浪漫飛行への誘(いざな)い

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文化の日に合わせ文化財一般公開

2023年11月04日 07時58分48秒 | 品川

 

品川区では、毎年文化の日に合わせ、区の文化財の一般公開を行っているが、今年は、3~5日の間で下記の8箇所の文化財が公開されている。

 

① 旧品川警察署品川橋交通待機所 ( 令和5年度国登録有形文化財)

②  品川 神社神輿、板垣退助墓

➂ 寄木神社、鏝絵天鈿女命功積図

④ 長徳寺、紙本着色六道絵

⑤ 文庫の森、旧三井文庫第二書庫 (令和2年度国登録有形文化財)

⑥ 養玉院、木造五智如来坐像

⑦ 伊藤博文墓 伊藤博文公墓所

⑧ 居木神社末社厳島神社(旧松原家屋敷神)

 

②⑥については、いつでも見られるし、➂⑤⑦については、過去に見に行ったことがあるので、今回はスキップし、家の近くにある長徳寺の紙本着色六道絵を見に行ってきた。ついでに、家の近くなので、①、➂についても立寄ってみた。

 旧品川警察署品川橋交通待機所は、今年8月に国登録文化財として指定されたようであるが、この建物は普段、区の「まちなか観光案内所」として、使われており、週に何日か常駐のスタッフがおり、品川宿の観光案内所として活用されている。1931年に警察の派出所として建てられ、1954年頃まで使われていたようである。 寄木神社にある鏝絵天鈿女命功積図は、今までに数回見に行ったことがあるが、石の蔵造りの本殿の2枚の扉に描かれた名工、伊豆の長八の手に依る漆喰鏝(こて)絵で、天の岩戸開きと天孫降臨における天鈿女命の功績をあらわしたもの。本殿の左扉上方には天照皇大神、下方に天鈿女命、右扉には雄々しい猿田彦大神が見事な技法で作られている。普段は見られないので一見の価値はある。

長徳寺は我が家から4-5分のところにある1463年創建の時宗のお寺で、閻魔堂に木造閻魔王坐像が祀られており、閻魔の世界が描かれた「紙本着色六道絵」が掲げられており、地元の人には「南品川のおえんまさま」と呼ばれている。生前悪事を働いた人々が死後の世界で苦しむ様子が、これらの絵に鮮明に描かれており、参詣者に恐怖を視覚的に伝えることで、勧善懲悪の理を説くために使われたようである。六道とは、仏教の教説で、自らの行為の結果として、輪廻転生する六つの世界、地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人道、天道を指すという。1849年に寄進されたようであるが、現存するのは5枚だけである。絵をじっくり見たが、まさに怖い地獄の世界を見ているようで、恐怖心を覚えた。参道入口の旧東海道沿いにある和菓子屋さんには、えんまさんにちなみ、名物のいなりずしを一味唐辛子で味付けした「閻魔いなり」が売られている。

 有名な伊藤博文のお墓もこの文化財一般公開の時しか見られないので、貴重な機会である。今までに、3-4回はお参りに行ったことがある。伊藤博文のお墓の近くにある養玉院の木造五智如来坐像も高さ3mもあり迫力がある。薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来の五つの如来さまが並んで鎮座しているので、見応えがある。何回もお参りしたことがあるが、意外と知られていないスポットで好きである。毎年、文化の日前後に行われる文化財一般公開は楽しみの一つとなっている。

 

画像は、旧警察署の派出所

 

             六道絵の一つ

 

            鏝絵天鈿女命功積図

 

 

 

 

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江戸六地蔵の優しい姿

2023年09月30日 21時25分12秒 | 品川
 
昔の新聞を整理していたら、1997年12月の区報が出てきた。当時、区報でしながわ百景の世界をアクリル画で紹介するという企画があって、絵に因んだ寄稿文を募集していたが、家の近くにある品川寺(ほんせんじ)の江戸六地蔵について応募したところ採用されたものである。
 
