浪漫飛行への誘(いざな)い

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グリーンスローモビリティ実証運行の初便に乗車

2024年10月07日 05時55分01秒 | 品川

10月6日、品川区では、旧東海道と天王洲をつなぐグリーンスローモビリティ(低速電動バス)の実証運行を開始した。2015年のパリ協定に基づき、21世紀後半には温室効果ガス排出の実質ゼロが国際的枠組みが目指されているが、日本では、低炭素社会の実現に向けて、グリーンスローモビリティという時速20㎞未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスを活用しようというものである。国土交通省が主導し、各自治体が実証運行の後、導入しているもので、区による今回の実証運行もその一つである。

ネットで「東品川一丁目」のバス停から第1便が10時始発という情報を得て、8時半過ぎにその界隈に行ったが、係員はおろか誰もいなかったので、すぐ近くにある交番で訊いたところ、全く電動バスの実証運行についての情報を持っていなかった。区のイベントであると思うが、始発バス停にある交番には何の連絡も情報も入っていないことにビックリした。日曜で問い合わせ先もないので、仕方なく、交番から南へ20m位のところにある「東品川一丁目」のバス停で待っていたが、9時半過ぎになっても誰も来ないので、何かおかしいと思っていたところ、交番の警官が来て、電動バスが交番から北へ20m位のところにすでに来ていると教えてくれ、あわててバス停を移動した。要するに、電動バス用に新しいバス停が交番の北側に新設されていて、バス停の名前は全く同じ「東品川一丁目」であった。そのことはすぐ近くにある交番にはまったく情報が提供されておらず、交番では既存のバス停を案内されたのだから、とんでもない話である。

定員は、たった8名なので、乗れないこともありうるとネットで案内されていたので、早めに現場に行ったにもかかわらず、この様である。この実証運行開始のPR不足のおかげか、第1便の乗客は我々を含め5名で、無事乗車することができたが、もし、多くの人が並んでいたら、乗れないこともありえたわけで、区のイベント企画のお粗末さを痛感した。一周すると約40分で、回りの景色を楽しみたいところであるが、何と降りるまでにアンケートに答えてくれたら、JAL提供のノベルティ(ボールペンであった)がもらえるとのことで、車内でアンケートに答える羽目となった。紙のアンケートではなく、スマホによる回答ではかなりの時間を要するもので、企画に疑問を感じた。車中ではゆっくり景色を楽しんだり、車内での観光案内アナウンスを聴いたりできるようにすべきであり、まずは全員に記念のボールペンを渡し、事後にアンケートを提出してほしいとすればいいだけである。短い区間しか乗車しない人はアンケートに答えようもない。

また、座席は木製のベンチのようなもので、極めて座り心地が悪く、お尻が痛くなるほどで、仕切りもないので座っていると動いてしまう。また、電動バスの運行は週4日で、火木土は、旧東海道を走行するが、日曜は、許可が下りないので走行できないと説明していた。曜日によって運行ルートが異なるのでは利用しにくいと感じた。1日の運行は、6便だけなので、頻度が少なく、これまた利用しにくい要素となりそうである。実証運行は、運賃無料だが、実際は、運賃を取る(アンケートに運賃の質問あり)ようなので、1日乗り放題券でもないと利用しにくいと思われる。また、定員がたった8名ということもネックである。混雑時は、バスを待っていても乗れないことも十分あるということであり、ますます利用しにくい。また、対象者が観光客だとすると、旧東海道と天王洲の観光資源をどう結び付け、価値あるものにしていくかがポイントである。旧東海道は歩いて巡らないと意味がなく、火木土は乗り継げるが、日曜は利用しにくいと感じた。実証運行は11月24日まで続き、それを踏まえ、いろいろな問題が改善される可能性もあるが、前途多難という印象を受けた。



