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浪漫飛行への誘(いざな)い

海外旅行は102か国、海外旅行、世界遺産、飛行機、卓球、音楽、歌謡曲、初物、語学、仏教シリーズ等の趣味の世界をブログに

「私が見た未来」~2025年7月に大災難?

2025年05月18日 07時48分12秒 | ニュース

17日朝のテレビ番組で、2025年7月に日本で大災難が発生するという情報が拡散し、香港=日本を運航する航空会社も需要減のため、減便を計画しているという気になるニュースが取りあげられていた。これは、「たつき諒」という女性の漫画作家の作品の中で、災害が予言されているもので、日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)し、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せるというもの。科学的根拠はないと思われるが、この予言が特に香港人の間で広がり、日本への旅行を取りやめる動きが相次いでいるというから驚きである。

情報源は、2021年に出版された彼女の「私が見た未来 完全版」という作品で、地震や津波が来るといった情報がSNSや動画投稿サイトで拡散されているという。作品は1999年に別の出版社から刊行され、絶版となっていたものに、新たな要素を加えて再編集する形で飛鳥新社から出版されたものだが、作品が注目を集めているのは、絶版本の表紙に「大災害は2011年3月」と書かれていたため、東日本大震災を予言していたと取り上げられ、フリマアプリなどで高額で取引されていたようである。それで飛鳥新社から復刻版が出版されたが、その本の帯には「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれていることから、この噂が拡散しているものと思われる。

初耳のニュースであったが、ネットで調べたら、ニュースとしていろいろ取り上げられていたので驚いた。すぐに思い出したのは、「ノストラダムスの大予言」である。結局は、解釈次第で何も起こらなかったと思われるが、この予言も一緒だと思われる。ただ、今はSNSの時代なので、間違った情報でもあっという間に拡散し、パニック現象を引き起こす可能性が大きくなっていることが危惧される。香港を中心にデマが拡散し、日本への観光を取りやめる人が多くなっているなんて前代未聞である。マスメデイアも情報の取り上げ方に注意を要する。また、防災の専門家による解説も見つけたので、参考までに。。。



文春オンライン(5/3):

2025年7月5日に大災難…は本当か?防災視点の現実的な詳細解説:https://www.youtube.com/watch?v=VTb0wvjMYlc


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兵庫県知事とフジの第三者委員会による調査報告書への対応ギャップ

2025年04月02日 08時57分23秒 | ニュース

斎藤兵庫県知事のパワハラ等に対する第三者委員会と中居事件に端を発するフジテレビに対する第三者委員会のよる調査結果が続けて発表され、話題となっているが、調査を依頼した側の結果の受け止め方のギャップは驚くばかりである。

フジの第三者委員会は、短い期間にもかかわらず、かなり突っ込んだ調査結果を公表し、単なる個人的性加害ではなく、いかにフジが会社として関与していたかということが明らかになり、フジ側も厳粛に受け止めている印象であった。当事者が証拠を隠滅したり、会社側の対応も間違っていたことが明確に指摘され、予想以上にダメージは大きく、スポンサーが戻って来るには、フジの会社再構築のため相当な期間がかかるものと思われる。

一方、兵庫県知事についての第三者委員会の調査結果は、県知事は一つの見解という受け止めだけで、基本的にパワハラを認めたものの、自分の対応については正しかったとして、全く受け入れようとしなかった。県のお金を使って、自分自身が設置した委員会の調査結果報告を受け入れないということは、あまりにも非常識であり、もしそれを許すなら、県議会も県民も良識を持ち合わせていないことになる。失職させない限り、失笑を買うばかりである。パワハラという法違反を犯した者は、県知事の資格はないし、相変わらずトップに居座っているかぎり、県政がうまく行くはずがない。兵庫県は全国でも間違いなくワーストワンのレッテルが貼られても仕方ないところであろう。3人もの人を死に追いやった人物を捕まえることができない県警も実力不十分で、情けない限りである。責任を取って県知事をやめるべきところだが、そうしないのであれば、どうしたらやめさせることができるか検討すべきであろう。
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ソメイヨシノと人間の寿命はほぼ同じ