中島美弥さんという画家が描いたアクリル画で、実物を見事なタッチで表現している素晴らしい絵が表紙を飾っており、そこに自分が寄せた拙文が掲載されているので、記念として取っておいたものである。
 
家から徒歩2分のところにある品川寺は、この「江戸六地蔵」と「洋行帰りの梵鐘」で有名なお寺である。江戸六地蔵は江戸時代に各街道の江戸への入口6か所に建てられた六地蔵の第1番(東海道)にあたるもので、今は5地蔵のみが現存する。5地蔵のすべてにお参りしたことがあるが、このお地蔵さんは馴染みが深いので一番好きであり、ほぼ毎日尊顔を仰いでいる。
 
当時寄せた寄稿文は以下であった。
 
『旧東海道を歩いていると、大仏と見違えるような大きな地蔵菩薩が目に飛び込んでくる。洋行帰りの梵鐘のあるお寺として有名な品川寺(ほんせんじ)の入口にたたずみ、訪ねる人々を優しい眼差しで迎えてくれる。この坐像は銅造りで3メートル近くもあり、都の指定文化財となっている。1708年に旅人の交通安全を祈願して江戸の入口6か所に建てられた江戸六地蔵の第1番にあたるという。階段を昇って坐像に近づくと全身と石の台座には、当時造立資金を出した人々の名前がびっしりと刻まれているのに気がつく。傍らには推定樹齢六百年というイチョウの古木もあり、四季折々、いつ訪れても心の安らぎと確かな歴史を感じさせてくれる。』とある。
 
今から、26年前の区報と絵と拙文であるが、懐かしい思いである。あれから大分年を重ねてしまったが、江戸六地蔵の慈悲深い優しい姿は相変わらずで、今でも前を通るたびに手を合わせている。
 
江戸六地蔵めぐり: https://youtu.be/ew7jmhCgFPc
 
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4年振りの「しながわ宿場まつり」

2023年09月18日 07時04分31秒 | 品川

9月16日、17日、品川宿にて、4年振り、30回目となる「しながわ宿場まつり」が開催された。江戸時代、東海道一の宿として栄えた品川宿の伝統と文化を若い世代に伝え地域の発展をめざして始まったのが「しながわ宿場まつり」で、宗教色のないビッグイベントである。旧東海道を歩く例年の「おいらん道中」というイベントは、今年は中止となったが、江戸風俗行列は実施され、江戸時代の装束に仮装した人々や品川女子学院の鼓笛パレードが花を添えた。

宿場まつりには、現役時代にちょっとした思い入れがあった。地元のまちづくり協議会に参加していた時、品川宿のすぐ傍に本社を構えた自分の会社に宿場まつりへの協賛について地元を代表してお願いに行ったことがあった。当時は、抽選会をやっていたので、その景品の提供や出店やパレードへの参加等の協力依頼である。品川宿そばに新しく本社を構えたということもあって、ご近所挨拶というか快く協力を得ることができた。会社を宣伝するブースもくれ、パレードに会社のチアリーディングの女性が参加し、チアリーディングのステージショーもやらせてくれた。10年以上協賛関係が継続されたと思うが、残念ながら、諸事情で今は協賛関係がなくなっている。それでも地元と会社の橋渡しに少しでも貢献できたことは、嬉しい思いであった。

4年振りの開催であったが、旧東海道の沿道には沢山の模擬店やフリーマーケットのお店が出て、花の鉢植え(シクラメン)を無料でもらったり、野菜の詰め合わせを100円で買ったり、久しぶりの宿場まつりを楽しむことができた。聖蹟公園(大名の宿泊所跡)には、ステージが設けられ、入れ代わり立ち代わり、いろいろな歌や踊りのショー、曲芸等のイベントが繰り広げられた。その中でしっかりと見たのは、中里亜美さんという地元出身の歌手の歌謡ショーであった。地元出身の歌手ということもあるが、2010年に羽田空港に国際線ターミナルがオープンした時に、テーマソングとして「東京国際エアポート24h(時)」という曲を歌っていた歌手で、その時から応援している。空港シリーズの各空港を歌った楽曲の中でも、羽田空港の国際線を歌った唯一の曲である。最近、ギターのミュージシャンと結婚されたようで、SCARABという名前で二人で歌手活動されているとのことであった。