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しながわ宿場まつり2024

2024年09月30日 05時16分35秒 | 品川

9月28~29日に、品川宿において、第31回しながわ宿場まつりが開催され、28日には、北品川において、「おいらん道中」が行われた。コロナ禍があったので、5年ぶりの復活である。5人のおいらんや肩貸し、傘持ちなどが華やかな着物をまとい高下駄を旧東海道を練り歩く。吉原流の独特な「外八文字」の歩き方で一歩ずつ進む姿は実に艶やかである。さらに、今年は初の試みとして、神奈川県の湯河原温泉から本物の芸者さんがおいらん役として2人参加していた。史実としては、おいらんは、北の吉原にいた娼妓さんのことで、南の品川にはいなかったようである。幕末には、品川宿に約90軒の遊郭があり、4000人もの娼妓がいたようである。明治になって、公娼制度が廃止され、遊郭は貸座敷と呼ばれるようになったが、明治10年代でも、54軒の貸座敷があったという。

29日には、これも恒例だが、旧東海道において交通安全パレードが行われた。品川警察署一日署長を元日向坂46の潮紗理菜さん(初めて知った)が務めていた。このパレードには、全国レベルの実力を持つ品川女子学院の吹奏楽の女の子が多数参加し色どりを添えているが、品川宿ならではの江戸時代の武士、町人、町娘、岡引、飛脚などに紛争した江戸風俗行列にもなっている。江戸時代は、この旧東海道で参勤交代の行列が行われていたことに思いをはせると感慨深いものがある。我が家からも行列の様子が見られるが、江戸時代の人々が行き交う様子が目に浮かぶ。

しながわ宿場まつりについては、20年程前、現役時代に地元を代表して、品川に本社を構えた自分の会社に協賛を依頼し、景品を提供したり、ブースを設けたり、ステージショウをやったり、お祭りに若干関わっていたので、思い入れが強く残っている。お祭りでは、フリーマーケットやいろいろなイベントも行われており、個人的には家の前で行われていた花の鉢植えの無料配布で何種類かの花もいただいた。


画像は、おいらん道中と江戸風俗行列

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大井町駅周辺エリアの再開発

2024年08月14日 09時56分49秒 | 品川

大井町駅北側周辺は、もともとJR東日本の社宅があったエリアで、一時、大型スポーツ施設やキャッツシアターがあったが、それもすべて取り壊され、大分前から大工事がはじまっている。工事現場横を自転車で通るたびに、何が出来るのか気になっていたが、そのエリアの大規模再開発の概要を紹介しているサイトを見つけた。

品川区では大井町駅周辺地区を、品川区における行政・文化・商業・業務・交通の中枢エリアとして捉えている。そしてさらなる発展のために「大井町駅周辺地区まちづくり構想」を策定している。2024年現在、大井町駅周辺地区まちづくり構想で再開発が大々的に進行しているのが広町エリアである。エリアの西端には、品川区庁舎があるので、広町エリアは、大井町駅周辺地区の再開発における「核」といえる。

 今、工事が進められているのは、JR東日本が事業主体となっているJR東日本開発街区の再開発工事で、2023年より着手し、2025年度末の完成を予定しているという。その開発街区はA-1地区とA-2地区の2つに区画され、それぞれに複合ビルが建設される。A-1には地上26階・地下3階で、高さ約115mのビルが建つ予定。延べ床面積は約250,000m2となり、事務所・店舗・宿泊施設・住居・駐車場などの施設が入る。一方、A-2は地上2階・地下2階の高さ約16mのビルとなる。延べ床面積は約9,100m2で、用途は店舗と駐車場だという。ビルは駅直結となり、デッキなどでつながる利便性の高い施設となる。A-2地区には面積が約4,600m2の広場が設置され、賑わいと憩いの場として地域と連携したイベントの開催なども目指すという。

また、JR東日本が広町エリアの再開発とともに、JR大井町駅東口の駅舎の改良も実施予定であるという。東口駅舎に人工地盤を増設することで、コンコースを拡張。さらに既存施設を改良し、広町エリアの開発街区に直結する「広町改札(仮称)」「北口(仮称)」を新設する。広町改札(仮称)の前には広場が整備され、利便性を高める。またりんかい線からのアクセス通路やJR線のホームも改良し、利便性の向上と混雑の緩和を目指すという。

