今福島では再生可能エネルギーを推進するために国からの指導により風力、水力、波力、太陽光、地熱発電、調査がされております。フレージェのあるあたりでは地熱と風力が有望の地域になります。
フレージェでは温泉を利用しておりますので地熱発電を行うに当たりまたそこに有望な資源があるかどうかを調べなくてはなりませんまずは1次調査で温泉の成分や温泉の起源を調べておかないと後で問題が出た場合に科学的に証明できないと大変である。
成分表これは温泉場にもよくあるものですが科目が多いのがびっくりです。大まかにいうとカルシュウム、ナトリュウム、塩化物硫酸塩型といえます。電気伝導率も326ms/mでそれなりの温泉成分が入っており、以上の成分表から見ると、人口で、できなものでないのがはっきりと証明できていると思います。
これは流体科調査で何がわかるかというとフレージェの源泉は空から降ってきた雨水が地表にしみこみ、アニオンインディックスの数値が0.70と出ているので源泉の場所が火山の噴気地帯にやや近いと判定でき、温泉としては非常にいい成分が多く入っている温泉と科学的に証明されました。
トリュチュウムも分析しています。これは水の起源がどのくらいかを見る1つの要素になりますがこの検査は通常は100万円ぐらいの費用がかかるので行いませんが今回は国のお仕事なので(お金あるから)したようですが地熱発電で水脈が変わってしまったなどのクレームが出て場合にはこの数値は非常に有効な検査にもなる。
裏磐梯地区には豊富な再生可能エネルギーがあり現在は水力、布引風力発電など東京に電力を今も供給しています。ここで地熱発電ができますと産業ができ雇用や税金の収入が期待でき、温泉と地熱の有効利用の地としてもまた再生可能のエネルギーの地としても内外から視察団体が来ることによる宿泊施設恩恵、地熱発電の修学旅行生の団体の見学などによる観光や研修などの経済効果は計り知れません。
また電力の消費地東京にも猪苗代幹線がすでにあるために電力をすぐに供給できるというメリットがあります。
デメリットは万が一水脈が変わり温泉施設など温泉が枯渇した場合、動植物に影響などありますが、動植物に関しては温泉の宿泊宿が露天風呂を作る方が環境には大きな負担で、人間は自分のいいことしか考えないので、みんながより良い環境になるように考えて協力したり知恵を出したりしたいですね。