浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

セーラー服と機関銃

2021年12月31日 10時03分23秒 | 映画

 

年末の特番の一つとして、BS放送で、「セーラー服と機関銃」(1981年)の映画が放映され、ちゃんと見た記憶がなかったため、つい最後まで見てしまった。やくざものでタイトルが衝撃的で印象深いが、映画、主題歌、原作の作家及び主演女優が自分と妙にかかわりあっている。

原作は、赤川次郎氏で高校の同級生でもあり、自分の高校の卒業生としては一番の有名人かも知れない。他には、俳優の西島秀俊やエッセイストの嵐山光三郎や「小さな日記」の歌で有名なフォーセインツのメンバーであった石尾豊(故人)等もいる。石尾氏とは同じクラスだったので、よく知っていたが、赤川氏とは、残念ながら個人的な面識はなかった。

映画の主役は薬師丸ひろ子で、我が家から5分ほどのところにある高校の卒業生である。有名校でもないが、家を買った当時から、近くの高校に彼女が通っていたので、マスコミでも話題になっていた。映画自体より、薬師丸ひろ子が歌った主題歌の方が親しみがあり、当時からお気に入りの曲であった。同曲は、「夢の途中」というタイトルで、作曲した来生たかおが歌っているが、ともに気に入ってよく聴いている。

薬師丸ひろ子は、その後も映画やテレビで活躍しているが、2013年のNHK朝ドラの「あまちゃん」への出演は記憶に新しい。その彼女もそろそろ還暦を迎える年になろうとしているというから時の流れを感じる。歌手としても、いろいろ歌っているが、一番好きな曲は「あなたを・もっと・知りたくて」という曲で、彼女のイメージとピタリである。今も、「Just My Type Image Girls」の一曲となっている。

 

「セーラー服と機関銃」: https://youtu.be/wBviqI1RGSA

「あなたを・もっと・知りたくて」: https://youtu.be/9qoQXFxW0XY

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全国高校駅伝を見る

2021年12月26日 14時42分10秒 | スポーツ

 

冬を迎え、駅伝の季節がやってきた。全国高校駅伝は、毎年京都で12月後半に行われ、男子は72回、女子は33回というから伝統的なレースといえる。26日は家にいたので久しぶりにテレビを見た。NHKが長時間にわたり生中継するが、つい何となく見てしまうのが駅伝である。女子は、仙台育英が最初から最後まで首位をキープし、ぶっちぎりの優勝を果たしたが、男子は混戦模様であった。留学生を擁する高校も少なくないので、日本選手の活躍を期待しながら見ているが、次から次へと将来有望な強い選手が出てきている印象を持った。各都道府県の対抗戦なので、高校野球同様、つい地元の応援に力が入り、長時間テレビを見てしまう。

高校駅伝は現役時代の2002年に役員の一人として現地で見る機会を得たが、当日だけでなく、前日に開会式の式典もあり、否が応でも大会の雰囲気が盛り上がる。上位を占める高校は、ある程度で決まってくるが、日本のトップ選宇は皆、高校駅伝を経験しているといえる。県大会で優勝して初めて出場権が得られるので、狭き門である。兵庫県の男子の場合、西脇工業、須磨学園、報徳学園という強豪がひしめきあっていて、県代表になること自体が至難の業の感がある。

高校駅伝のトップ選手は、皆は箱根駅伝を目指し、関東地区の大学に進学することが多い。関東の大学では、スカウトマンが駅伝の会場に出入りして、進学の勧誘をしている姿も見かける。優秀な選手をいかに獲得することが箱根駅伝の勝敗に影響を与えることになるからである。箱根駅伝は、お正月の2日と3日に行われるが、テレビの視聴率も30%を超える超人気の化け物大会となっている。駅伝は日本が発祥で、マラソンの個人種目と違って、日本人の風土に合うチーム戦なので、盛り上がる。タスキをつないでいくあたりも日本的で、ドラマを生み出すことも多い。駅伝は、英語では、Road relay というが、Ekidenという言葉も世界で通用する。箱根駅伝は、家から2分ほどの国道を走るので、毎年、往復とも沿道に出て応援することが多い。選手はあっという間に走り去ってしまうが、来年も駅伝の風物詩を味わうことになりそうである。