また、品川区役所も現庁舎と広町地区との間に新庁舎を建設する計画があり、2025年から建設工事に着手し、2027年完成をめざすという。最後まで見届けられるか分からないが、再開発は夢があって楽しみである。

ライフルホームズプレス(2023 6/1):https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_01386/









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京急品川駅の地平化及び北品川駅の高架化

2024年06月17日 18時47分24秒 | 品川

2027年を目途に京急品川駅の地平化及び北品川駅の高架化が計画されており、すでに、工事が開始されている。現在の京急品川駅は、品川駅に乗り入れる各鉄道の中で唯一高架化されている。品川駅では1998年に東西自由通路が完成したが、京急の駅が高架化されているためにその部分で通路が地上へ迂回するレイアウトとなっている。品川駅では、今後リニア中央新幹線や東京メトロ南北線など新たな鉄道路線が開通する計画となっており、駅周辺の更なる発展が見込まれているため、京急品川駅のホームを2面4線に拡張するとともに駅全体を地上へ降ろす計画が立てられた。地上に線路を降ろす区間が必要となるため、駅全体が泉岳寺方面(北)に移動するという。移設後の駅上部には地上9~28階建ての高層ビル4棟(品川駅街区地区)が建設され、また、隣接する国道15号線では歩行者用デッキの整備に加え、地下に東京メトロ南北線の延伸が決定されている。地平化後の京急品川駅や高層ビルはこれらの施設と一体的に整備され、駅西側の高輪地区との連携も強化される。

また、品川駅を出てすぐにある開かずの踏切を解消するため、北品川駅については逆に高架化することになった。高架化後の北品川駅は現在と同じ対向式ホーム2面2線のレイアウトとなるが、高架橋(八ツ山新橋梁)は現在線の真上~やや東に建設される。また、地平となる品川駅との間の40m近くに及ぶ高低差を接続するため、駅自体を新馬場方面(南)に数十m移動されるという。

上記の工事については、何となく知っていたが、ここに来て詳しく解説してくれているレポートやユーチューブを見つけ、かなり概要を理解することができた。すでにJR線を跨ぐ新しい橋梁の架設準備が開始されているが、かなりの難工事のようである。工事の完成まであと3年ほどで、品川駅界隈の再開発の完成は2029年頃のようであるが、リニア中央新幹線の遅れが予想されているので、もっと遅れるかも知れない。京急品川駅はよく利用するし、我が家からも近いので、再開発に大いに期待している。

「未来へのレポート」での紹介: https://mirai-report.com/e/shinagawastation-redevelopment2023_kq

京急品川駅地平化の解説(32分): https://www.youtube.com/watch?v=FsAFjhDKBso

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文化の日に合わせ文化財一般公開

2023年11月04日 07時58分48秒 | 品川

 

品川区では、毎年文化の日に合わせ、区の文化財の一般公開を行っているが、今年は、3~5日の間で下記の8箇所の文化財が公開されている。

 

① 旧品川警察署品川橋交通待機所 ( 令和5年度国登録有形文化財)

②  品川 神社神輿、板垣退助墓

➂ 寄木神社、鏝絵天鈿女命功積図

④ 長徳寺、紙本着色六道絵

⑤ 文庫の森、旧三井文庫第二書庫 (令和2年度国登録有形文化財)

⑥ 養玉院、木造五智如来坐像

⑦ 伊藤博文墓 伊藤博文公墓所

⑧ 居木神社末社厳島神社(旧松原家屋敷神)

 

②⑥については、いつでも見られるし、➂⑤⑦については、過去に見に行ったことがあるので、今回はスキップし、家の近くにある長徳寺の紙本着色六道絵を見に行ってきた。ついでに、家の近くなので、①、➂についても立寄ってみた。