2025年03月29日 19時03分14秒 | ニュース

ソメイヨシノの桜が東京でも満開を迎えようとしているが、最近やたらソメイヨシノの寿命の話がマスメディアで話題になっている。ソメイヨシノの寿命は、大体70~80年と言われているが、戦後の昭和20年代に植えられた樹木が多く、老齢化が進んでおり、倒木の危険もあるため、伐採も始まり、さくら祭りが中止となっているところもあるという。また、冬が暖かすぎて、気温が十分下がらないため、満開とならないソメイヨシノもあるという。桜が咲き誇る姿は元気そうに見えるが、中では老齢化が進んで、深刻な病が忍び寄っているようである。

このソメイヨシノの老齢化のニュースは、ほぼ同じ寿命の我々人間の世界に符号するようで愕然とする。桜の寿命は昔は60年位と言われていたが、今では100年を超えるものもあるようで、人間の寿命とまったく同じである。人間同様、手入れをしっかりすれば、100年持つとも言われるが、我々の世代ではあちこちガタが来るのは当然である。東京では28日にはソメイヨシノがほぼ満開寸前まで来ていたが、29日は、前日より気温が15度以上も下がり、震えあがるほどの寒さと冷酷な雨となり、花見気分は吹っ飛んだ感がある。

咲き誇る満開の桜を見ていても、桜と人間の寿命がほぼ同じであることを知ると、ますます無常の思いが広がる。親鸞聖人9歳の得度式に詠んだ無常の歌「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」がいっそう心に響く。あと何年、満開の桜を見ることができるであろうか?桜よりこちらの倒木が先となりそうである。

NHK読むらじる記事(ソメイヨシノの寿命はあと何年 3/17):
 https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/myk20250317.html



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[戦後80年 昭和百年]命のビザ~杉原千畝

2025年03月28日 21時11分00秒 | ニュース

3月28日の読売新聞の戦争特集で「命のビザ」発給でユダヤ人の命を救った外交官、杉原千畝氏に関する記事が3面トップ記事として大きく掲載されているのが目に留まった。今年、ナチス・ドイツが設置し、ユダヤ人大虐殺の象徴となったアウシュビッツ強制収容所が解放されて80年となるが、リトアニア日本領事館で多くのユダヤ人に日本の通過ビザを発給し、命を救った杉原千畝氏の四男の伸生さんが読売新聞の取材に応じ、戦火が絶えない今こそ、人が人を大切にする千畝の信念を思い起こしてほしいと訴えている。

杉原千畝氏は1900年、岐阜県で生まれ、外交官の道を歩み、1939年、リトアニアの日本領事館に領事代理として着任したが、直後、ナチス・ドイツがリトアニアの南にあるポーランドに侵攻して第2次世界大戦が勃発し、1940年5月にはポーランドにアウシュビッツ強制収容所を開設した。ナチスはユダヤ人を劣った民族とみなし、次々に捕らえて強制収容所に送り、毒ガスで殺害し、虐殺されたユダヤ人は600万人に上るとされる。多くのユダヤ人がリトアニアに逃げ込み、1940年7月には、日本へのビザを求めて領事館に殺到した。当時の日本は、ドイツと軍事同盟を締結しようとしており、外務省はむやみにビザを発給することを禁じたが、彼は「人道上拒否できない」と応ぜず、離任するまでの約1か月間で2139枚を発給したとの記録が残り、それは今、「命のビザ」と呼ばれる。戦後、彼はソ連に捕らえられ、帰国したのは1947年、外務省に呼び出され、間もなく退職辞令が送られてきて、深く理由を尋ねることなく、外務省を去ったという。 晩年、伸生さんに「ビザを出したことに後悔はない。クビを覚悟した行動だったから、憎む相手もいない」と淡々と話したという。

杉原千畝氏の話は、以前にテレビで紹介されていたこともあり、2010年9月14日リトアニア旅行の際、カウナスまで足を延ばし、杉原記念館(旧領事館事務所)を訪れた。当時ビザを発給したデスクや家具や身の回り品等も保存されていて、感動的であった。その後、映画化もされたので、映画もしっかり見て映画のシーンで当時の様子がフラッシュバックした。リトアニアの後は、ロシアの同盟国ベラルーシまで足を運んだが、ロシアによるウクライナ侵攻というもう一つの悪夢もよみがえってくる。杉原千畝氏の命のビザは、まさに、ユダヤ人の命を救った美談であるが、今のイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘を目の当たりにするとユダヤ人対する思いもちょっと複雑である。