男子は、混戦模様であったが、広島県の世羅高校が昨年に続いて連覇を果たした。結果的には、女子同様、1区から最後まで1位をキープするという素晴らしいレースであった。京都の洛南高校も初優勝をめざして頑張ったが、涙を飲んだ。雪が舞い散る寒い中でのレースであったが、何となく最後まで見てしまった。それが駅伝の魅力ともいえる。

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「しながわ百景」のスライドショー

2021年12月25日 19時52分31秒 | 品川

 

「しながわ百景」は、区制40周年にあたる昭和62年に「わがまちしながわ」の生活、歴史、風土などを伝える風景を区民から推薦してもらい、投票で選定されたものであるが、区制70周年にあたる平成29年に、30年も経ち街並みも変わり、姿を消した風景もあることから、新たな風景も加えて、リニューアルされたものである。

 

「しながわ百景」に選定されている100か所すべてとはいかないが、80か所以上はすでに訪問し写真も撮っている。しながわ百景に選定されている場所には、必ず、その旨の看板が立っているので、確認しやすい。今般、せっかく100項目が選定されているので、自分で撮った写真を中心に、写真のスライドショーをYouTubeで作成してみた。サウンドトラックには、ベイビーレイズJAPANが歌う「Promise~シナガワにきっと~」という区のPRソングを使用した。10分弱のYouTubeだが、その場所の住所も入れているので、これを見れば、品川の風景の魅力が一気にわかるというものである。

 

「しながわ百景」: https://youtu.be/chvCE6ThjLk

 

 

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卓球Tリーグ観戦で感じたこと

2021年12月22日 21時56分56秒 | 卓球

 

12月20,21日の両日、東京の大田区総合体育館で行われた卓球のTリーグ(女子)を観戦した。20日は、九州アスティーダvsトップおとめピンポンズ名古屋で、クリスマスプレゼントのチケットが抽選で当たったもの。21日は、木下アビエル神奈川vs日本生命レッドエルフで、地元の卓球クラブの行事として、チケットを買い、16名で観戦に出かけたもの。卓球愛好者の一人としてTリーグの発展を願っているが、今回の観戦を通じて、運営上の問題というか改善すべき点をいろいろ感じた。気になった点や改善したほうがいいと思われる点を列挙してみると。。。

1 チケット代が高すぎる。今回の試合のチケットは、前売券でも12000円~3000円もする。有名な選手が出場するならまだしも、今回は、2日とも二線級の選手が中心であった。恐らく先に行われた世界選手権に出場した選手(石川佳純、早田ひな、平野美宇)は何らかの理由で出られなかったものと推察される。

2 チケット代は、価格変動制とのことで、早い時期に買った人に損した気分を味合わせている。3000円のチケットが、ある日は2000円だったり、ある日は1000円になったり、めまぐるしく変わるが、好ましいとは思えない。席が埋まらないと値段が下がるようであるが、是非見たいと早い時期に買った真の愛好者を損した気分にさせ、がっかりさせている。

3 チケット代が高いせいか、東京でのTリーグの試合は、極めて少ないのに、観客数は、20日が約530人、強豪チーム同士の試合である21日でも、約850人という発表があり、会場はガラガラという印象であった。招待客も少なくないと思われるので、真の有償観客人数が気になるところである。東京には、小さい子や学生から年寄りまで物凄い数の卓球愛好者がいると思うが、滅多にない東京での試合にもほとんど観戦に来ておらず、会場がガラガラなのはどうしてであろうか?是非分析してほしいところである。