 旧品川警察署品川橋交通待機所は、今年8月に国登録文化財として指定されたようであるが、この建物は普段、区の「まちなか観光案内所」として、使われており、週に何日か常駐のスタッフがおり、品川宿の観光案内所として活用されている。1931年に警察の派出所として建てられ、1954年頃まで使われていたようである。 寄木神社にある鏝絵天鈿女命功積図は、今までに数回見に行ったことがあるが、石の蔵造りの本殿の2枚の扉に描かれた名工、伊豆の長八の手に依る漆喰鏝(こて)絵で、天の岩戸開きと天孫降臨における天鈿女命の功績をあらわしたもの。本殿の左扉上方には天照皇大神、下方に天鈿女命、右扉には雄々しい猿田彦大神が見事な技法で作られている。普段は見られないので一見の価値はある。

長徳寺は我が家から4-5分のところにある1463年創建の時宗のお寺で、閻魔堂に木造閻魔王坐像が祀られており、閻魔の世界が描かれた「紙本着色六道絵」が掲げられており、地元の人には「南品川のおえんまさま」と呼ばれている。生前悪事を働いた人々が死後の世界で苦しむ様子が、これらの絵に鮮明に描かれており、参詣者に恐怖を視覚的に伝えることで、勧善懲悪の理を説くために使われたようである。六道とは、仏教の教説で、自らの行為の結果として、輪廻転生する六つの世界、地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人道、天道を指すという。1849年に寄進されたようであるが、現存するのは5枚だけである。絵をじっくり見たが、まさに怖い地獄の世界を見ているようで、恐怖心を覚えた。参道入口の旧東海道沿いにある和菓子屋さんには、えんまさんにちなみ、名物のいなりずしを一味唐辛子で味付けした「閻魔いなり」が売られている。

 有名な伊藤博文のお墓もこの文化財一般公開の時しか見られないので、貴重な機会である。今までに、3-4回はお参りに行ったことがある。伊藤博文のお墓の近くにある養玉院の木造五智如来坐像も高さ3mもあり迫力がある。薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来の五つの如来さまが並んで鎮座しているので、見応えがある。何回もお参りしたことがあるが、意外と知られていないスポットで好きである。毎年、文化の日前後に行われる文化財一般公開は楽しみの一つとなっている。

 

画像は、旧警察署の派出所

 

             六道絵の一つ

 

            鏝絵天鈿女命功積図

 

 

 

 

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江戸六地蔵の優しい姿

2023年09月30日 21時25分12秒 | 品川
 
昔の新聞を整理していたら、1997年12月の区報が出てきた。当時、区報でしながわ百景の世界をアクリル画で紹介するという企画があって、絵に因んだ寄稿文を募集していたが、家の近くにある品川寺(ほんせんじ)の江戸六地蔵について応募したところ採用されたものである。
 
中島美弥さんという画家が描いたアクリル画で、実物を見事なタッチで表現している素晴らしい絵が表紙を飾っており、そこに自分が寄せた拙文が掲載されているので、記念として取っておいたものである。
 
家から徒歩2分のところにある品川寺は、この「江戸六地蔵」と「洋行帰りの梵鐘」で有名なお寺である。江戸六地蔵は江戸時代に各街道の江戸への入口6か所に建てられた六地蔵の第1番(東海道)にあたるもので、今は5地蔵のみが現存する。5地蔵のすべてにお参りしたことがあるが、このお地蔵さんは馴染みが深いので一番好きであり、ほぼ毎日尊顔を仰いでいる。
 
当時寄せた寄稿文は以下であった。
 
『旧東海道を歩いていると、大仏と見違えるような大きな地蔵菩薩が目に飛び込んでくる。洋行帰りの梵鐘のあるお寺として有名な品川寺(ほんせんじ)の入口にたたずみ、訪ねる人々を優しい眼差しで迎えてくれる。この坐像は銅造りで3メートル近くもあり、都の指定文化財となっている。1708年に旅人の交通安全を祈願して江戸の入口6か所に建てられた江戸六地蔵の第1番にあたるという。階段を昇って坐像に近づくと全身と石の台座には、当時造立資金を出した人々の名前がびっしりと刻まれているのに気がつく。傍らには推定樹齢六百年というイチョウの古木もあり、四季折々、いつ訪れても心の安らぎと確かな歴史を感じさせてくれる。』とある。
 