写真は、杉原千畝氏の執務室(2010年)

読売新聞オンライン(3/28): https://www.yomiuri.co.jp/sengo/20250328-OYT1T50109/

リトアニア・ベラルーシ旅行: https://www.youtube.com/watch?v=Bsqv2j0UBNk

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天国から地獄へ

2025年01月28日 20時14分33秒 | ニュース

ここ数年で、脚光を浴びる頂点の天国から地獄に一直線に落ちた人物といえば、大谷選手の通訳であった水原一平氏と今落ちたばかりの中居正広氏であろう。そういえば、14年ほど前に暴力団がらみで天国から地獄落ちた島田紳助氏は、今どうしているのであろうか?仏教の世界では、閻魔様が冥界の王・地獄の王として、人間の死後に善悪を裁き、天国に行ける人と地獄に落ちる人を決めているとされる。死後の世界だけでなく、現世でも、明らかに地獄に落ちる人がいるということであろう。

水原氏の横領事件の時もビックリしたが、売れっ子タレント中居氏の事件はもっと衝撃的で、フジテレビの根幹をゆるがす事件にまで発展し、社会問題になっている。フジテレビの対応のまずさもあるが、CM引き上げでフジに与えた損害額は、何百億円の単位になる恐れがあり、役員もほぼ総退陣、倒産の危機に追い込む可能性もある。フジは、社として関与がないならば、文春や女性セブンそれに中居氏に対し、損害賠償請求すべきであろう。

彼の出演するテレビ番組は一掃されたし、今後テレビに顔を出すこともまずないであろう。可哀そうだが、もはや、その社会的影響の大きさからして地獄から這い上がることは無理だと思われる。松本人志氏も1-2年前に地獄に落ちた一人で、今、何とか這い上がろうと苦戦しているようだが、中居氏の場合は、さらに深いところに落ちているので、もっと厳しいであろう。十数年後、テレビ朝日の「しくじり先生」の講師として、出演することもありうるが、それまでは我々の前に姿をみせることはまずないであろう。たった一人の悪事がこんなに大きな社会問題に発展するというのも変な話である。
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フジテレビのコンプライアンスは疑問符

2025年01月22日 05時15分31秒 | ニュース

中居正広氏の性加害問題はフジテレビの企業体質問題に発展し、超大手のトヨタや日生を含め、スポンサー75社以上がCMをACジャパンの公共CMに差し替える事態となっている。こうなるとフジの企業倒産もあり得ない話ではない気がする。フジ社長の記者会見が閉鎖的で大顰蹙をかったことも大きな影響を与えていると思われる。1年半も前から中居事件のことを知っていたのに、隠蔽し続け、番組を継続していたというから話にならない。テレビでもやっと取り上げつつあるが、ネットではどこも大々的に取り上げられている。個人的にもフジテレビは安倍時代前から体制ベッタリの印象で、従来から一番嫌いな局なので、ほとんど見ない。ただ、CM差し替えが話題になっているので、ここ数日フジテレビのCMだけは見ている。差し替えていない駄目な企業はどこか見るのも面白い。CMが終るとすぐにチャンネルを変えているが、今後もほとんど見ないであろう。

今回の事件でフジテレビの企業体質が暴露されたが、なんと総務省からの天下りも何人かいることがわかった。一番有名な人物は、文春オンラインにも書かれているが、元首相秘書官や内閣広報官を務めた山田真貴子氏である。一月万冊でも詳しく解説してくれている。この人が2024年6月にフジテレビの取締役として、天下っていたことを初めて知った。コンプライアンスが、この人が担当かわからないが、何年か前に、自ら名乗った「飲み会を絶対断わらない女」というフレーズが話題を呼び、テレビにもよく出ていたが、そんな人物が担当役員であったということは皮肉もいいところである。類は友を呼ぶではないが、フジの体質そのものであり、時代錯誤もいいところである。スポンサー離れが続いた場合、倒産も現実味を帯びるが、個人的にはテレビのチャンネルは十分あると思うので、フジは不要である。しかし、政府や総務省と深いパイプを持っているので、前代未聞の不祥事があっても、総務省としても、電波はく奪のような強い措置は取れないものと思われる。政府への切り込み隊長、村上総務大臣のお手並み拝見といったところである。