4 試合は、17時30分から20時頃までとまさに夕食時であるが、会場では、一切の食事が禁止されているのは、お客様第一主義とはいえず、観客の立場を尊重していない印象である。飲み物のみOKということだが、夕食時であれば、試合中以外は認めるとか開場の16時から試合開始の17時半までは認めるとか、食事が取れる特別なエリアを設けるとかお客様のことを考えた工夫をしてほしいものである。止む無く外に出て座るところもないので寒空の中で立って食事を取る羽目になったが、そういう人を何人も見かけた。惨めな話である。

5 映像を映したり、スコアを表示したりする大きな電光掲示のスクリーンが設置されているが、正面のビジターチーム席の頭上にあるだけなので、そこの席に座っている人は、ほとんど見ることができない。スコアについては、審判席に一つあるが、非常に小さいもので、遠くからはほとんど見えない。20日の招待席は、ビジターチームの席であったため、スコアの確認があまりできず、興味が半減した。また、電光掲示板のスコア表示のミスが目立ったのも気になった。

6 21日の試合では、ホームチームの木下アビエル神奈川が、スタンドを埋め尽くし、スティックバルーンを叩いて、応援を繰り広げていたが、バルーンとはいえ金属音がかなりの音量で出るので、騒々しく耳障りで、大変気になった。試合中は,もちろん叩かないが、自分のチームが得点した時から次のプレイが始まるまでの間、金属音の渦が会場に鳴り響き、気になって、落ち着いて見ることができないほどであった。ビジターチームは拍手だけであったので、さほど気にならなかったが、もっと静かな雰囲気で観戦したいものである。

7 各チームとも12人位の選手が登録されているが、実際に一つの試合に出場できるのは、4~5人だけなので、実際に誰が出場するのか事前にわからず、好きな選手がいても応援のし甲斐がない。誰が出るかもわからないのに、前売のチケットを買うのは相当勇気がいる。野球の予告先発のようなファンサービスの工夫も必要な気がする。

8 チーム数が男子4チーム、女子5チームという少なさから、何回も同じ対戦が繰り返されることになるので、何となく新鮮味がなくなる。1チームあたりの人数をもっと減らし、チーム数を増やす努力をすべきである。また、日本女子NO1の伊藤美誠選手がTリーグに参加していないことも気になる。卓球といえば中国が最強なので、何とか中国選手の参加も実現してほしいものである。

ここ数年卓球ブームで愛好者も増えていると思われ、トップ選手のテレビでの露出も増え、卓球人気はウナギのぼりの感もあるが、Tリーグには課題も少なくない気がする。入場料を安くして、もっと普及を図るとか、小中高生を無料でもっと積極的に招待するとか、とにかく会場がガラガラなのは寂しいし、選手も頑張り甲斐がなくなることを恐れる。早くドイツのブンデスリーガのように世界に冠たるリーグになることを期待したい。 

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結婚記念日イベント

2021年12月18日 18時53分50秒 | イベント

 

17日に44回目の結婚記念日を迎えたが、今年は、築地本願寺の「18品の朝ごはん」をメインイベントとし、前日に築地で記念日ディナー、築地のホテルに宿泊、朝食後映画鑑賞というセットメニューを計画した。朝食は朝8時スタートなので、築地のホテルに宿泊することにしたが、東京でのホテル宿泊は、1円のバースデープランで東京スカイツリーの目の前にあるホテルに泊まった2018年3月以来である。

築地のホテルは、「KOKO HOTEL築地銀座」という9月に開業したばかりのホテルで、本願寺から徒歩3分位のところにある。いろいろホテルサイトを比較してみたが、日本のホテルサイトよりAgodaのサイトが一番安く、25m2のデラックスツインが5237円と格安であった。すべてがブランドニューであるので、清潔感があって快適であったが、チェックイン手続きの際、タブレットにお客様自身に住所等の入力をさせるシステムは、非効率でサービス上もいただけない。