今から、26年前の区報と絵と拙文であるが、懐かしい思いである。あれから大分年を重ねてしまったが、江戸六地蔵の慈悲深い優しい姿は相変わらずで、今でも前を通るたびに手を合わせている。
 
江戸六地蔵めぐり: https://youtu.be/ew7jmhCgFPc
 
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4年振りの「しながわ宿場まつり」

2023年09月18日 07時04分31秒 | 品川

9月16日、17日、品川宿にて、4年振り、30回目となる「しながわ宿場まつり」が開催された。江戸時代、東海道一の宿として栄えた品川宿の伝統と文化を若い世代に伝え地域の発展をめざして始まったのが「しながわ宿場まつり」で、宗教色のないビッグイベントである。旧東海道を歩く例年の「おいらん道中」というイベントは、今年は中止となったが、江戸風俗行列は実施され、江戸時代の装束に仮装した人々や品川女子学院の鼓笛パレードが花を添えた。

宿場まつりには、現役時代にちょっとした思い入れがあった。地元のまちづくり協議会に参加していた時、品川宿のすぐ傍に本社を構えた自分の会社に宿場まつりへの協賛について地元を代表してお願いに行ったことがあった。当時は、抽選会をやっていたので、その景品の提供や出店やパレードへの参加等の協力依頼である。品川宿そばに新しく本社を構えたということもあって、ご近所挨拶というか快く協力を得ることができた。会社を宣伝するブースもくれ、パレードに会社のチアリーディングの女性が参加し、チアリーディングのステージショーもやらせてくれた。10年以上協賛関係が継続されたと思うが、残念ながら、諸事情で今は協賛関係がなくなっている。それでも地元と会社の橋渡しに少しでも貢献できたことは、嬉しい思いであった。

4年振りの開催であったが、旧東海道の沿道には沢山の模擬店やフリーマーケットのお店が出て、花の鉢植え(シクラメン)を無料でもらったり、野菜の詰め合わせを100円で買ったり、久しぶりの宿場まつりを楽しむことができた。聖蹟公園(大名の宿泊所跡)には、ステージが設けられ、入れ代わり立ち代わり、いろいろな歌や踊りのショー、曲芸等のイベントが繰り広げられた。その中でしっかりと見たのは、中里亜美さんという地元出身の歌手の歌謡ショーであった。地元出身の歌手ということもあるが、2010年に羽田空港に国際線ターミナルがオープンした時に、テーマソングとして「東京国際エアポート24h(時)」という曲を歌っていた歌手で、その時から応援している。空港シリーズの各空港を歌った楽曲の中でも、羽田空港の国際線を歌った唯一の曲である。最近、ギターのミュージシャンと結婚されたようで、SCARABという名前で二人で歌手活動されているとのことであった。

東京国際エアポート24h(時)中里亜美:https://youtu.be/xN2HWBxEPj0?si=wGODk0FpyaeELhvi



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品川歴史探訪~ねむの木の庭~皇后さまの思い出

2022年12月30日 05時50分32秒 | 品川

区制作の「品川歴史探訪」24篇の内、唯一YouTube上、限定公開となっているのが第1作である「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」である。制作が平成21年なので、皇后さまとは今の上皇后美智子さんのことである。「ねむの木の庭」は、東五反田5丁目にあり、上皇后の生家の正田家の邸宅があったところで、色々な経緯を経て、区が跡地を取得し、2004年に開園したものである。よく通うNTT東関東の病院の裏手にあり、美智子さんに因んで命名された「プリンセスミチコ」というオレンジ色のバラを見によく出かけるところである。バラだけでなく、中央に「ねむの木」が植えられている他、様々な樹木や草花で彩られている素敵な庭園であり、気に入っている。

