なかなか難しいレベルともいえる。ランキングは毎日チェックしているが、4000人前後の人が見てくれているということは大変励みになるものである。ブログ毎日書こうとすると負担になるので、今後は、無理せず、つれづれなるままに書いて行こうかと思っている。
お互いの誕生日には、必ず、記念の食事や旅行などに出かけていたが、今回は、突然のスケジュール変更で、一人になってしまったので、急遽、大泉学園の姉のところにお邪魔し、夕食をご馳走になることになった。折角、遠くまで行くので、途中、池袋で雑司が谷霊園に立ち寄り、夏目漱石、泉鏡花、ジョン万次郎、小泉八雲、永井荷風、竹久夢二、サトーハチロー等の文化人のお墓参りに行ってこようかと思っている。
相田みつをさんの日めくりカレンダーの6日の言葉は「しあわせはいつも自分のこころがきめる」である。毎月6日の月誕生日ごとにこの言葉を噛みしめている。自分の心がきめることができると考えるとホッとできる。トイレにカレンダーが架かっているので、今日一日、一番好きな言葉を眺めることができて幸せである。
ご存知の通り、「徒然草」は鎌倉時代に吉田兼好によって書かれた随筆の名作である。書き出しは「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」となっており、心に浮かぶさまざまなことを書きつづったものだと記されている。
現代語訳にすると、「することもなく手持ちぶさたなのにまかせて、一日中、硯に向かって、心の中に浮かんでは消えていくとりとめもないことを、あてもなく書きつけていると、異常なほど、狂ったような気持ちになるものだ」となるが、「硯に向かって」が「パソコンに向かって」に代わるだけで、今の自分の境地に近い。
最近は、かなりの頻度で日記やブログにとりとめもないことを書き綴っているが、なぜか次々と言葉が浮かんでくる。好奇心が強いからか、書こうというテーマも何となく次から次へと浮かんでくる。日常の出来事から政治、経済、社会ニュースやテレビネタ、それに、海外ニュースがらみだと旅行で行ったことがあるところも多く、一気に旅行の思い出が蘇ってくるから不思議である。
文才は全くないが、文章を書くのはそれほど苦ではない。文章もあまり、推敲しないので、書きあげるのにほんの数分しかかからないこともある。そう考えると急に吉田兼好や徒然草に興味が沸いてきた。図書館で本を借りて読んでみようと思った。