前日の夕食は、ホテルから5分ほどのところにある「魚月(なづき)」という日本料理レストランの個室を予約し、夜の御膳ワンドリンク+小付けつきというセットメニューの内、海鮮ちらし丼御膳と鮨・天ぷら御膳をいただいた。個室は、6人用の掘りごたつ式の座敷で側面の一部が大きな熱帯魚の水槽となっている豪華な部屋であったが、利用料はフリーであった。部屋の壁全体はプロジェクション・マッピングができるようになっており、コース料理を注文すると料理とプロジェクション・マッピングで日本昔話(竹取物語/鶴の恩返し)が進行し、物語の各シーンに合わせた料理が提供されるという。お店の話では水槽付きの個室は2部屋あるとのことであった。

当日は、メインである本願寺カフェTsumugiで名物の「18品の朝ご版」をいただいた。数に限りがあるため、予約制となっているが、テレビでも取り上げられているほどの人気メニューからかで8時にはほぼ満席状態であった。精進料理ではなく、鴨肉や魚等も入っているが、浄土真宗は、肉も食べるし、結婚もできるという大衆受けする仏教なので、メニューを見て納得した。18品というのは、深い意味があり、本願寺HPの解説によると、

『昔むかし、阿弥陀仏は、法蔵という菩薩でいらっしゃいました。ある時、法蔵菩薩は「いのちあるものをすべて救うことのできる仏になりたい」と決意され、五劫(ごこう)というとてつもなく長い間、考えをめぐらせて48の願いを立てられました。その願いの18番目が「本当に安心できる世界に、いのちあるものすべてを平等に生まれさせたい」という願いです。法蔵菩薩は、それからさらに長いながい間、大変に厳しい修行をされて、ついに阿弥陀仏になられたのです。この18番目の願いを阿弥陀仏の根い=本願(ほんがん)として私たちは大切にしています。』とある。よく誰にも負けない得意技のことを「18番(おはこ)」と言うが、この語源は、阿弥陀仏の18番目の願いである「本願」がずば抜けていることから来ているという。

18品とは、16皿の小鉢とお粥と味噌汁の計18品で、地元築地で仕入れた食材が使われている。「つきぢ松露の卵焼き」や「築地江戸一甘口昆布の佃煮」、「築地紀文のお魚とうふおぼろ揚」など、地元の有名店の料理も入っているという。お粥はお代わり自由で、三重県産と福岡八女産の茶葉をブレンドした「かぶせ茶」がついており、茶器のかわいさにも注目される。お茶もとても美味しくお湯の追加も自由であった。

現在、浄土真宗を学ぼうとしているが、築地本願寺を訪ねるのは初めてであった。境内には親鸞聖人像やいくつかの記念碑があり、本堂の中にパイプオルガンがあるのにも驚いた。築地本願寺は、もともと1617年に京都の西本願寺の別院として浅草に建立されたが火災で焼失し、そこでの再建はできず、当時は海上であった今の場所を埋め立てることにより、再建できたとのことである。この埋め立て工事が地名「築地」の由来だということも今回初めて知った。その後、1923年の関東大震災後の火災で本堂を消失し、現在の本堂は、1934年に宗教施設としては珍しい鉄筋コンクリート造で再建されたものだという。

朝食後、品川に移動し、「老後の資金がありません」という映画を見る予定であったが、映画館に行ったら、何とその時間の上映は前日までということで空振りに終わった。やむなく、リターンマッチで、19日に映画だけを見に行くことにした。東京都内の小旅行であったが、新発見がいろいろあったことは収穫であった。

写真は、レストランの個室と18品の朝ごはん

イベント写真集: 

https://youtu.be/nDQUR8rOVsA

 

44回目の結婚記念日イベントーHP

 

youtube#video

 

 

 