東京国際エアポート24h(時)中里亜美:https://youtu.be/xN2HWBxEPj0?si=wGODk0FpyaeELhvi



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品川歴史探訪~ねむの木の庭~皇后さまの思い出

2022年12月30日 05時50分32秒 | 品川

区制作の「品川歴史探訪」24篇の内、唯一YouTube上、限定公開となっているのが第1作である「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」である。制作が平成21年なので、皇后さまとは今の上皇后美智子さんのことである。「ねむの木の庭」は、東五反田5丁目にあり、上皇后の生家の正田家の邸宅があったところで、色々な経緯を経て、区が跡地を取得し、2004年に開園したものである。よく通うNTT東関東の病院の裏手にあり、美智子さんに因んで命名された「プリンセスミチコ」というオレンジ色のバラを見によく出かけるところである。バラだけでなく、中央に「ねむの木」が植えられている他、様々な樹木や草花で彩られている素敵な庭園であり、気に入っている。

そんな「ねむの木の庭」を紹介したのが第1回の「品川歴史探訪」である。24篇の内、23篇は、YouTubeで公開されているが、第1篇だけは、一般公開されておらず視聴を諦めていたが、先日ひょんなことで、限定公開のYouTube を探しあてた。再生回数も他に比べて圧倒的に少ないが、なぜ公開されていないのかわからない。皇室からの要請でもあるのであろうか?貴重な映像なので、興味ある方は覗いてみてください。庭は広くないが、綺麗に手入れされているので、一度訪れてみてください。バラを見たければ、年2回、5月上~中旬と10月下旬頃、ねむの木は6月中旬頃が見頃であると思われる。。

 

品川歴史探訪~ねむの木の庭~皇后さまの思い出: https://youtu.be/BB8TK7JxX5k

 

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品川歴史探訪~品川に眠る偉人たち

2022年12月29日 08時02分16秒 | 品川

 

「しながわネットTV」の「品川歴史探訪」は、様々な切り口から区の歴史や史跡を紹介する1回10分程度のシリーズの番組である。全部で24本製作されており、その内23本はYouTubeでも公開されているが、どれも興味深い内容で大変勉強になる。なぜか第1回の「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」だけが限定公開となっている。前にホームラン地蔵のことを紹介したが、役に立ちそうな番組をいくつか紹介していきたい。

まず「品川に眠る偉人たち-幕末・明治編」では、初代総理大臣の伊藤博文、土佐藩主の山内容堂、鉄道の父と称される井上勝、自由民権運動で有名な板垣退助の4人を紹介している。4人のお墓はすべて訪ねたことがある。この番組では紹介されていないが、岩倉具視も紅葉で有名な海晏寺(南品川3丁目)、時代は違うが、たくあんで有名な沢庵和尚、国学者で有名な賀茂真淵、歌手の島倉千代子も井上勝と同じ東海寺大山墓地に眠っている。

YouTube: https://youtu.be/FyKudCjjJIU

 

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ホームラン地蔵~品川歴史探訪

2022年10月28日 06時41分37秒 | 品川

 

品川関連のサイトを見ていたら、「品川歴史探訪」という平成21~27年にケーブルテレビ品川で放映された24篇のYouTubeが公開されていることを知った。地元の歴史探訪ということで大変強い興味を抱いた。第1回は、「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」というタイトルで、最終回は、「江戸時代から愛された品川の桜」でその間に品川の名所・旧跡の歴史にまつわることが詳しく映像で解説されている。まだまだ知らないことも多く、大変勉強になる。