文書オンライン記事(1/20): https://bunshun.jp/articles/-/76363


毎日新聞(2021 3/6の記事):  https://mainichi.jp/articles/20210305/k00/00m/040/350000c



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阪神・淡路大震災から早30年

2025年01月17日 12時41分41秒 | ニュース

1995年1月17日早朝死者6434人を出す大惨事の阪神・淡路大震災が発生してから早30年が経つというから、時の流れをひしと感じる。当時、関連会社の総務関係の仕事をしていたが、大阪支店と神戸営業所を持っていたので、東京にいながら、震災関連業務に追われていた。スタッフ及び家族の安否確認、店舗の状況確認などをしようにも当初被害の状況がよくわからず、右往左往したものである。大阪地区では、当初、被害者の安否確認や救援作業が本体の社員だけで、関連会社のスタッフは対象となっていないという事態もあったが、皆混乱状況にあったものと思われる。幸いにも、スタッフは全員無事であったが、神戸営業所は、長い間クローズすることになった。

災害から数ヶ月経ってから、神戸を視察する機会があったが、建物が潰れたまま残っている現場を見たりしたので、当時の悲惨な状況が容易に想像できる状況であった。日本は地震大国なので、その後も、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2024年の能登半島地震等大きな地震が頻発している。小さな地震も含めるとすごい数の地震が発生していると思われる。地震が起こるたびに、原子炉の被害状況がレポートされるが、いつもヒヤヒヤ状況である。福島の原発事故の教訓が活かされているとは言えず、国は、原発の再稼働や推進に大きな舵を切っていることが大変気になる。地震大国日本では、原発は大きな爆弾を抱えているのと同じで、エネルギー問題はあっても最終処理場すら決まっていない現実を直視すべきである。また、今回、天皇皇后ご夫妻が神戸を訪問され、追悼式に出席され、感銘を受けたが、出迎えたのが、不正で返り咲いたあの悪名高き斎藤兵庫県知事であったことでがっかりした。早く、失職させるべきであろう。
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日本被団協にノーベル平和賞~自民党・石破政権は窮地?

2024年10月13日 12時55分23秒 | ニュース

10月11日、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞が発表され、世界中から賞賛の声がある一方、自民党・石破政権は、核廃絶に関しの基本的考え方が、ノーベル平和賞によって完全に否定された形になったため、ますます窮地に陥ることが予想される。東京新聞の記事によれば、受賞発表の翌日、東京都内で記者会見を開き、代表委員の田中熙巳さん(92)は、石破茂首相が自民党総裁選で言及した「核共有」に対し、「論外、怒り心頭、間違っていると説得したい」とバッサリ指摘されたことになり、石破政権は今回の総選挙でも大きなダメージを受けることも予想される。

このニュースを見て思い出したのは、2010年に中国の作家で人権活動家である劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したが、中国政府は、政府にとって都合が悪いからか、彼の投獄を不当に続け、中国政府の人権問題が話題になったことである。中国の人権侵害がノーベル平和賞によって世界中にさらけ出された瞬間であるが、今回の被団協へのノーベル平和賞により、いかに今までの政府自民党政権の考え方が間違っているかが、証明されたようなものである。

核兵器の使用は国際人道法違反であるとして、その開発、保有、使用、威嚇を全面的に禁止するという2021年に発効した核兵器禁止条約に対し、日本は批准や署名には反対してきているが、今回間違っていると指摘されたようなものである。日本も中国とあまり変わりない印象を受けるので、日本政府は、今回の平和賞受賞を苦々しく思っているに違いない。ノーベル平和賞を授与したノーベル財団の英断に拍手を送りたい。また、日本政府は、この受賞を重く受け止め、真剣に核廃絶に向けて、取り組んでほしい。それが出来なければ、石破政権も終わりである。これが政権交代のきっかけとなればいいのだが。。。