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我が家の10大ニュース

2021年12月17日 20時23分48秒 | 日常

毎年,年末になると「今年の10大ニュース」なるものが話題となるが、我が家でも30年前の1991年から10大ニュースを記録に残している。過去の10大ニュースを見ていると冠婚葬祭が常にトップに来るが、後は、海外旅行が上位を占めている。今までに、海外旅行は150回を超えているので、必然的に、どの年も上位を占める結果となっている。

今年は、オリンピックの年であったが、無観客ということで競技を見に行く機会も奪われ、個人的には、オリンピックは蚊帳の外であった。今年はコロナも爆発的感染を記録したが、これもラッキーなことに巻き込まれることはなかった。今年は、海外旅行にも一切出ていないので、この1年を振り返ってみると、10大ニュースといっても、小指を骨折したこととそれ以外は無病息災でコロナにもかからず無事過ごすことができたことが1位となりそうである。この年になると平凡に毎日が過ぎ、何もないことが10大ニュースの最上位に来るということであろう。 知り合い、先輩、同僚、後輩等の訃報に接する機会も増えているので、生きていること自体が「おかげさま」で大きなニュースになるということであろう。

 

 

 

 

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今年の漢字「金」に違和感

2021年12月14日 08時42分31秒 | ニュース

2021年の世相を一字で表す「今年の漢字」は、「金」と決まったニュースが流れていたが、極めて違和感を覚えた。27回目を迎えた「今年の漢字」として、京都・清水寺の貫主が筆をふるったひと文字は、「金」で、」選ばれた理由は、オリパラで日本人選手が金メダルを過去最多数獲得したことや大リーグでMVPを獲得した大谷翔平選手の活躍による「金」字塔がひときわ輝く年であったという。

しかし、「金」が本当に今年の世相を反映しているであろうか?正直言って、強い違和感を禁じ得ない。2021年は、前年に続いて、日本のみならず世界中でコロナ禍に苦しんだ年であったはずである。オリパラもコロナ感染拡大を避けるため中止せよという国民の声を無視して、観客も締め出し、IOCと時の政府が強行したもので、負の出来事である。オリパラでの金メダルは、コロナで海外からの有力選手が参加していないのだから、地元の利もあり、当然といえば当然であり、金字塔とはとても言えない。大谷選手の活躍だけは、まさに金字塔として高く評価されるが、2021年の世相を代表しているとまでは言えない。

ュースによると、全国約22万票のうち、1位の「金」に次いで、2位が「輪」 3位が「楽」と言うから、驚きの結果である。2021年がそんなバラ色の年だったとは到底思えないし、コロナ禍で苦しんだ人がほとんどなはずである。コロナにかかった人、コロナで仕事を失った人、コロナで生活が苦しくなった人、コロナで今までの生活ができなくなった人、コロナで旅行にも行けなくなった人、あげれば、どれもコロナ関連一色の年であったはずである。オリンピック一色の世相は実態とかけ離れている。日本人は、いつも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の感がある。自民党の独裁政権が支持されることにも通じる。菅政権がコロナ対策の無策で、オリンピックも強権を発動し強行するなどあれほど悪事を働いていても、先の総選挙では勝利してしまうというのは、まさに日本人にその傾向があるからではなかろうか。

今年の漢字一字は、本音は、「禍」だと思っているが、あまりに悲しく、寂しく、切ないので、個人的には、「独」を選んだ。自民党・菅政権の「独」裁やコロナで推し進められた「ソロキャンプ」「孤食」「一人カラオケ」等「独」がキーワードになっている。オリンピックで、「独」(ドイツ)のボッタクリ男爵ことバッハIOC会長に振り回された1年でもあった。いずれにしても、「金」「輪」「楽」というような漢字には全く賛同できない。2021年は、マイナス要素の出来事ばかりであったので、2022年に期待することにしたい。

 

 

 

 

 

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「ちょうどいい孤独」~60代からはソロで生きる

2021年12月12日 21時47分43秒 | 人生

 