今後、興味のありそうな歴史探訪を取り上げてみたいとも思うが、まず気になったのが「野球少年とホームラン王の約束」である。家から徒歩5分位のところにある海徳寺の「ホームラン地蔵」にまつわる心温まる話で、野球のバットとボールを持ったこの地蔵さんには何回かお参りしたことがあり、その存在も知っていたが、今回の歴史探訪で詳しくそのストーリーを知ることができた。

元巨人の王貞治選手がルーキーだった頃、 子供のためにとサインを母親にお願いされたことから病室を見舞い不治の病の少年と知り合う。その後王さんは度々病院を訪れその少年を励まし続け、 少年も王さんのお見舞いをとても喜んでいたそうである。その少年は昭和37年に13歳で亡くなったが、その年のシーズンを迎えた王さんは天国の少年に届けとばかりに本塁打を量産し、初めてホームラン王のタイトルを獲得したという。

このYouTubeで、王さんが自ら語り、心温まるストーリーを知ることができた。一度ホ-ムラン地蔵にお参りしてみてはいかがでしょうか?

 

品川歴史探訪 「野球少年とホームラン王の約束」: 

https://youtu.be/zHTx4PMiO5c

 

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品川クルーズの体験

2022年10月23日 06時51分10秒 | 品川

 

10月22日、品川区を船で巡ろう!という趣旨の「品川クルーズ」のイベントに参加してみた。出発の40分ほど前に出発の天王洲アイルの乗船場に行ったが、すでに15人位の人が並んでいた。出発時には30人ほど並んだが、運よく皆乗れたようである。京浜運河コースと目黒川コースが設けられ、500円で1日乗り放題とのうたい文句だが、運河コースは3艘の屋形船、目黒川コースは1艘の平船しか運航されないので、運航頻度が少ない上、1艘あたり30人程度しか乗れず、乗り放題とは程遠い状況であったのはちょっと残念である。

京浜運河を船で巡る機会などほとんどないので、初めて天王洲アイルから大井競馬場経由しながわ水族館で折り返し、約1時間で元に戻るというクルーズを楽しむことができた。昼食後、今度は目黒川コースをトライした。桜のお花見の時に一度クルーズ船に乗ったことがあるので、2度目であるが、五反田までの短い距離だけで、全員終点で降ろされてしまった。現地には、折り返しの船を待つ人達がいっぱいいたので、船で戻るには次の船を2時間近く待つ必要があり、やむを得ず路線バスで戻る羽目となった。乗りたい人がたくさんいるのに、たった1艘の船での運航には無理があると感じた。23日の日曜にも開催されるが、天気もいいのでさらに多くの利用者が殺到するものと思われ、大きな混乱が心配される。やはり、もっと多くの船を用意し、運航頻度をあげないとうまく運用できないことは明らかなので、次回は是非改善してほしいものである。

 

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品川寺の江戸六地蔵を毎日お参り

2022年09月13日 16時36分47秒 | 品川

 

我が家から歩いて3分ほどのところに江戸六地蔵の第1番である品川寺(ほんせんじ)の地蔵菩薩坐像があり、買物がてらほとんど毎日その尊顔を拝見させてもらっている。江戸六地蔵とは、1708年から1720年にかけて、江戸市中から広く寄進者を得て、江戸の出入口6箇所に地蔵菩薩坐像を造立したもので、品川寺は、旧東海道の入口で、1708年に一番最初に造立されたものである。像には、寄進者の名前が刻まれている。

6つの内、千葉街道沿いの一番最後の像は現存していないので、品川寺の他に、第2番(奥州街道)、第3番(甲州街道)、第4番(旧中山道)、第5番(水戸街道)という5つの地蔵菩薩が残るだけである。どの坐像も銅製で2.7m前後もあるので、印象深い。5つ全ての地蔵にお参りしたことがあるが、品川寺の地蔵菩薩の顔立ちが一番好きである。雨ざらしになっているので、お顔に汚れも目立つが、穏やかな表情にいつも癒される。ほとんど毎日お目にかかっているが、このあたりが、旧東海道での江戸の入口となる。旧東海道は、江戸時代、参勤交代の行列が見られたところであり、江戸情緒を感じる。

