浪漫飛行への誘(いざな)い

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菅政権は国民を舐めきっている

2021年06月26日 08時09分05秒 | イベント

ついに五輪開催まで1ヵ月を切ってしまったが、ここに来て、菅首相の暴論で日本国中に大混乱を引き起こしている。新規感染者数は減るどころか増加傾向にあり、緊急事態宣言解除後の有効な感染症対策は全くないので、五輪に向けて感染爆発は必至の状況にある。そんな中でも、菅首相は、実質的には国民の命や健康を無視して、五輪を強行し、政権維持に奔走しているように見える。

ジャーナリストの白坂和哉氏は、6/23のDAYWATCHで、菅首相は、自分の失敗を認めることになるので、大会期間中に緊急事態宣言を出すことは絶対ないと言い切る。もし万一、緊急事態宣言を出す羽目になったら、引責辞任すべきであるが、絶対責任を取るようなことはしないであろう。開会式は、IOC関係者やスポンサーは、観客ではないので、別枠で、上限は2万人までと勝手に言い出した。一般の観客は再抽選で抑え込む一方、上級国民は全て受入れ、優遇されることになるのは不愉快である。菅首相は、日本国民を舐めきっている。

また、小中学生を動員する学校連携観戦プログラムも問題が大きいという。子供たちに五輪という強烈な印象と刷り込みによって、五輪への好感度を維持し、五輪を推進する原動力になることを狙っているものと思われる。コロナへの感染も心配だが、猛暑の中、熱中症も心配である。 犠牲者が出たら、誰が責任をとるのであろうか?別枠と位置づけ、半ば強制的に小中学生を多数動員することはやめてほしいものである。

また、小沢一郎氏は、菅政権の今のやり方は、戦前の政治の暴走に似てきていると言っている。外出自粛とか飲食店の休業や時短要請とか酒類の提供禁止とかはすべて五輪開催のためだったともいえるという。「五輪=戦争」のために、我々は、自粛という慎ましい暮らしを強制させられてきたともいえる。そのへんのところは、大塚英志氏の「暮しのファシズム」という本にも書かれていることと同じであるという。戦争は新しい生活様式の顔をしてやってきたのである。「新しい生活様式」や「新しい日常」などと日々の暮らしのあり方について、為政者が「新しさ」を求め、社会全体がそれに積極的に従う様がかっての戦時下を彷彿とさせるという。菅政権は、戦前の国家体制を真似ながら、コロナに乗じて我々を統制し、東京五輪を企てているといえる。

白坂和哉DAYWATCH(6/23): https://youtu.be/WsayRYvcFFc

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