そんな「ねむの木の庭」を紹介したのが第1回の「品川歴史探訪」である。24篇の内、23篇は、YouTubeで公開されているが、第1篇だけは、一般公開されておらず視聴を諦めていたが、先日ひょんなことで、限定公開のYouTube を探しあてた。再生回数も他に比べて圧倒的に少ないが、なぜ公開されていないのかわからない。皇室からの要請でもあるのであろうか?貴重な映像なので、興味ある方は覗いてみてください。庭は広くないが、綺麗に手入れされているので、一度訪れてみてください。バラを見たければ、年2回、5月上~中旬と10月下旬頃、ねむの木は6月中旬頃が見頃であると思われる。。

 

品川歴史探訪~ねむの木の庭~皇后さまの思い出: https://youtu.be/BB8TK7JxX5k

 

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品川歴史探訪~品川に眠る偉人たち

2022年12月29日 08時02分16秒 | 品川

 

「しながわネットTV」の「品川歴史探訪」は、様々な切り口から区の歴史や史跡を紹介する1回10分程度のシリーズの番組である。全部で24本製作されており、その内23本はYouTubeでも公開されているが、どれも興味深い内容で大変勉強になる。なぜか第1回の「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」だけが限定公開となっている。前にホームラン地蔵のことを紹介したが、役に立ちそうな番組をいくつか紹介していきたい。

まず「品川に眠る偉人たち-幕末・明治編」では、初代総理大臣の伊藤博文、土佐藩主の山内容堂、鉄道の父と称される井上勝、自由民権運動で有名な板垣退助の4人を紹介している。4人のお墓はすべて訪ねたことがある。この番組では紹介されていないが、岩倉具視も紅葉で有名な海晏寺(南品川3丁目)、時代は違うが、たくあんで有名な沢庵和尚、国学者で有名な賀茂真淵、歌手の島倉千代子も井上勝と同じ東海寺大山墓地に眠っている。

YouTube: https://youtu.be/FyKudCjjJIU

 

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ホームラン地蔵~品川歴史探訪

2022年10月28日 06時41分37秒 | 品川

 

品川関連のサイトを見ていたら、「品川歴史探訪」という平成21~27年にケーブルテレビ品川で放映された24篇のYouTubeが公開されていることを知った。地元の歴史探訪ということで大変強い興味を抱いた。第1回は、「ねむの木の庭~皇后さまの思い出」というタイトルで、最終回は、「江戸時代から愛された品川の桜」でその間に品川の名所・旧跡の歴史にまつわることが詳しく映像で解説されている。まだまだ知らないことも多く、大変勉強になる。

今後、興味のありそうな歴史探訪を取り上げてみたいとも思うが、まず気になったのが「野球少年とホームラン王の約束」である。家から徒歩5分位のところにある海徳寺の「ホームラン地蔵」にまつわる心温まる話で、野球のバットとボールを持ったこの地蔵さんには何回かお参りしたことがあり、その存在も知っていたが、今回の歴史探訪で詳しくそのストーリーを知ることができた。

元巨人の王貞治選手がルーキーだった頃、 子供のためにとサインを母親にお願いされたことから病室を見舞い不治の病の少年と知り合う。その後王さんは度々病院を訪れその少年を励まし続け、 少年も王さんのお見舞いをとても喜んでいたそうである。その少年は昭和37年に13歳で亡くなったが、その年のシーズンを迎えた王さんは天国の少年に届けとばかりに本塁打を量産し、初めてホームラン王のタイトルを獲得したという。

このYouTubeで、王さんが自ら語り、心温まるストーリーを知ることができた。一度ホ-ムラン地蔵にお参りしてみてはいかがでしょうか?

 

品川歴史探訪 「野球少年とホームラン王の約束」: 

https://youtu.be/zHTx4PMiO5c

 

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