東京新聞Web(10/12): https://www.tokyo-np.co.jp/article/360095


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キリストの聖地の悲劇

2024年10月02日 14時36分03秒 | ニュース

10月1日、イスラエル軍がレバノンにいるイスラム教シーアは組織ヒズボラ掃討のため、限定的な地上侵攻が開始され、戦争状態に入りつつあるが、今度は、ヒズボラを支援しているイランの革命防衛隊がイスラエルに180発超の弾道ミサイルを発射したという物騒なニュースが流れた。声明によると、攻撃はイスラム主義組織ハマスの最高指導者イスマイル・ハニーヤ氏の殺害(7/31 テヘラン)、ヒズボラの最高指導者のハッサン・ナスララ師の殺害(9/27)、革命防衛隊のアッバス・ニルフルシャン准将の殺害やヒズボラを標的とした地上侵攻などに対する報復とみられ、エルサレムやテルアビブなどの都市も攻撃され、空襲警報が鳴り響き、住民がシェルター等に避難しているという。歴史を見ても、戦争の拡大は、報復の繰り返しで、イスラエル側も、イラン側も歴史から何も学んでいない。ロシアの殺人鬼プーチンもそうだが、愚かな人間が今でも生きていることは残念なことである。ユダヤ人国家イスラエルのネタニヤフ首相とて同類であり、イスラエルという国家自体も相変わらず火種の問題国家であることは残念である。

イスラエルの首都エルサレムは、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地であり、観光地としても大変魅力ある街である。エルサレムを訪れたのは、今から10年前の2014年のことで、イエスが十字架を背負って歩いた「悲しみの道(ヴィア・ドロローサ)」やゴルゴタの丘に立つイエスが処刑された聖墳墓教会(イエスのお墓もある)などイエス・キリストにまつわる史跡やユダヤ教徒の心のふるさとである「嘆きの壁」など見どころ満載の観光地でもあるので、残念な話である。エルサレムからバスに乗ってイエスが生まれたベツレヘムの生誕教会(今はパレスチナ領土)にも足を運ぶことができた。エルサレムの街も空爆を受けたようなので、今や観光どころではないと思われる。世界中に、キリスト教の聖堂や教会等の建物や彫刻や絵画が点在していて、キリスト教文化に触れる機会も多いが、エルサレムに行かずしてキリスト教を語ることなかれと思うほどキリスト教の原点である。今は無理かもしれないが、エルサレムは絶対に訪れるべき街の一つである。

画像は、 「嘆きの壁」

読売新聞オンライン(10/2):https://www.yomiuri.co.jp/world/20241002-OYT1T50029/

イスラエル旅行アルバム(2014年):https://www.youtube.com/watch?v=Q6duzhNfP3w



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イスラエル軍がベイルートを空爆

2024年09月23日 06時24分45秒 | ニュース

イスラエル軍は20日、レバノンの首都・ベイルートを空爆し、親イラン武装組織ヒズボラの司令官を殺害した。また、レバノンの首都ベイルートの建物を空爆し、ヒズボラの司令官ら約10人を殺害したと発表した。これに先立ち、ヒズボラはイスラエルに対し、200発のロケット弾を発射するなど、双方の対立は激しさを増している。また、こうした中、国連の安全保障理事会は、レバノンで発生した通信機器の爆発を巡って緊急会合を開いたようであるが、解決への道は全く見えていない。

イスラエルの行動が正当なのか、イスラエルの軍事行動はプーチンと同じで非難されるべきなのか、我々には全くわからないが、ベイルートの街が攻撃され、多くの子供たちを含む犠牲者が後を絶たない現実を見るに心が痛む。ベイルートは、かっては、地中海に面した「中東の真珠」といわれるほど美しい街で、2006年6月に仕事で訪問したことがある。当時の治安は落ち着いていたが、その後すぐに戦闘に巻き込まれ、今ではとても旅行できるどころではないのが残念である。レバノンでは、仕事の合間を縫って、ベイルートに南方にあるローマの遺跡があるスールという街やバイブルという言葉の発祥の地であるビブロスの遺跡やトリポリにあるセント・ジル要塞やバールベックの世界遺産やアンジャル遺跡を訪ねる機会も得た。貴重な古代遺跡がある国なので、現状の戦禍を見るに心が痛むばかりである。



レバノン旅行アルバム: http://romanflight.web.fc2.com/Travel-Beirut2006.html

 

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