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ウガンダ選手がコロナ感染~ザルの空港検査

2021年06月21日 16時03分27秒 | イベント

五輪に出場するウガンダ選手団9名のうち、1名が空港での抗原検査で陽性となり、さらにPCR検査でも陽性となったため、入国できていない旨の報道があった。他の8人は濃厚接触者の可能性もあるし、抗原検査をすり抜けている可能性もあるのに、待機もさせず即入国させ泉佐野市に直行させたことは大変疑問である。このニュースでよくわかったことは、空港での検査は、未だに正確度が30%程度と言われる抗原検査をやり続けているということである。当初は、PCR検査をやっていたのに、いつからか感度が悪い抗原検査に切り替えてしまったことは、大きな問題である。抗原検査はPCR検査より結果が出るのが早いということで簡素化したようであるが、ザルもいいところである。五輪を迎えようとしているのに、いまだにザルの抗原検査しかやっていないとは驚きであり、恐ろしい話である。これでは、感染している五輪関係者がどんどん入国してくる可能性は否定できない。

感染研ムラの医系技官達は自分達の利権を守るために、PCR検査を保健所(彼らの天下り先)中心に限定し、大きく広げることをやらず、初動体制を間違えた上、時の政権も関心が薄く、放置してきたことが日本の感染対策の最大の失敗である。ここに来て、デルタ株が猛威を奮いつつあるが、ゲノム検査自体も素人の感染研が独り占めし、時間もかかるお粗末な検査体制となっている。日本には、ゲノム検査のプロがたくさんいるのに、未だに活用すらできていない。空港に最新鋭の機器を配備すれば、簡単にゲノム検査ができて、デルタ株かどうかすぐわかるのに、全くやろうとしていない。国民の命より、自分達の利権が優先しているのである。時の政権も無関心のようで、何ら前向きのコロな対策が何一つでてこない。

こんな状態で、オリンピックを迎え、海外から10万人近くの人が入ってくると考えるだけで、思ってもゾッとする。ザルの空港検疫を何とか強化しないととんでもないことになる。無観客と思いきや勝手に1万人まで観客を増やし、さらに開会式は2万人も入れるらしいので、呆れかえる。自分の政権維持のために、国民の命を犠牲にして、五輪を強行しようとする菅政権を何とかしないと日本は地獄にまっしぐらということになりかねない。戦時と同じ状況を呈しているので、暴走を食い止めるべくだれか救世主が現われてほしいものである。


一月万冊(6/20)の考察: https://youtu.be/-tCPmiFmnKA





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