日曜の朝は、ラジオ番組をパソコンのradikoで聴くことからで始まる。文化放送6時5分から「1万年堂出版の時間」という浄土真宗を学ぶ番組を、続いて、「日曜はがんばらない」という鎌田實・村上信夫両氏によるトーク番組を聴いている。ラジオを聴く機会はめっきり減っており、今や日曜の朝だけとなっている。

1万年堂出版は、「歎異抄をひらく」とか「なぜ生きる」という親鸞聖人の浄土真宗を扱った書籍で有名で、ともに映画化もされた。朝の番組では、書籍の一部を鈴木弘子さんが朗読してくれるが、心が洗われるひと時でもある。「日曜はがんばらない」は医師とアナウンサーの軽妙なトークで、まさに「いのち」の洗濯になる。12日は、最近鎌田医師が書かれた「ちょうどいい孤独」という本に関連し、そのポイントを紹介してくれた。

最近、テレビでも、「ソロキャンプ」とか「孤食」とか「一人カラオケ」とか「孤独のグルメ」とか一人で行うことを具象化した話題が取りあげられることが少なくない。ヒロシの「ヒロシのぼっちキャンプ」や松重豊の「孤食のグルメ」は好きなテレビ番組である。「ひとり」とか「孤独」とかいうとネガティブな印象があるが、今は、ポジティブな側面を強調することが流行っているようである。鎌田氏の「ちょうどいい孤独」とは、

本の概説によると、

【普段は誰かとつながっていながら、「ひとりでいたいときにはひとりでいよう」という具合に、「ちょうどいい孤独」を楽しみませんか? 孤独を味方につけて、人生の満足度を上げるカマタ流“個立有縁”のあり方を紹介する。家族や友人がいても、「孤独」だと感じる時間は必ずある。そこをどうやって自分自身の時間をポジティブなものに転換していくか。その方法次第で、人生が幸福なものか、不幸なまま終わってしまうかが決まっていくなら……。孤独を積極的に楽しんで、「人生の密度」を高めていきませんか。コロナ禍において提唱された新しい生活様式は、「個のすすめ」でした。買い物も散歩も外食も、原則としてひとり。人混みを避け、極力人に合わないことを強いられた日々。強烈に「ひとり」を実感されられた時間の中で、多くのひとはひとりで生まれて、ひとりで死ぬという「孤独」の本質を見たはずです。本書は、孤独を癒すのではなく、孤独を楽しむことを提案しています。孤独“に”生きるのではなく、孤独“を”生きる。つまり「望んで得る孤独」のすすめです。】とある。

まさに、鎌田氏の提言に同感の思いである。自分自身、ポジティブな孤独派である。「ちょうどいい孤独」とは言い得て妙である。彼は「孤立無援」に対し、「個立有縁」を薦める。普段は誰かとつながりながら。「ひとりでいたいときには、ひとりでいよう」と孤独を味方につけるこをと提案している。まさに、コロナ禍で加速された生き方でもある。サブタイトルにもあるように、60代からはソロで生きることが大事であることに同感であり、日頃「孤独を楽しむ」ことを実践しているので、後押しされる思いである。本は一部試読しただけだが、久々に同感する本に出合った印象である。

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「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

2021年12月10日 08時10分09秒 | 人生

 

9日、久し振りに「歎異抄を学ぶ講座」の中の「アニメ親鸞聖人物語」の第1話をzoomで聴講した。今までに何回か見ているアニメであるが、その都度心にジーンと来るものがある。親鸞聖人(松若丸)は、4才で父親、8才で母親を亡くしているが、9才の時に死んだ後はどこに行くのかという疑問を解決すべく仏門に入る決心をして、比叡山天台宗の青蓮院を訪れた際に詠んだ歌が、