品川寺には、江戸六地蔵の他に、1867年のパリ万博にも出品された価値ある梵鐘が設置されている。渋沢栄一も出かけた万博であったが、その後行方不明となり、1930年にジュネーブで発見され戻ってきた「洋行帰りの梵鐘」として有名である。普段は立ち入れないが、大晦日のみ除夜の鐘として叩くことができる。

 

江戸六地蔵めぐり: https://youtu.be/ew7jmhCgFPc

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品川大河アニメ ハタチの龍馬 with クロフネくん 

2022年08月03日 06時00分14秒 | 品川

 

品川は生まれ故郷ではないが、品川界隈に住み始めて約40年が経ち、自ずと地元への愛着心が根付いている。旧東海道沿いの品川宿に居を構えているが、周辺は神社仏閣も多く、江戸文化の雰囲気を残している。時代を感じながら、どこに行くにも足回りの便がいいので、大変快適な住居環境にある。最寄駅まで徒歩3分、羽田空港にも約20分で行けるし、新幹線発着の品川も家から10分とかからない。観光地としての品川は若干地味だが、品川宿をはじめ、見どころも多い。

先日、しながわ観光協会のホームページを見ていたら、「品川大河アニメ ハタチの龍馬 with クロフネくん」というタイトルのアニメがユーチューブで9作品もあることを発見した。ペリーの黒船の襲来に備え、品川で沿岸警固にあたっていたといわれる幕末の英雄 坂本龍馬……そんな若かりし頃の龍馬をモチーフにしたキャラクター ハタチの龍馬と、未来から来た クロフネくんが出会い、現代の品川にタイムスリップし、品川の観光名所を紹介していくものである。一つ3分前後のショートアニメなのでわかりやすく、わざと面白おかしく作ってあるので、退屈することなく、品川観光の勉強ができる。歴史上の人物をフィーチャーして全部で9作品が公開されている。どこまで本当か疑問な点もあるが、見ていて面白いので。観光に興味があるなら、覗いてみてほしい。9つのアニメを連続して見られるようにユーチューブの設定も行なってみた。

 

アニメの連続視聴: https://www.youtube.com/watch?v=BMdl7BLVbdo&list=PL6p6Jz3Qnb1KyT2Sns87G0jkTzABwwN3M一つ

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ねむの木の花を初めて見てきた

2022年06月19日 16時41分48秒 | 品川

 

19日、五反田にある旧正田邸の跡地に造られた「ねむの木の庭」の中央にある「ねむの木」が花を咲かせているという情報を得て、初めて花を見に行った。今は区の庭園となっており、係員がいつも綺麗に園内を整備しているので、四季折々いろいろな花を楽しむことができる。庭園名は美智子さまが高校生時代に作られた詩「ねむの木の子守歌」に由来するという。今までに、何回も「プリンセスミチコ」というオレンジ色の有名なバラを見にこの庭園に行ったことがあるが、この庭園のシンボルツリーである「ねむの木」の花を見るのは初めてであった。

「ねむの木」の名前の由来は、夕方や曇天など暗くなると葉をたたんで垂れ下がり「眠る」ことに由来する。一日の中で葉が開閉したり、上下に動いたりすることを就眠運動というが、その名のとおり、暗くなると眠る就眠運動と花の美しさからよく詩歌の題材とされている。特に有名なのは芭蕉の「奥の細道」にある名句「象潟や雨に西施がねむの花」である。漢字では「合歓木」と書き、「歓びが合わさるのでめでたい木」という中国名「合歓」に由来するという。

行ってみると、花がいっぱい咲いていたが、地上にも多くの花が散って落ちていた。花を嗅ぐとほのかな匂いが漂っていた。花は次から次へと咲き、1ヵ月位花が咲いているようである。

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