本日(11月24日)、東京にも雪が降り、11月の降雪は54年ぶりで、11月の積雪も統計開始以来初めての出来事だという。まさに紅葉真っ盛りのシーズンとぶつかり、寒さも手伝って紅葉を見に行こうという意欲が削がれた感もあったが、テレビのニュースを見てビックリ。紅葉と雪のコラボレーションを楽しむために、紅葉を見に来ている人を紹介していた。
こんな珍事は54年振りだということは、紅葉と雪が重なる情緒ある風景を見たり、その写真を撮ることができるのはまさに千載一遇のチャンスともいえる。このチャンスを逃してはならないとして寒い中紅葉を見に行った人に敬意を表する。雪だから紅葉狩りには行けないと考えるのは凡人であり、冴えた人はポジティブ思考で行動する。この思考の違いが勝負の分かれ目である。
ここで急に思い出したのは、昔読んだ本の中に、靴をアフリカで販売促進するために、アフリカに出かけたセールスマンの正反対の報告内容である。あるセールスマンは、アフリカの人々は皆裸足で靴を履く習慣がないので、販売展開はむずかしいと報告した。また、あるセールスマンは、アフリカの人々は皆裸足で靴を履いていないので、こんな大きなマーケットはないと報告したという。この思考の違いが勝負の分かれ目である。
個人的には、どうも物事をネガティブに考えがちで、ポジティブ思考に不慣れである。でも、物事をポジティブに考えていく方がいい結果をもたらすに違いない。株が下がったら、がっかりするのではなく、株を買うチャンスと考えたり、円高になっているのだから外貨の購入を考えるとか、病気になっても、もっと思い病気にかかっている人に比べたらまだいい方であると考えたり、保険金がもらえると考えたり、とにかくポジティブ思考が身を助けるものと感じている今日この頃である。