「明日ありと思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」である。

聖人が青蓮院を訪れた際、夜遅かった為に慈鎮和尚(慈円)から「夜も遅く疲れているだろうから得度式は明日にしてはどうか」と促されたが、親鸞聖人は命について「明日がある」と思い込むことを、いつなんどき散ってしまうかもわからない桜に譬え、夜に嵐が吹けばどんなに満開の桜でも散ってしまうと歌にして、だから「明日」ではなく、命ある「今」仏教のお話を聞きたいと、その夜に得度を受けさせて頂いたという。

親鸞聖人が幼少の時、京都では戦乱や天災における飢饉、火災、地震が相次ぎ、人の死を目のあたりにしていたので、聖人は美しい桜の姿を見て、命の無常を観じていたのではないかという。この歌の意味は、「今美しく咲いている桜を、明日も見ることができるだろうと安心していると、夜半に強い風が吹いて散ってしまうかもしれない」ということだが、親鸞聖人は、自分の命を桜の花に喩え、「明日自分の命があるかどうか分からない、だからこそ今を精一杯大事に生きていきたい」との思いが込められているという。しかし、9才という年令を考えるとその才能には驚かされるばかりである。

15世紀の浄土真宗の僧である蓮如上人の「御文章」の中の有名な「白骨の章」も同じ趣旨である。朝に紅顔ありて夕べに白骨となる」とう諺は、もともと和漢朗詠集からきているようであるが、「人間は、いつどこでどんなことが起こるか予見することはできない。朝、健康であった若者が、夕べには死んで白骨になるようなこともあるのだ。」という意味で、蓮如上人が「御文章」で引用したことで、有名になったようである。浄土真宗の葬儀や法要では、必ずっていうほどこの「白骨の章」のお経が読まれるという。まさに世の無常を説いたもので、胸を打つがもう少し奥深く仏教のことを勉強したいと思う。

 

「アニメ親鸞聖人物語」の第1話: https://youtu.be/KjqO77oKzp0

 

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迷惑メールが毎日届く

2021年12月09日 09時39分23秒 | デジタル

 

「平素は、Amazonをご利用いただき、誠にありがとうございます。残念ながら、私たちはあなたのアカウントを更新できませんでした。今回は、カードが期限切れになってるか、請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由でカードの情報を更新できませんでした。アカウント情報の一部が誤っている故に、お客様のアカウントを維持するため アカウントの 情報を確認する必要があります。下からアカウントをログインし、情報を更新してください。ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。」

この手の迷惑メールというか詐欺メールがAmazonから毎日のように届く。インチキメールであることは明らかであるが、怖くて 最近は Amazonは利用しないようにしている。Amazonは、被害者かも知れないが、どれだけ犯人捜しをしているのか疑問である。

最近は、Amazonだけでなく、マスターカード、三井住友カード、ビューカード、エポスカード、Joshin Webカード、楽天カード、UCカード、JCBカード、ETCサービス等からも、カード情報の確認や利用確認を求める同じようなメールが届く。詐偽メールであることは明らかなので、無視して、何のアクションも取っていないが、気持ちいいものではない。

一体どこから情報が洩れているのであろうか?便利なので、ネットショッピングはよく利用するが、必ずメールアドレスが絡むので、間違いなく、そこからアドレスが第三者に漏れているものと思われる。向こうは、コンピュータで手当たり次第にメールを送り付けているものと思われる。アドレスを変えるのも面倒なので、放置するしかないが、何とかならないものであろうか?

カードの情報確認程度はまだかわいいいもので、無視していればいいと思うが、中には、いわゆる脅迫メールも届く。貴兄がポルノ動画をみているという秘密の情報を持っているが、ビットコインでお金を払わないとばらすと言う趣旨がほとんどで、恐怖感を覚える。脅迫メールも無視しているが、何とも嫌な気分になる。発信が海外から来ているとわかるものや、日本語がたどたどしいものもある。一体どんな連中がこのような犯罪をやっているのであろうか?摘発が難しいのかも知れないが、警察もデジタル犯罪にもっと力をいれてほしいところである、

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